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運営者の雑感

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スタジオWeBA(ウィーバ)の運営者が書く、日々感じていることなど。不定期更新。
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2018年10月の記事一覧

#70 筋肉量の維持と柔軟性の維持の違い

お客さんの体の状態を観察して気づくことでもあり、自分の体でも感じることでもあるのですが、筋肉量を維持することと柔軟性を維持するためのトレーニング頻度には違いがあるように思います。 筋肉量を維持する、つまり、筋トレをして筋肉を増やすという目的であればトレーニング頻度は毎日でなくても良いように思う。 たとえば、週1回の筋トレを1ヶ月やったあと、その週間が途切れて1ヶ月経過したときに、筋トレでついた筋肉がゼロになっているか、というと、そういうふうには見えません。 ご飯をしっか

#69 わかりやすさか、読みやすさか、正しさか。

わかりやすい文章や読みやすい(おもしろさ、関心をひく)文章を書きたいなという思いがいつもあります。しかし、実際にやるのは難しい。スキル的にという意味だけでなく心情としても少し難しい部分があります。 このnoteで書いていることは、考えていることや思っていることなので、なるべく読みやすさを目的にして書いています。 しかし、自社サイトで発信する内容は、健康・スポーツ・身体についてが多いので、正しさを優先してしまう気持ちがあります。 たとえば「体力をつけるには運動が効果的」と

#68 コンサルに何を依頼(期待)するか

先日見たテレビ番組(NHKのクローズアップ現代)に、ふと思うことがありました。 放送内容の趣旨は、元会社員がそれまでのキャリアを活かし、地方自治体が運営する企業支援センターのセンター長として就任するという転職事情を紹介しています。センター長のポジションは最高で年収1200万円、契約は1年ごと、だとか。いまこのポジションの応募へ人気が殺到しているそうです。 ざっくり言うと、転職先として地方自治体と契約し、その土地でビジネスを展開する企業や店舗のコンサルをする、ということのよ

#67 方法論にとらわれすぎると動けない

いつもながらなのですが、わたしの場合はどうも ”方法論”を意識しすぎるとあまり行動できない傾向にあります。傾向というか、ほぼいつも動けなくなる。 ここでいう方法論というのは、「〇〇するためには✕✕をしたほうがいい」「〇〇で成功するためには△△を考えるべし」「■■を考えて実行すれば絶対に〇〇になれる、できる」みたいなやつです。結果を出すための方法論。 時間は有限なので、何かに取り組むときには、より効率的に、より成果が出る方法を事前に調べたり、聞いたり、というのが大切なのは分

#66 メンテナンスしないと損する

10年近く使っていたコーヒーメーカーを先日、分解してみました。プロペラで粉砕するミキサータイプのミルがついたコーヒーメーカーです。 購入以来、ほぼ毎朝のように使用していました。 分解といっても全部をキレイに解体したわけではなく、ドライバーで外せる部分を外した程度ではありますが。 分解したきっかけは、コーヒーの味がいつもより薄くなってきたためです。 入れてる豆の量は変わらないのに、なんか・・アメリカンというよりも見た目は透明感のある紅茶レベル(?)だし、コーヒーと認識し

#65 対価とメリットは別もの

以前、サービスの対価について、無償がイヤな理由を書きました。 「無償でやると、自分の強欲さを見る気がしてイヤな気持ちになるので無償や廉価では受けない」ということを書きました。 このとき書いた内容とは別に、ふと思ったことがあったのでメモ代わりに書いておきます。 無償や市場価格からあまりにもかけ離れた廉価な契約関係に均衡性があるかどうかを考えたときに、自分が想定していたお金を受け取れないのは、明らかにつり合わないのではないかな?ということです。 よく、ありがちなのが「対価

#64 好きなことを”辞めない”覚悟

昨日、箱根駅伝の予選会の様子をチラッとテレビで見ました。出かける準備をしている最中だったので、ながら見でしたが。 どの大学の選手かは忘れてしまいましたが、事前のインタビューで『これで結果が出なかったら辞める覚悟でやっています』というようなニュアンスの話をしていました。 あぁ、とても大学生らしい。真剣なんだな~ と、彼の気持ちがとても伝わってきました。 わたしも真剣に何かを取り組むとき、大学生や20代くらいまでだったら、きっとそういうふうに思うタイプだったかもなーと思い

#63 提案前に相手と認識を合わせる

スタジオの運営とは別に、ときどきビジネススキルを教えています。 パワーポイントでの資料作成や、プレゼンテーションの練習についてのスキルです。 提案書を作成するときに大切なポイントとして 「提案書の冒頭で、お互いがそれまでの経緯を認識できる内容(スライド)を入れましょう」 と伝えています。 何度か取引のある顧客先へサービスを提案したり営業した経験のある方なら分かるかと思いますが、意気揚々とチームでがんばって作ったプレゼンで、「え?そもそもウチはそういう部分に課題がある

#62 記憶は当時の気持ちさえ書き換える

先日、こちらのトークイベントに行ってきました。 あそうかも。さんと堀 潤さんのトークライブです。 お二人ともフリーになる前にNHKで働いていて、その当時のお話だったり、番組制作の話や子どもの頃の原体験など、とても楽しく、振り幅の大きいいろいろな話を聞くことができました。とても気づきのある90分間のライブでした。 先日行った、バルミューダの寺尾玄さんのトークライブ同様、基本的にそのままメモっているので、二人から聞いたエピソードを自分のなかで、ときどき振り返って考えてみたり

#推薦図書『広辞苑をつくるひと』

読書の秋ということで、noteのお題企画で推薦図書の記事を募集していたので、今回はわたしが薦める本について書きます。 タイトルにもありますが、わたしがお薦めするのは、三浦しをんさんが書かれた『広辞苑をつくるひと』です。 先月、広辞苑を買いましたという記事を書きましたが、その広辞苑を購入した際に特典としていただいた本です。 お薦めしておいてなんですが、実はこれ、広辞苑を予約したひとに渡される非売品のようなのです。わたしは予約して購入したわけではないのですが、たぶんたまた

#61 講演者の話は要約せずにそのままメモする

前回、寺尾玄さんのトークライブに参加した話を書きました。 こうしたトークライブやイベントで話を聴くとき、わたしは講演者の話は、なるべくそのままメモするようにします。 話し言葉のまま、単語も表現もそのまま、なるべくなら接続詞や助詞までそのとおりにメモする。 手書きだとかなり高度で難しいけれどスマホがあればわりと忠実に再現できます。 以前は、講演者の話を聴いてメモするとき、どちらかというと自分で要約して言葉を置き換えてメモっていたこともありました。 しかし、そのやり方は