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【保存版】実務未経験から開発エンジニアになるための完全ロードマップ

こんにちは。
今回は「実務未経験から開発エンジニアになるための完全ロードマップ」についての記事です。

【この記事を読む事によって得られるメリット】
・エンジニアにどうやったらなれるか何となく流れが分かる。
・エンジニアとして早くスタートし、成長に繋がる。
・多くの人が勘違いしている事が分かる。
・もう失敗しないために転職活動に上手くいっていない方へのアドバイス。

【この記事を書こうと思った理由】
私は2020年3月にテックキャンプというプログラミングスクールを卒業し、転職活動にて最短約2週間で内定を頂く事ができました。
ちょうどコロナの影響もあり、未経験からエンジニアとして採用して下さる企業様も少なくなっていたので私にとって幸運な事でした。
その後、数社内定を頂いて4月に自社サービスの開発とSESをされている企業様に入社する予定でした。
私はエンジニアとしてコーディングやアプリ開発を通して成長できるとすごく楽しみにしていましたが、想定外の事が起きました。
まず、未経験の方は自社サービスの開発担当ではなくSESに配属する事になったのですが、そこでのSES案件前面談で言われた営業担当から言われた事が衝撃的でした。

「実務未経験では企業の実務経験◯年以上という基準に満たないため、プログラミング業務ができる開発の案件は紹介できない。
開発に携わりたいのであればまずはヘルプデスクやカスタマーサポートと言ったIT事務で現場で実務経験を積まなければならない。最低でも実務経験を3年を積めばようやく開発案件に携わる事ができるよ。」


「私はIT事務ではなくエンジニアとしてプログラミングの仕事がしたんです!!」と猛抗議しましたが、その意見が通ることはありませんでした。
3年間下積みをするべきか、また0から転職活動を始めるか迷った結果、私は内定を辞退して後者を選ぶ事になりました。
理由は、未経験の求人が少ないとはいえ初めから自らが望んでいない仕事に携わるのはたださえ辛いのに3年は長ずませんか??
その後、約半年以上自分が納得できる結果が得られずに苦しむ事になるのです。
しかし、そのような状況でも「自分の信念を曲げるくらいなら一生転職先が見つからなくても死んだほうがマシだ」という気持ちがあったからこそ諦めずに転職活動を続け、最後には納得のいく企業様から内定を得る事が出来ました。
この記事を読んで下さった方には私のように苦労はして欲しくないと思っているので、これからただエンジニアになりたいのではなく、本当に自分のスキルを高めて成長していきたいという方に届いたら、私のこの経験も少しは活かされるのかと思います。


【エンジニアになりたい超初心者がすべき行動】
1.パソコンを買う

2.独学で勉強

3.プログラミングスクールに通う

4.ポートフォリオを作る

5.転職or副業or独立

1.パソコンを買う
まずはパソコンを用意しましょう。
出来ればMacbookが良いですがWindowsのPCでもOKです。
もちろんWi-Fiが使えるようにしておいて下さい。
ちなみにスターバックスでは無料Wi-Fiが使用可能です。

2.独学で勉強
いきなり高いお金を払ってスクールに通ったり、参考書を買う必要は全くないです。
今の時代はいくらでも無料で有益な情報が手に入るので、まずは自分で勉強です。
大切なのは「自分が本当にプログラミングをやりたいのかを見極めること」。
まずはProgateやドットインストールを活用して勉強をしてみましょう。


3.プログラミングスクールに通う
独学で勉強出来る人はスルーして頂いて構いません。
しかし、中々自宅で高い集中力を持って何ヶ月も継続して勉強を続ける事は簡単ではありません。
そのため、自らを勉強するような環境に身を置いてしまうのです。
私自身自宅だと全く集中が出来ないので、近所のカフェでよく勉強をしていました。
私が通っていたプログラミングスクールの良いところは「オンライン+オフライン」と「質問し放題」の環境です。
オンラインだと怠けてしまうかもしれませんが、同じプログラミングを勉強している仲間と同じ空間にいる事で集中する事ができます。
また、プログラミング学習はエラー等の分からない所をまずは自分で調べて解決して行くのが普通です。
ですが、調べる事にものすごく時間がかかってしまったり挫折してしまうくらいなら積極的に質問をしましょう。
せっかくお金を払って通うのですから自分が理解できるまで聞くのが大切です。
このようにして私は独学していた時よりも効率的に勉強ができたと実感しました。

4.ポートフォリオを作る
せっかくプログラミングを勉強したので、その力を使ってポートフォリオを作って見ましょう。
初めに作るのは何でも良いと思います。あなたが作りたい物を作りましょう。
私自身は簡単なwebサイトやオリジナルのブログアプリを作成しました。
実際にHerokuというサービスを使って公開もしています。
自社サービスweb系開発企業の経験者の募集枠に応募して、最先端のプログラミング業務をしていきたいという方はハイクオリティの高いポートフォリオ(アプリとして十分な機能&使いやすい、GithubのIssueやプルリクの活用、インフラにAWS使用、CIツールを活用、Dockerを活用等)を求められます。
「私は絶対に自社サービスweb系開発企業にしか入社したくない」という方はぜひ挑戦してみて下さい。
ちなみに私は無理でした。
ものすごくクオリティの高いポートフォリオを作成しなくてもエンジニア転職をする事は可能です。
ポートフォリオがあってもなくても転職活動では実務未経験な事に変わりはないので、自分自身がエンジニアになるためにどれだけ努力してきたかを面接で話せれば問題ありません。
そのエピソードとして、「スクールでただカリキュラムでやっただけ」ではなく自分で一から考えて試行錯誤して作ったという経験が必要なのです。
自分で考えて好きなようにwebサイトやアプリを作るのはただ言われた通り、書いてある通りにやる事よりも非常に楽しいのでやってみて下さい。

5.転職or副業or独立
今回の記事では主に転職について掘り下げて解説をして行きたいと思います。
私が前職でまだ働いていた時に休日を利用してプログラミングスクールの無料相談会に行きました。
そこで転職と独立のコースがありましたので、独立の方の話を聞きました。
私自身ビジネス系のインフルエンサーの話を聞いて非常に期待をしていたのですが、現実は厳しいです。
その理由は「実務未経験の壁」と「仕事をもらうのに人脈が無いといけない」という事でした。
また、副業でクラウドワークスやランサーズで仕事を受注してみるのも良い経験かもしれませんが、長い目で見ると時間単価が合わないのでは無いかと感じました。
それよりも転職して毎月給料を頂きながら毎日プログラミング業務をしていく方が圧倒的に成長できると考えたので、転職の道を選びました。

2020年1月から3月まで私はテックキャンプというプログラミングスクールに通っていましたが、並行して2月下旬から転職活動を始めました。
そして、約1週間後にSESの企業から最初の内定を頂きました。
その後、自社サービス開発兼SESの企業から内定を頂き4月に入社する予定でした。
しかし、そこで記事の冒頭で記載した「実務未経験者はプログラミング業務の仕事を紹介できない」と言われてしまった事により、内定辞退へと繋がっていったのです。
辞退の理由としては「エンジニアとして早く成長したい」という目的を達成する事が難しいからです。
「プログラミング業務をするのに約3年間IT事務の仕事をすればIT業界の経験が積めるからもしかしたら携われるかもしれない。」という曖昧な感じに私は納得できませんでした。
システムの要望に応えて主に設計を担当するのがシステムエンジニア、プログラミングを担当するのがプログラマー、テストを担当するのがテスター、運用保守を担当するのがインフラ、ヘルプデスクやカスタマーサポートを担当するのがIT事務です。
つまり、IT事務をいくら頑張っても自分のプログラミングスキルは全く上がらないのです。

その後転職エージェントを利用して200社以上の書類選考にて応募しましたが、自分が納得いく結果は出せませんでした。
運良く「うちなら開発の仕事を紹介してあげるよ」という企業から内定を頂いた事もありましたが、「実務未経験だから」、「コロナで求人が少ないから」と言い訳され、「君は未経験だからプログラミングをするのは無理だよ。諦めてIT事務の仕事から頑張って経験積んだら?」と言われました。

この頃には最初の転職活動から半年以上経ってしまっていたので、焦りもあり心が折れそうになっていました。
ここで、諦めようと思った時に周りの応援してくれる人から「本当にそれで良いのか?自分が納得できるまでやり切ったら?」と言ってくれました。
以前に岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て」という本にもあるように「自分の信念を曲げるくらいなら死んだほうがマシだ」という言葉を思い出し、もう一度立ち上がる事ができました。

今まで転職エージェントを利用していましたが、エージェントを利用する事で転職先の企業に負担がかかってしまう事に気づきました。
エージェント経由だと会社から多額な報酬をエージェントに払わなければならないため採用コストが高いのです。
ただでさえ未経験なのにこれは受からないと思い、エージェントを利用しない転職のサービスに切り替えて応募しました。
1週間分の新規の求人を必ずすべて確認し、毎週必ず応募していました。
書類選考はかなり通過して面接まで進む事ができました。
そして、最終的にはJavaという言語を使ってプログラミング業務に携われる企業から内定を頂く事ができました。
転職活動だけでほぼ1年使ってしまった感はありますが、自分が納得して行動できた事に喜びを感じています。
今は早くエンジニアとしてバリバリコードを書いていきたいと思っているので、入社日が楽しみで待ちきれません。


【確認事項】
・鵜呑みにするな。まずはググれ。
・エンジニア転職には落とし穴がある事を把握しよう。
・求人で入社後すぐプログラミングができるのは嘘かもしれない。
・99%のSESは悪。1%のSESのみ成長できる。
・何のためにエンジニアになるのか考えよう。
・自分が納得が行くまでやり切る。>期限を決めてやる。
・資格よりもスキルを身につけろ。
・無料スクールはOKだが紹介された求人に応募しないと有料になるかも。
・ポートフォリオは完璧じゃなくてもOK。
・自社web系開発企業じゃなくても大丈夫。
・一つの言語にこだわるな。


【最後に】
今回はエンジニアになる前の私だから書ける記事を書いて見ました。
未経験からのエンジニア転職というのは私が想像していたものよりも大変でした。
しかし、「実務未経験の壁」や「コロナによる求人の減少」を乗り越えて内定を勝ち取る事ができました。
決して私は特別な力はありませんし、技術力もこの記事を見に来て下さった人の方が優れていいるでしょう。
ただ、諦めずに最後までやり抜くという信念と継続力で達成しました。
私のように苦労している人、またはこれから挑戦しようと思っている人がいたら役に立ちたいです。
入社後の方が大変だと思っているので、これからもやり切っていきます。
皆さんも私と一緒にエンジニアとして成長していきませんか?

ここまでお読み頂きありがとうございました!
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プログラミングスクール「TECH CAMP」では無料説明会・無料体験会を行なっていますので気になった方はぜひ!→https://tech-camp.in/briefings
入学希望の方は紹介欄に「b0d390」と入力すると割り引きを受ける事ができます→https://tech-camp.in/proposals/new

プログラミング学習者におすすめの技術書

[Rails編]
現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド

概要
Railsアプリケーションの受託を行なっている、株式会社万葉が監修した解説書です。タスク管理アプリを作りながらスキルを身につけるチュートリアル形式になっています。また、開発現場で必要となる知識にも多く触れられています。
オススメポイント
アプリ開発の現場で必要なスキルについても解説されているため、Railsの基礎を終えてもう一歩詳しく学びたい方に適しています。
・slim(ビューをコンパクトに記述できるGem)・エラーメッセージの表示の仕方・アプリが大きくなるにつれてコードが複雑になりがちなことにどう対処するか・Rspec(コードの正しさをチェックするツール)の使い方あ
など大事なテーマについてわかりやすく解説されています。
[HTML/CSS編]
HTML5/CSS3モダンコーディング

概要
見本サイトを作る中で、作成手順を学ぶチュートリアル形式の書籍です。・スタンダードレイアウト・グリッドレイアウト・シングルページレイアウトこの3つのスタイルのサイトを作成することができるようになります。
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[デザイン編]

『ノンデザイナーズ・デザインブック』 Robin Williams (著)

デザインはセンスでなく、技術です。この本に書かれた技術を使えばデザイナーでなくても、基本を押さえた美しいサイトを作ることができるようになります。

[AI編]
[第2版]Python機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践

分類、回帰問題から深層学習までは幅広く取り扱っている図書です。内容には数学的な理論もかなり多いですが、全ての理論に対して実践であるPythonのコードが付随しているのでコードを書きながら更に深く機械学習を学ぶことができます。

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