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混ぜて、考えて。変化する。サラッと読める未来の本と実戦の記録
ギャップを感じるこの頃
最近、考え方についてギャップを感じる場面がが増えたなと感じています。
それは会社と自分の考え方の違いだったり、地元との違いだったり、色々。
(思い込んでるだけの話もある気はするけど)
中でも特に感じるのが、入っているコミュニティの仲間と話ことと会社の仲間と話すこと。
なので話題があまりに合わないものであれば、話さない話題も多かったり。
(会社の仲間に話さない話題の方が多いです)
コミュニティの仲間との話は比較的広い領域の話。
会社の仲間との話はそれよりももっと身近な話が多くなります。
これは良い悪いではなく、それぞれの考えやスタンスの違いだとは思っています。
それと、受け入れること、咀嚼することの準備があるかも大きいとも。
じゃあ私はどういうスタンスかと言うと、
やはり広い領域の話を取り入れてできる限り抽象化して身近なことと混ぜたいという考え。
混ぜてみて、考える。そして変化する。
人は同じ状態で留まることはないと思うので、それであれば積極的に(自分にとって)異質なものを取り入れていこう、ということです。
誰かの話を聞く効能
異質なものを取り入れるには人に会うのが一番だなと思います。
でもこのご時世。
新しい所に飛び込もうにもオフラインではなかなか難しい部分があるし、初対面でオンラインというのも深いものが生まれなかったりします。
そんな中で面白いなと思ったのが『こんにちは未来』という本。
これはWIRED日本版の元編集長である若林恵さんと文筆家のニューヨーク在住の佐久間裕美子さんがやっているポッドキャストを文字に起こしたものです。
主にアメリカの話を中心にテーマに合わせて3冊刊行されています。
ニュースなどで何となく知っているアメリカの話の実際的な話から、日本にいては知ることのない話題もあって興味深い。
もちろん日本との比較も話題としてされていて、やはり遅れてるよねって話が多いのですが、
それを自分の周りに当てはめてみたりすることで、私の中にあるもやもやが間違いではないんだなと確認できたりしました。
主張を書いたものではなく、テーマに対するディスカッションをされているところもポイントで、読みながら読者側も考える余白が多くあるなと感じました。
こういった自分の領域とは違う人の話を他人話で終わらせずに自分ごとと比較したりするのは面白いです。
書籍ですが会話の書き起こしなので読みやすく、3冊ありますがサラッと読めます。ぜひ3冊セットで読んでみてください。
(私は年始に一気読みしました)
どうやって実現するか
人の話を聞いたり本を読んだりすることでいろんな領域をインプットできるわけですが、それをどう活かすのかが中々難しかったりします。
こうやって文章を書いてみたりいろんな手段があるとは思いますが、なぜそれをするのかというのは結構課題。
そんな時に合わせて読んでみてもらえたら思うのが『グラフィックデザインで世界を変える』です。
これはソーシャルデザインの本で、デザインをいかに社会課題の解決に役立てるかについて書かれたもの。
たくさんのケーススタディがあるのですが、どれも地域の課題を扱っていてなおかつ学生がトライしたものが多いのが特徴です。
もちろんデザインについて書かれているのですが、それよりもそのプロセスと結果、更には当人たちの反省まで入っており、まずはやってみて、そこからアップデートしてみようというマインドにさせてくれます。
『こんにちは未来』を読んで得た気づきや思いを進めてみるために。
デザインの本ですが、ぜひ読んでみてほしいです。
世界を広げること、やってみること
インプットとアウトプットのバランスは難しいなと常々感じています。
私はどちらかと言うとインプット過多になりがち。
ただやはりインプットして変化したら、それをアウトプットすることが更なる変化につながるとも思っています。
そしてインプットにも自分の視点が必要です。
こういう本をこの流れで連続して読めたのは良かったなと思う年初めの読書になりました。
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