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2024年3月の振り返り

We are Buddies の愛梨です。
季節の変わり目で体調を崩されている方も多いのではないでしょうか?私も、花粉症が終わったと思ったら、声が出なくなる系の喉と鼻の風邪をひいてしまい、寝込んでいました。
みなさん、身体に気を付けてお過ごしくださいね。

今月も、振り返っていきます。


We are Buddies が4周年を迎えました

2024年3月9日で4周年を迎えたWe are Buddies。このタイミングに乗っかり、いくつかやってみたことがあるので、共有していきますね。

1)バースデードネーションを実施

周年のタイミングで、バースデードネーションを実施しました。ドネーションのページにて、これから取り組んでいきたいことなども書きました。ぜひ読んでみてください。
いつも応援してくださっているみなさん、本当にありがとうございます。これからも、そのときにちょうどいい距離感で、かかわったり見守ったりしてもらえたら嬉しいです。

2)寄付サポーター交流会を実施

とっても久しぶりなリアルイベントでした。そして、「寄付サポーター交流会」という建付けのイベントは、初めてでした!寄付サポーターのみなさんともかかわりを濃くしていきたいと考えている今日この頃。

この日は、We are Buddies のウェブサイトをデザインしてくださったしなやかデザインさんのオフィスをお借りして、おとなバディの物語をお話してもらいながら、みんなで対話をしました。

しなやかデザインの新卒デザイナーのしょうたさん。最近おとなバディになりまして。
参加の動機やマッチングの感想などをお話してくれました。

イベントレポートはこちら

3)こっそりポッドキャストを始めた

4周年だからというわけではありませんが。始めました。実験的にやっている感じですが、よければ暇つぶしに聴いてみてください。こちら

6エピソードも溜まった~。なぜか、夏名葉ちゃん多め。

私たちコーディネーターは、普段、おとなバディ、こどもバディ、保護者の方とかかわりながら、目撃したものと、社会や世界といったもっと大きなものを、いつも行ったり来たりしながら、問いを膨らませたり、それらをテーマに雑談をしたりしています。

いつも雑談の時間が足りなくなってしまうので、どうせならポッドキャストで配信してみたら、モノ好きな人がきいてくれるかもよ?ということで、ポッドキャストを始めました。今のところは、2人のコーディネーターが、組み合わせは様々で、何かしらのテーマでお話をします。

やってみて思うこと。しゃべるのも聴くのも楽しい。基本的には自己満足ラジオですが、もし感想など伝えてくれる人がいたら、泣いて喜びます。

WABゼミを実施。WABの研究発表!

跡見学園女子大学 大学院 臨床心理学専攻の宮入葵さんから、「修士論文で、We are Buddies を研究したい!」と言ってもらってから、早いもので半年以上の月日が経ちます。おとなバディ10人程度にインタビューをし、それを分析したそう。おとなバディにもたらしているものは?これが「社会で子育て」にどうつながる?など、様々な角度で分析してくれました。

そして、不定期で開催しているWABゼミにて、研究結果を発表してもらいました。この日は、おとなバディの方も多く参加されていましたし、それ以外にも、私にオランダのバディプログラムを教えてくれたオランダ在住のお友達、保護者の方など、いろんな方が参加してくださいました。

私自身も新たな発見がありましたし、おとなバディのみなさんも、問いがさらに膨らんだように思います。

アーカイブもありますが、参加者のみの限定公開としています。もしご興味のある方は連絡ください。

子どもの居場所フェスタ@市原

市原市のウェルシア・コミュニケーションセンター(ウェルコミ)にて、こんなイベントが開催されました。ウェルコミのスタッフにWAB参加者がいたりということもあり、WABとしても企画段階から入らせてもらっていました。

市原担当のあっちゃんがWABの活動紹介をしたり

あっちゃんが言い出しっぺとなり、写真展をやったり

あっちゃんがいるところに子どもたちが集まってくる様子を眺めたり

私としては、しあわせな景色をたくさん見られて、嬉しく感慨深い一日でした。2年前に市原でのWABが始まってから、学校に行かない選択をしている子どもたちを取り巻く環境には様々な変化があったように思います。普段東京にいて少し俯瞰的な視点を持っているからこその気づきが色々あり、こちらのポットキャストで語ったので、よかったら聞いてくださいね。

今月のマッチング

今月も各地域でマッチングがありました◎

東京:2件
群馬:1件
長野:2件

今回は、長野のマッチングの様子をお届け。

Rちゃん(5歳女子)・Nさん(10代女性)

5歳のRちゃんと長野県立大学2年生のNさんのバディズ。このふたりは、出会った初日から公園で鬼ごっこやだるまさんが転んだ、など、ふたりで思いっきり走って元気いっぱい。ついこないだも、公園の遊具でたくさん遊んだようです。

Rちゃん(高1女子)・Mさん(30代女性)

この春から高校生のRちゃんとMさん。Mさんは、ご自身のお子さんがまだ小さいので、高校生になったばかりのRちゃんとの会話がとても新鮮とのこと。Rちゃんも家族以外の人と話したり遊んだりする機会が少ないとのことで、Mさんとの出会いをとても楽しみにしていてくれたようです。ふたりでランチなど、「女子会できるね~」と、今後やりたいことのアイデアがたくさん出ていました!

視察シリーズ

先月に続き、今月もいろいろ視察に行きました。

1)やどかりハウス@上田市(長野)

巷で話題になりすぎているやどかりハウスさん。長野市でWABを始めることになったというのもあるけれど、ずっと行ってみたかった場所。思い切って2泊しました。

こんな場所👇です。

やどかりハウスは、長野県上田市にある劇場やゲストハウスを運営する「犀の角」と生活相談と伴走支援を行っているNPO「場作りネット」が2020年12月からはじめた取り組みで、犀の角のゲストハウスに1泊500円で泊まることができます。年齢・性別問わず誰でも困った時に訪れ、あるいは困りごとがなくても息抜きとして利用できる、そんな雨風しのげる場です。

詳しくはこちらのnote記事をぜひ。

とにかく、すごかった。
何がすごかったかというと…
こちら👇の、やどかりハウスの紅葉(くれは)さんと一緒にやったインスタライブで私がものすごく熱弁しているのを聴いてもらうのが最も伝わるとは思いますので、是非みてください!!

といいながらも、ちょびっとは書いておきますね。

上田市の中でも、やどかりハウスさんたちがうろうろしているのは、歩いて周れるような、「まち」の中でもとってもとっても小さな範囲。その中に、やどかりハウスがかかわるゲストハウスもあるし、上田劇場というミニシアター(学校行ってない子がこの劇場に行くと、出席扱いになるらしいw)もあれば、NPO法人リベルテさんが運営する福祉事業所がいくつもあったり。そしてどの事業所も、最高でした。アート作品がたくさん生まれていました。

作品!!!

このまちには、「DVから逃げてきた」とか、「重い障害をもってます」とか、客観的に結構かなり困ってることがある人もたくさんいるんです。その状況を見て、「かわいそう」と思う人もいるかもしれない。「かかわりたくないな」と思う人もいるかもしれない。

やどかりハウスの人たちを筆頭に、このまちの人たちの「まなざし」は、世の中の<普通>とかとはおそらくかけ離れたもので。

困っている人をみて、「これこそアートだ!」とかゆってる人もいたり、やどかりハウスの人たちも、とことん垣根なくサポートをするスーパー支援者である一方で、真剣な相談なんかも必ずオープンスペースで行う。近所のおじいさんが散歩の休憩をしている横で、DV被害の相談を真剣にしてるんです。普段、支援者になるか自分が困るまで見えてこない景色が、その辺に転がっているんです。「社会課題の民主化」とかなんとか言いながら。

ゲストハウスと併設しているカフェ/劇場。演劇などの公演の時間以外は、舞台の上もカフェスペースになっています。舞台の上で、相談業務をやってたりして。感覚がバグってくる。

支援ってなんだろう?共に生きるってなんだろう?エンパワメントってなんだろう?改めてたくさんの問いをもらった2泊3日でした。全然書き足りてないですが、詳しくはインスタライブを!

2)くすのき荘

くすのき荘は、上池袋にある、みんなのリビング。山田荘というアパートが近くにあり、キッチンとお風呂がない代わりに、すぐ近くにある「くすのき荘」のリビングやシャワーが使える。そしてそのくすのき荘は、山田荘にすんでいるわけではないご近所会員さんたちも使っている。という、そんな場所でした。会員はいくつかプランがあり、オフィス利用のようにしている人もいれば、アトリエとして作品を作る/置く場所にしていたり、コミュニティメンバーのような形のプランもあるようです。詳しくは👇

私の最近の関心ごとは、「同じ屋根の下で一緒に暮らす」以外の方法で、困ったことがあるときにSOSを出し合える状況をつくるには?というもの。WABももちろんそのために1つのやり方です。でも、困りごとの種類によっては、近くにいないと助けられないものもある。だからこそ、「ご近所」というのは、必要不可欠なんだと思います。

ここにいらっしゃる方々の雰囲気を感じながら、すごく良い感じのコミュニティができあがっているんだろうなぁ、と感じました。

こちらの会員の方と一緒に「イベントやりましょう~」
なんていう話もしています。
そんな機会が現実になれば、ぜひみなさんにも遊びに来てもらえると思います!

色々note記事書きました

書いたんです。3月はたくさん書きました。

1)WABのすべてが載っているnote記事

すべて載せました。フルパッケージ!We are Buddies ってなんですか?というのをフルパッケージで理解したい方には、ぜひこのnote記事を送ってあげてください。

2)企業・大学での活動紹介の機会をつくりたい件についてのnote記事

おとなバディを増やすために、身元のわかる方々のいる組織や大学での活動紹介の機会をたくさん作っていきたいと思っています。もしそんな機会つくれるかも、という方がいたら、こちらのnote記事を読んでみてください。そして、info@wearebuddies.netに連絡ください。note記事内のGoogle formでもOKです!

メディア掲載情報

読売新聞(新聞・ウェブ記事)に、取材記事が掲載されました。ウェブ記事は無料で読めます。

さいごに

最後まで読んでくださりありがとうございました。
また来月も楽しみにしていてくださいね。

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We are Buddies って?
子どもと大人がバディとなり、遊んだり話したりしながら、細く長い関係性を築きます。保護者の方だけが子育てを頑張るのではなく、多くの大人が関わり、登場人物みんなが力を抜いて、優しい気持ちになれる社会を目指し立ち上げました。

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