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家づくりについて ②費用のこと

・家づくりにかかる費用
・新築住宅の設計費
・地盤調査費用
・構造計算費用
・長期優良住宅認定費用
・その他にかかる費用
・訪問調査費用
・ご相談

家づくりにかかる費用


まず、家づくりには大きく分けて「設計にかかる費用」と「施工にかかる費用」がかかってきます。

設計にかかる費用
計画からはじまって基本設計、実施設計など、設計図書には、たくさんの枚数の図面があり、これらの情報をまとめて作図していく費用です。
実際の工事が図面通りに進んでいるかなどの設計管理や、クライアントとの打ち合わせする時間や、交通費なども含まれてきます。

・施工にかかる費用
実際の工事は、基礎からはじまって大工さん、屋根屋さん、電気屋さん、設備屋さん、サッシ屋さん、左官屋さん、防水屋さん、塗装屋さん、内装屋さん・・・などなど、それぞれ専門職の方々から成り立っていて、これらが実際の工事費用となります。


新築住宅の設計費


住宅の設計料は主に、基本設計(打ち合わせ〜プラン決定)、実施設計(申請用図面など)、工事監理(施工期間中の確認及び中間申請など)で成り立っています。
建物を実際に作るための施工費は、施工の依頼先である、工務店や施工会社により価格算出が必要となります。
例えばですが、延床面積:25〜30坪(80〜100㎡ )として、総工費 約 2500万〜3000万円前後からが注文住宅の基本設計費用だとしたら、設計費用はその8〜10%前後がおおよその目安となってきます。

※平屋 or 2階建の場合 or 3階建の場合 によっても変わります。
※木造建 or RC建の場合  によっても設計費は変わってきます。
※開発行為許可、農地転用許可が必要な場合は別途費用がかかります。
※道路占有許可、道路使用許可が必要な場合は別途費用がかかります。


地盤調査費用


木造2階建て3階建て、延べ面積に関わらず、住宅を建設しようとする土地は必ず地盤調査が必要となってきます。

調査費用  50,000〜100,000円

また、地盤改良が必要となった場合には、地中に杭を打って強度を支持する施工が必須となってきて、建築費と別途改良工事費がかかってきます。

地盤改良費用  約1,000,000円前後


構造計算費用

木造平家と2階構造の場合、基本的に耐震等級は2グレードを標準的な強度とし、地震や耐風圧に対する建築基準法の規定強度の1.25倍の強度設定とした構造計算を行います。この費用は基本の設計費に含まれます。
3階建て以上の場合は、確認申請の際に構造計算における許容応力度計算を行い、安全性を数値にて確認できる構造の根拠が必要となりますので、これらを満たす構造計算費用が別途かかってきます。

構造計算費用 建築面積や構造意匠によって変動


長期優良住宅認定費用


長期優良住宅認定を取得する場合や、住宅ローン「フラット35s」などで住宅等級や性能を求める施工が必要な場合には、別途費用や、行政登録料がかかってきます。

長期優良住宅認定費用 150,000円〜
行政登録料 50,000円前後


その他にかかる費用


・地鎮祭、上棟式の費用 30,000円〜
・水道局納金 100,000円〜
・カーテン・ブラインドなどの美装品 300,000円〜
・家具代 
・登記費用
・消費税以外の各種税金
・仮住まい、引越代・・・等

訪問調査費用


関東圏内で片道30〜60分圏内くらいですと一律 10,000円となります。
それ以上の時間を要する遠方の場合は約30,000円を訪問費として頂戴いたします。
専門家の立場から、検討中の土地や建物に関しての技術な点、法的なアドバイスなどをさせていただきます。
また、この費用は、実際にご契約になった場合には諸経費として充填させていただいております。
ご契約にならなかった場合は交通費などの実費となりますので御戻しはありません。

ご相談


新築住宅や、マンションのリノベーションや、住宅のリノベーションについても、基本的な流れは同じになります。
(修繕を必要とする設計施工においては、規模や内容によって大きなな価格の開きがでてくることから、まずは現地調査やお打ち合わせをさせていただき、内容を決定していきます)

前段階でのお電話やメールでのご相談は無料で承っております。
また、クライアントさんご本人がアトリエへのご訪問いただける場合は、とくに費用は頂戴しておりません。
地盤と家の耐震性のことや、施工内容のこと、法的な内容、下記のご相談にかかわること、費用のこと、デザインのことなど住宅にかかわることでしたら何でもお気軽にご相談ください。


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