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「技術だけのエンジニアじゃないよ」は「技術ありきを期待してるよ」って話

今年になってから、採用面談をするシーンや、対外的に弊社のエンジニア組織の特徴やウリを述べる機会が増えまして大変ありがたい限りです。

その中でふとした拍子に、「なんか自分の認識とちょっと違うんだよな」と思うところもあり、少し言語化をして綴ってみた次第です。良ければ小目汚し程度にご査収ください。


弊社の「つよつよエンジニア」

弊社でエンジニアをやることのウリは、なんといっても「ビジネスもできるつよつよエンジニア」として活躍してもらうこと、です。

「つよつよ」っていうのが何のことを指しているのかについてですが、自分なりに定義しているポイントはこんな感じです。

  • 「何を作ればいいか」のマーケティングの目線から絡んでこれる

  • 「どうつくればいいか」のカスタマーサクセスの目線から絡んでこれる

  • 「早く、正確に、持続可能につくれる」というエンジニアである

  • 「後輩に背中を見せ、成長を促す」というマネージャー味がある

強いwww。手前味噌でいうのもあれなんですが、これを体現できているからこそ、弊社のエンジニアはどこに出しても恥ずかしくない「つよつよ」だと自負しています。

「ビジネス『が』できる」?「ビジネス『も』できる」?

さて、弊社のエンジニア組織を紹介する・されるにあたって「ビジネスもできるつよつよエンジニア」というフレーズは、表現の仕方に差異があれど頻出なわけですが、一つの誤解を招くことがよくあるようです。

いえらぶさんて、「ビジネス『が』できるつよつよエンジニア」を期待してるんですよね?

ちゃいます。

弊社は、「ビジネス『も』できるつよつよエンジニア」を期待しています。

エンジニアリングのスキルを身に着けてもらうことは、土台であり最低限、当然そこだけ切り取って他社と比較しても遜色なく育ってもらえると自負をしています。

  • 技術的なインプットを推奨します

  • 持続可能な開発となる高度な設計が要求されます

  • 開発コストを下げる新たな技術を求めます

「そのうえで」ビジネスで勝てるサービスを作るために

  • 「業界」を知り

  • 「コミュニケーション」を知り

  • 「組織」を知る

という新たなハードルがあるという話です。「ビジネスを勝たせるエンジニア」は、エンジニアリングも当然できなければなりません

「つよつよ」という高いハードル

当然、これらを20代のうちに身に着けるのは並大抵のことではありません。

「自分、開発に集中する方が向いてると思うんですよね」
そりゃそうですって。

だって機械には明確な回答もあるし、感情的な攻撃性もないので、そもそも「機械を動かすのは難易度が低い」という話です。

自分でも行動原理がわからず不明瞭で、あまつさえ感情に左右されながら攻撃してくる「人間を動かすほうが、圧倒的に難易度が高い」

だから、期待値に応えるのはそれなりに大変です。
「やったことない」「みたことない」から始まり、「正解がない」を繰り返して経験を積むことでしか道筋を立てられない領域ですから。

「プログラミングに集中したい!」という気持ちになることもあります。私だってあります。

「つよつよ」が集まったからこそできる仕事

しかし、挑戦と失敗を繰り返して駆け上がった先にある「強さ」を携えた仲間と、他のチームでは成しえない難易度の高い仕事をするのは本当に面白い。

「設計してくれたのがこの人でよかった」
「あのときで君がクライアントの様子に気づけたから今がある」
「彼が違和感に気づいたから事故らずに済んだ」

ネタみたいだけど「誰一人かけてもうまくいかなかっただろう」そういう仕事をしたい。無理難題を申し伝えている自覚もある(笑)。
それでもなお、言ってみないと、やってみないと始まらないから、いつでも繰り返し述べさせていただいております。

「つよつよエンジニアとして、唯一無二の仕事を一緒にやりたい方」
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