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まぁいいや様がみてる。


 皆さん、こんにちは。まぁいいやの精神で行きたい木賃ふくよし(芸名)です。
 さて。3日間に及んだシンエヴァンゲリオンの感想がようやく終わりまして。ええ。文章量で言えば一週間分に相当します。
 一応、リンクを貼っておきますが、基本的に不満と悪口とネタバレしか書いてないので、読まない方がいいです。

Q


 これだけ書くって、

 どんだけエヴァンゲリオン好きなのよ?

 とお思いかと思いますが、思いの丈を書き殴って、ワタクシは気付けたのです。


 ワタクシは、やっぱり、



 エヴァンゲリオンが好き…


 …じゃないんだな、と。



 面白い要素がない、という訳ではない。むしろ、面白い要素があるからこそ、許せなかったのだ。
 何故ならば、物語として成立していないと感じたからである。

 そう。ワタクシは、幼少の頃から物語が大好きでした。ええ。絵本、漫画、小説、映画、演劇、ミュージカル、アニメ、、、

 要は、ワタクシには「物語とはかくあるべし」という思いが強い。
 エヴァンゲリオンには、それがない
のだ。

 これで、つまらなければ箸にも棒にもかかず、歯牙にもかけず、無視できた事であろう。
 だが、妙に面白いせいで、「物語としての整合性」を求めてしまったのである。だが、それが得られなかった。だからこそ、続編が作られるごとに、それを求めてしまったのである。

 さて。
 皆さんにも一つや二つはこだわりのジャンルがある事だろうと思う。

 こだわりがあるからこそ、つい要らぬ所にまで手を伸ばしてしまったり、些細な事が許せなかったりする。

 そんな事あったりしませんか?

 前者は蒐集癖が顕著であろう。


 別に買わなくていい。特に欲しい訳じゃない。ただ、今までのシリーズを全部持ってるから、買わなきゃ負けた気になるとか、そのエリアにまではあまり面白味を感じていないんだけど、それぐらいは知っておかないと負けた気になるとか、

 よくわからない何か(主に自分)と戦って、つい、手を伸ばしてしまう。

 そんな事あったりしませんか?


 後者は、漫画や映画などで、自分の好きなジャンルが題材になってるから、観てみたはいいけど、

 描写の間違いが
 許しがたい。



 例) 着物が左前。
 例) 拳銃から放たれた弾丸が、薬莢ごと飛んでいる。
 例) 看護学生が注射してる。
 例) 描かれている車種と名前が一致していない。
 例) 宇宙空間で宇宙船が落ちていく。
 例) それ、1発で退場級の反則や。
 例) はんだごてのその部分を持ったら火傷するぞ


 などである。
 ワタクシの場合は格闘技が好きなので、技の名前が間違っているとか、その技はそういう効果ではないとか、何回ダウンしても立ち上がるって、TKOとかレフェリーストップとかドクターストップとかどうなってんの!?ってツッコミたくなる。

 無論、ギャグやパロディとしてやってる場合もあるし、格闘モノって言っても、ドラゴンボールぐらいになると、もはや超絶バトルものだから気にならないし、まあ、そこまで気になるレベルじゃないとか、そこをいちいちリアルに描いてると話が進まないとか、役職をちゃんと分けたら、登場人物が三倍に増えるな、とか、フィクション上では仕方ない描写もある。

 その方向性も、名称ミスから物理法則がおかしい。物語に矛盾がある。登場人物の行動に納得がいかない。車のハンドルの位置が逆、みたいな描画ミスまで、種類は様々だ。

 ワタクシはワインの仕事をしてたので、劇中に出てくる、


 そのワインボトルに、そのワインの色はおかしいだろ。


 みたいなツッコミは枚挙にいとまがない。(おそらく俳優さんは撮影中に飲酒できないので、葡萄ジュースか何かだと言う事情はわかるのだが)

 スタイリストさん曰く、連続したシーンなのに、髪の分け目が右になったり左になったりするとイライラするそうな。

 なるほど。人や職業によって、ポイントは違えども、許せるポイント、許せぬポイントが色々あるようだ。

 基本的に、ギャグ要素を基本とし、ナンセンスで荒唐無稽になるほど、許される傾向が強い。銀魂を読んで歴史ものだと思う奴は少ないだろう。
 逆に自分のこだわりや思い入れが強く、作品がシリアスであればあるほど、引っ掛かりが大きくなる。また、こだわりのポイントを蔑ろにされていると感じやすいようだ。

 簡単な所では、パロディを許せるか否かが試金石になりそうだ。

 世で言うオタクたちが、銃や戦闘機の描写でイライライライラするのは、まさにそう言う事なのだろう。
 わかりやすく言おう。

 彼氏や彼女の名前を間違われたら、イラっと来るだろう?


 そーゆー事だ。

 つまり、「物語」が好きなワタクシは、「物語」のパートを蔑ろにしているエヴァンゲリオンを許せぬと感じた、、、


 とでも言うと (´°Д°)」 思ったか?



 シンエヴァンゲリオンの感想は終わったんだよ。シンエヴァンゲリオンも終わったんだ。ずっとぐちぐち言うほど未練がましい人間ではないのだ、ワタクシは。

 そんなつまらぬ事にいつまでもこだわっているワタクシではない。


 ワタクシが気付いたのは、そんなしょーもない事ではない。そう。


 ワタクシは、なんで自分が、いわゆる萌えアニメが好きじゃないかという真相にたどり着いたからである。


 女である。


 男に都合のいい
 可愛い部分だけを集めた、


 嘘八百しか
 描かれていない存在


 それが萌えキャラなのだ。



 その銃の構造おかしいだろ! とか、その飛行機どうやって飛ぶんだよ! とか、そんな攻撃効くわけないだろ! みたいなのと一緒で、




 そんな女 (´°Д°)」 いる訳ないだろ。




 と思ってしまうのだ。
 そうか。そう言うことか。オタク的に、描写に誤りがある作品が人気だとイラつく。そう。女の描写がことごとく間違ってるのに萌え萌え言われている萌えアニメが嫌いなのは、そーゆー事だったのか。


 なるほど! 理解した!


 スッキリしたので、そーゆーのも「可愛さ余って憎さ百倍」みたいなモン、と思えば、ムキになってる自分が馬鹿馬鹿しくなって、まぁいいや、の精神が芽生えてくるかも知れません。

 そんな訳でワタクシは、萌えアニメ、萌え漫画を許容する方向でいこうと思うのです。





 (´・Д・)」 えっ? エヴァ? そんなのz






 ーーー日記はここで終わっている。


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 なお、この先には日記の続きが書かれているかも知れない。


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