バカスグィル家の猫

　皆さん、こんにちは。断然ネコ派です。木賃もくちんふくよし(芸名)です。
　さあ、早速ですが、お聞きします！

　(´･∀･)」 あなた、

　犬派？　猫派？

　(´･∀･)」 いやー、ワタクシはもう完全にネコ派です。猫かわいいよ猫。
　もう、人間に慣れきって、そこいらで餌をもらいまくり、カリカリなんかにゃ目もくれない、もっと美味いメシ用意しろよ！ って、ふてぶてしい態度のデブ野良猫とか見ると、

　o(ﾟ▽ﾟ)o たまらん♡

　と悶えたくなります。はい。おっさんが悶えてもキモいので悶えませんけど。

　いや、別に犬が嫌いとかそんなのはないんです。犬も可愛いし。大型犬とか好きです。ゴールデンレトリバーとか見てたら、

　夜の街にいる大学生より頭良さそう。

　とか思うんで好きなんですよね。ええ。
　けどホラ、犬って、人間の善悪を見分けるとか言うじゃないですか。そこで行くとワタクシ、

　肚ン中が真っ黒なんで、
　よく犬に吠えられるんスわ。

　( ಠ_ಠ) いや、猫にも警戒されますけどね？

　まあ、どっちも好きだけど、どっちが好きって言われたら、猫派です。
　ガンダムとダグラムのどっちが好きなのよ！？ って問われたら、ダグラムってだけで、ガンダムも大好きですし、ボトムズとダグラムのどっちが好きなのよ！？ って聞かれたらダグラムなだけで、ダグラムとスコープドッグのどっちが好きなのよ！？ って聞かれたらスコープドッグってだけの話です。

　(´･Д･)」 なので、
　ワタクシは猫派。

　(´･Д･)」　、、、。

　(´°Д°)」 って話じゃない。

　【人間は性格として、
　犬派か猫派に分かれる】

　と言うのが、本日の話題である。

　犬好きか猫好きかではない。性格が犬か猫かである。別に、会社や権力の犬だとか、野良猫みたいな奴だとか、そーゆー意味でもない。
　ワタクシは飲食業に30年ほど従事してるが、お客様を見てると、だいたい犬派か猫派に分かれる。
　犬派、猫派と言うとわかりづらいかも知れないので、簡単に説明しよう。

　そのお客様が、
　店員に付くか、
　店に付くか、だ。

　店員さんに付くのが、犬派。店舗に付くのが猫派。
　飲食業が長いと、店にも色んな変化が訪れる。従業員の変化、支店。移転。独立。廃業。

　こーゆー変化があった時、状況にもよるが、だいたい「店員」についていくのが「犬派」で、店についていくのが「猫派」なのである。
　まあ、ここで「犬猫」で分けた意味はあんまりない。この分類に気付いた時に、「ご主人様についていく犬」と「家に住み着く猫」をイメージしただけだ。

　お気に入りの従業員が辞めたから、もう来なくなる人と、関係なく来る人。
　支店を出した際、どっちの店に行くかを、店で選ぶか、人で選ぶか。
　移転して、便利が悪くなっても行く人、便利が良くなっても来ない人。
　気に入らない従業員がいても通い続ける？ 他の店に行く？

　こんな風に考えた時、自分がどちら派の人間なのか、少し分析できるのではないかと思う。
　人で選ぶか、店で選ぶか、必ずしも同じサイドを選び続ける訳ではないだろうから、犬60%猫40%なんてキメラが出来上がるかも知れない。あるいは、ハーフ&ハーフになるかも知れない。
　しかし、これで自分が「人」に惹かれているのか、「環境」に惹かれているのか、という自己分析にはなるのではないだろうか。

　ちなみにワタクシは、どうやら猫派である。
　関係性が強ければ、人について行く傾向はあるものの、単に気に入った飲食店ぐらいであれば「環境」を優先している気がするのだ。

　そう。家の目の前にあった「そこそこ安くて美味しい店」に通っていても、一駅先に移転したら、まず行かない。
　次に同じ場所に出来た店が「以前の店よりレベルが下がった」としても、利便性に負けて通うのである。随分とレベルが下がった場合、その店には行かないかも知れないが、一駅先にまで足を運ぶという訳でもない。

　無論、折があれば行くだろうし、挨拶ぐらいには行くだろう。また、その店より、店主との会話が楽しかったりすると話は大きく変わる。

　そーゆー風に分析すると、ワタクシ自身は「人」を重んじる犬派だと思っていたが、選択はどうやら「環境」に重きを置いている模様。

　(´･Д･)」 どうやら、
　自覚なき猫派である。

　さて。皆さんはどうだっただろう。
　犬派？ それとも猫派ですか？ そして、それは自認通りの派閥にいましたか？

　ちなみに誤解して欲しくないのだが、犬派の方が正しいとか、猫派の方が良いとか、そんな事は考えちゃいない。どっちだっていい。
　犬派がいるから店は継続できるんだし、猫派がいるから新しい店にも客が来るのだ。

　そう言えば書いておくのを忘れていたが、犬派は「誰かと一緒に知らない店に行く」のに対し、猫派は「好奇心で知らない店に入る」という傾向がある。
　まあ、犬派は忠義に厚いので、自分の店に通うから他店に浮気しないのは、当然と言えば当然だろう。誰かに連れて行かれるとかしないと、新しい店に入る理由が薄い。また、知り合いのお気に入りの店の場合は、テリトリー侵害になるため、その店を気に入っても通う確率は低くなる。

　猫派はそーゆーのを、あんまり気にしない。

　あと、何が気に入ったのか、何が気に入らなかったのかわかりにくいし、突然いなくなるのだ。特に自分の事情を話さない猫派に対し、犬派は引越しや転勤について事情を説明する。

　こんな感じだが、どうだろうか。

　お気に入りの従業員が辞めたから、もう来なくなる人と、関係なく来る人。
　支店を出した際、どっちの店に行くかを、店で選ぶか、人で選ぶか。
　移転して、便利が悪くなっても行く人、便利が良くなっても来ない人。
　気に入らない従業員がいても通い続ける？ 他の店に行く？
　知らない店にあんまり行かない？ 気軽に入る？
　自分の事をちゃんと話す？ あんまり話さない？
　犬好き？ 猫好き？

　前者が犬ポイント、後者が猫ポイントで、厳密じゃなくていいのでフィーリングで答えつつ、自分がどっちかと言うと犬派か猫派かを見極めて貰いたい。
　いや、見極めたところで何がどうって訳ではないのですが、自己分析と客観的自己分析が出来るのではないかと思います。

　ちなみに、コレを読んでる大半の人はツイッター経由だと思われますが、ツイッターの特性を見る限り、

　猫派が多いんじゃないかと予測してます。

　しかも、自分を犬派だと思い込んでた猫派が。

　※ この記事はすべて無料で読めますが、投げ銭(¥100)が貰えるなら喜んで尻尾を振ります。
　なお、この先には特に読んでも読まなくても問題ない事しか書かれてません。