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神絵師の降臨


 皆さん、こんにちは。タイトル画像の焼きそば、写真みたいだろ? これ、写真なんだぜ。木賃ふくよし(芸名)です。


 はい。出オチですね。


 さて。ワタクシは映画が好きなのですが、観た映画は1,000本を越えているだろう。しかし、映画を観た本数を述べるのは、あまり好きじゃない。
 ただ単に数字で殴ったり、マウントを取ったりしてるようにしか見えない
からだ。観た本数そのものには意味がなく、そこから得たものの話をしたいからである。

 しかし人と言うのは、こーゆー数字に弱い。
 空手の大会で優勝経験があります、と示さなければ、ネットで「打撃の瞬間の踏み込みが甘いです」なんて言おうものなら、「また、インターネット格闘者が吠えてる」となってしまうのだ。

 これと同様で、しょった言い方をするので自分でも嫌なのですが、ワタクシは、ツイッターでは10,000人のフォロワーがいる。

 これは自慢でも謙遜でもなく、いるという事実の話だ。実際にいるのだから、「いませんよぉ〜」なんて謙遜も出来ない。で。ツイッターのフォロワーと、ファンってのはまるで違うものだと思っている。


 そりゃ、10,000人のファンがいたら自慢に値するとは思うが、フォロワーってのはフォロワーであり、ファンとは別物だと思う。
 例えば、好きな俳優がいて、その人のファンだけど、好きなのは演じている姿で、出ている映画は端から全部観に行くけど、日常ツイートが見たい訳ではない、というファンもいるだろう。
 要するに、ファンだからと言って、ファンクラブに入らなければならない訳じゃないし、ファンクラブに入ってなきゃファンじゃない訳でもない。
 好きなラーメン屋があって、毎週のように通ってるけど、ツイートの内容はつまらないからフォローしない、とか。逆に、店には行ったこともないけど、店主のツイートが面白いからフォローしてる、とか。

 要は、ファンにもフォロワーにも色んな種類があるし、それでいいと思うのだ。
 ただ、SNSのフォロワーってのは人数が可視化されている。
 ここから本当に推し量れることは、フォロワーが10,000人いるって事だけなのだ。
 強いて言うと、フォロー数が少なく、フォロワー数が多い人ってのは「ファンが多い」って可能性が高いだけ。無論、晒されてウォッチ対象になってるケースもあるから、その限りではない。

 で。ワタクシの場合、フォローされたら喜んでフォローを返す方である。てか、いいねとかリツイートとかされたら、嬉しくなってフォローするぐらいだ。
 別にフォロー数が多いからってデメリットが多い訳でもないし、フォロー数が少ないなら少ないで、「スカしてやがる」と思われたり、多いなら多いで「誰にでも媚を売る」と思われたりするので、痛し痒しだ。
 それならまだ、フォローしてくれてる感謝の意味でフォローを返す方がワタクシの性に合っている。それだけの事だ。

 あ。なんか勝手にフォローが外れてたり(なぜか時々発生する)、フォローバックがない人がいたら連絡ください。


 で。ワタクシの場合、リツイートなんかを貰ったりすると、ついついフォローしてしまう。そうすると、フォローされたから、フォローし返すか、、、という風にフォロワーが増える事がある。

 その結果がフォロワー11,000人。
 無論、この中には、奇特にもワタクシのファンだという方はいるかも知れない。
 いるかも知れないが、ぶっちゃけフォロワーから換算するとファンなんて、


 1%程度、

 100人以下だと思っている。


 てか、実際に100人に満たない。何なら0.1%とも言える。
 ツイッターではフォロワー10,000人でも、noteだとフォロワー数は200人以下。リンクを踏んでこのnoteまで読んでる人は、100人以下。月に1度の頻度でも、記事を購入してる人は10人ぐらい。
 毎日やってるネットバーの放送を見てる人は10人程度だ。来店する人は1日平均1人程度。

 noteまで読んでるからファンだとか、放送を見てないからファンじゃないという意味ではない。
 フォロワーの中には、熱狂的なファンから何となく好きってファンもいるかも知れないが、ファンとフォロワーっての別物って事だ。
 特にワタクシの場合は、フォローバックで増えたフォロワーが殆どであり、「ついたファン」ではなく、「つけたフォロワー」の比率が高いのだ。

 しかし、芸能人やら漫画家、イラストレーター、モデラー達、一芸に秀でた人々は違う。

 彼らはその一芸で、ファンが「ついてきた」のだ。「自発的」についたファンなのだ。
 フォロー・フォロワー比率を見ても、つけたファンより、ついたファンが多い事が計り知れる。


 特に絵師。

 イラストや漫画を描く人(特にプロでない方が多い)を「絵師」という呼び方は、正直、あまり好きではないが、便宜上の呼称として「絵師」とさせてもらおう。まあ「特にそれを生業としている訳ではない、ネット上でイラストや漫画、動画などの作品を発表している人」という説明もくどいし、そもそも他人称である感じなので、もう「絵師」でいいや。

 それはもう、無茶苦茶うまい人だらけである。

 なんでこれだけ描けてプロじゃないのだろう? と思うような人たちだらけなのである。ダンサーやモデラーや手品師もいるが、絵師の数は圧倒的に多い。



 ちなみに、昨日、ワタクシも絵を描いてるって話をお届けしたが、

 自分で色々絵は描くし、それを公開はしているものの、



 ワタクシは自分を
 絵師だとは思っていない。


 当然だ。


 タイムラインに流れてくる人様の絵のレベルが高過ぎて、到底無理。恐れ多いとはこの事である。そりゃ、これでも真面目に絵の勉強はしてたし、そういう意味では最低限の自負もある。
 漫画やイラストは下手だと思うが、

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ルビー・ローズ

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クリストファー・ランバート

 写実画なら、ブランクがあろうと、それなりに描けてると信じている。しかし、それでも絵師を名乗るつもりなどさらさらない。
 前述のように絵師ってのは、そもそも称号であり、他人称であり、自ら名乗るべきものでもない気がする。
 プロの方は概ね、イラストレーター、漫画家と名乗ってるし。

 確かに、自称「絵師」の人は少ない。
 大概レベルの高い人でも、「絵を描く人」という自称をよく見掛ける。


 ワタクシの場合、基本的に短文で書くべきネタをツイッター。超短文で書くネタを黒板。長文をnoteと使い分けているだけだ。


 その中で、これはあくまで文ではなく、絵で伝えた方が効果的、と判断したものをイラストや漫画にしているだけなのだ。



 自分が絵師だなどとは烏滸がましいにも程がある。
 そもそも、ネタ的に絵そのものが主軸ではない場合は、トレスもする(放送用の扉絵は半分くらいトレスしてる)し、最悪、コラージュもする。

 それに、描いた絵が見てもらえたら、その方が描いたワタクシにとっても、描かれた絵にとっても幸福であろうというだけである。

 ワタクシなりに描けたよ、失敗したけどまあいいか、てなモンだ。

画像3


 ※ エドワード・ファーロングを描いていたはずが、どんどんと平沢進に似てきて、もう平沢進にしちゃえ!と方向転換したら、ぼっさんみたいになった、とか。
 なお、これは一生懸命描いたあらゆるイラストを越え、最大いいね数を獲得した。


 要するに、絵ではなく「ネタ」を公表しているか、あるいは、あくまで、趣味で描いた絵を「公開してる」だけなのである。




 しかし、しかしだ。



 もしも、


 もしもだ。



 ワタクシが突然、「絵師」を名乗ったら、




 フォロワーが
 1万人もいる
 神絵師になる
 ってことに
 気付いたのだ。




 絶対に (´°Д°)」  名乗らねえ。




 と、心に固く誓いました。


 ※ この記事はすべて無料で読めますが、その絵、嫌いじゃねーよって思ってくれた方は、投げ銭(¥100)をお願いします。
 なお、この先には特に何も書かれていません。

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(´・Д・)」 文字を書いて生きていく事が、子供の頃からの夢でした。 コロナの影響で自分の店を失う事になり、妙な形で、今更になって文字を飯の種の足しにするとは思いませんでしたが、応援よろしくお願いします。