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2020年

2020年、

部活を引退した

学校を卒業した

社会人になった

仕事を辞めた

新しい生活を始めた

高校3年間やり通した演劇と1年関わってこなかった。

私にとって演劇は全てで、演劇こそが私の生きる意味だと思っていた。

高校の時、演劇を見るより舞台に立つ方が好きだった。苦しくて楽しい稽古を乗り越えて、舞台に立つ快感に酔いしれていた。

”好き”だけで乗り越えられた。

優しくて心の広いみんなのお陰で楽しく過ごせた。

部活という括りを抜けて、ただの女子高生になった。友達と遊んで騒いで、あー!青春してる!って感じがして楽しかった。思い出も沢山できた。大切な友達も残った。

卒業して社会人になってからは驚きの連続だった。

私の常識は全く通用せず、なんで?って思ったところで解決できなかった。不安でいっぱいだった。

沢山折られたし何度も自分を見失ったと思う。大好きだった演劇のことさえ忘れていた。

当時はとにかく不安で、私に演劇はできない、なんで生きているんだ、こんな弱い自分は自分じゃないと否定的な言葉ばかり浮かんでいた。

私は逃げた。

少し休んでまた仕事を始めた。

しばらく働いて、少しづつ周りが見えるようになって気がついたことがある。

それは、働き続けることの大変さだ。

そんなの当たり前だろ!!と言う人も多いと思うけど、あえて書かせて欲しい。

人間は人生のほとんどを働いて過ごす。

生きるために働く。

もちろん好きを仕事にしてる人もいるけど、ほとんどの人はそうではない。

どんな職場でも、何年も何十年もその場で働き続けた人がいる。

同じルーティーンで、同じことを繰り返す。

働いて、お金をいただく。

高校生の時、「なんで風邪ひいて具合悪いのにみんな働くんだろう。だから本当に具合の悪い人が休めなくなって効率も下がるのに。」と思っていた。

でも違う。働くのだ。人は。

もちろん、風邪をひいて具合が悪いと休むべきだと思うけどね?

責任感という言葉がある。

責任をもって行動をすると正義だと思っている人がほとんどなのです。

”大人”はいつも、周りを見ている。

周りを見て、気を配って、ピシッと姿勢を正してる。

そんな大人たちをかっこいいと思ったのだ

どんな日もちゃんと気持ちをリセットして仕事場にやってくる先輩たちがすごくかっこよかった。

まだまだ働いてる期間も短い。
でも少しだけ、前向きに、ちゃんと生きたいと思えた1年でした。

好きだけに頼らず、なぜ好きなのか、好きを諦めないために何をしなければいけないのか。

幸せと、感謝と、進化。

2020年、働いた”大人”達への感謝

私の背中を押してくれた皆さんの優しさに感謝

少しづつ演劇の世界へ進む為に努力を続けたい。

何年か後にこの選択をして良かったと笑えるように精進します!!

そして、得体の知れないウイルスに侵食された2020年にサラバ!と叫んでやりましょう。

ありがとう2020年!じゃあな!!!

では皆さん、良いお年を〜!!m(*_ _)m

(写真は今年最後に飲んだスタバである。大切な友人との大切な思い出です。ありがとね。)

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