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リアル鉄骨渡り

一週間だけ解体作業員として働いたことがある。
そこで体育館の屋根の解体をしたことがあるのだがそれでリアル鉄骨渡りをした経験がある。
某漫画のとは違って屋根の鉄骨なので斜めに組み込まれている鉄骨をよじ登る形ではあるが。
その経験のせいか今日夢で鉄骨渡りをした。

意外とバランスはかんたんに取れる。
むしろ鉄骨に乗るまでが難しい。
カイジのあれと違って組んである鉄骨に乗るので斜めになっている上鉄骨に下から乗らねばならないのだ。腕力だけでよじ登り鉄骨を跨ぎ上に乗らねばならない。

ここまで読んで何故この話を?と思った方は多いだろうが夢ではある場所に辿り着く為に鉄骨をよじ登り進んでいったのだ。目的地は夢なので覚えてはいないが確かに確固たる決意と目的意識を持って進んでいた。どうやらわたしにとって鉄骨渡りは目的に向かうモチーフになってしまったようだ。

不安定な足場とよじ登るというガッツのいる行動、「どうにもならない今日だけど平坦な道じゃきっとつまらない、君と生きてく明日だから這い上がるぐらいで丁度いい」という好きな歌の歌詞通りハンディを抱えた上で生きていくわたしには合っている。ただの道では無く無茶な道を歩くのが楽しくて仕方がない。落ちたときのことは落ちてから考えれば良い、というより這い上がるという時点で既に落ちているので今更である。

どん底から這い上がる楽しさは体験した者しか分からない。しかしもちろん推奨できるものでも無いのでこうして何を感じたか、何を考えるかをこれからも書いていこうと思う。

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