世界のトップは身につけている1分で相手の心をつかめ　阪井裕樹　著

【要約】「人生はプレゼンテーション！」と説く著者が、その手法として「1分間自分史」と銘打ったエレベーターピッチ用トークの作り方を紹介する。

【この本を読み、アウトプットすることで得られること】「1分間自分史」は「イケてる自己紹介」を作るための大きな武器になります。質のいい自己紹介はおおむねこのパターンを踏襲している。これは断言できます。本著では「1分間自分史」をさらにパワーアップさせる手法として「ノート3冊分の自分史」を作ることを推奨していますが、そこまで必要があるかというと、少し疑問(笑)。人生に迷いがある方や、就活中、転職活動中の方といった、自分と向き合う時間が生じる方ならアリかもしれません。私はやりません(笑)

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「刺さる自己紹介の台本を作ることができる」

個人的に、本著で得られるのはこの一点だけです。本著ではそのテンプレを紹介していますが、私なりにアレンジしたものを紹介します。

私は、〇年までに「（制限がないとしたら実現したい未来）」を実現したいと思っています。

そのために今は「上記を実現するためにやっていること」に取り組んでおり、X年後には「（上記の未来の現実化をうかがわせる成果）」になりたいと思っています。

今でこそ大きなことを言っていますが、以前の私は「（ダメダメなエピソード）」でした。

それでも、△年前に「（変わるきっかけ）」があり、「（挫折のエピソード）」を皆さんの力を借りながら乗り越えることができまして、その経験を糧に今は「（自分が熱中して取り組んでいること）」に取り組んでおり、とても楽しく生きています。何卒宜しくお願いします！

おそらく１分で話せるはずです。かぎかっこを膨らませれば3分にも5分にもできるでしょう。

新年度が近づき、自己紹介をする機会も増えると思います（コロナウイルスの影響で何とも言えませんが．．．）。上記のテンプレを活用して、「刺さる自己紹介」を成功させてください！