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大人の読書感想文:だから僕たちは、組織を変えていける

いつものように読書感想文です。内容にはあんまり書かないので、いつもの通り、要約が知りたい人は、本の要約サイト、flierを参照してくださいね。

まぁ、ここで要約されている本は、よんで損はないと思うので、気になった本は是非とも購入してね♪(回しもんじゃありません)


あ、なんかこの本の公式サイトも出ていましたね。こちらではイベント等の告知や、実際のワークブックなんかの紹介もあるのでご参照ください。


のっけからなんですけど、この手の「組織本」とか「経営本」って、あくまで考え方であって、そのままで役に立たないと思うですよね~。

「そりゃ言い過ぎでしょ!」という人もいるかもしれませんけど、私が実際に見聞きし、実行してきた身としては、「知識」が重要なのではなく、「実行」が一番大変だし、一番効果があるし、一番やりがいがあると思うんですよね~。

なので、一所懸命知識を入れるよりも、ほんのちょっとでも行動し始める。これが重要なんだと思います。

なので、経営学のエライ先生が書いた本をありがたく読んだり、授業を聞くことがキモなんじゃなく、その本を読んで行動したり、授業を聞いた内容を関係者とディスカッションする「能動性」が一番必要なアクションだと感じてます。


そして、ビジネスが「個」で完結すればよいのですが、決してそうではなく、ビジネスという文脈なら、「提供する側」と「提供される側」が絶対にあるわけだし、大きなビジネスになれば、その周りには幾重にもルートがあるし、関与者もいる。だから、「組織を如何に効率的に動かすか?」という、この手の本はずっと読まれているのでしょう。

そういう私も組織に悩み、組織を運営していく一人だったりします。

この「組織」っていうのが小難しく、個人の集合体であるにも関わらず、その個人が集まって何かをやろうとすると「組織」という名詞が付いちゃって、まるで、その「組織」なんてものが人格を持っちゃったり、コントロールができるような認識をしちゃう。

挙句の果てには、物事がうまくいかない責任を組織に擦り付けたり、個人が疲れちゃう原因が組織だったりと、目に見えないし、実態がないにも関わらず、過大評価されたりしちゃってるんですよね。

それは例えれば、「宇宙」みたいなもの。星が空間に存在しているが、その間にある宇宙空間は真空状態で何もない存在なのに「宇宙」という括りに入れちゃって、本来は星の挙動のあつまりなのに、まるで宇宙の法則のようにいわれちゃう。

ちょっと、たとえ話が適切ではなかったかもしれませんが、なんにせよ、「組織」は便宜上、人類が定義したもので、本来見続けなきゃいけないのは「個々人」なんじゃないか?と思うのです。

なので、「組織を変える」というのは、言い換えれば「個人の関係性を変える」と言っても良いのではないか?というのが私の意見です。

そして、この「個人の関係性を変える」という文脈において、過去の研究者たちが色々と実験をしたり、検証をした結果がこういった本に書いてあるけど、そもそも「個人」はバックグラウンドは違うし、ましては欧米系の研究が日本国民で同じ結果が出るとは限らない。

だからこそ、我々、組織の中の人で、「何かを変えたい」というパッションを持つ人は、本を読みつつも、それを神格化せずに、絶えず自分の頭で考えつつ、実際のアクションを起こし続ける。これしかないのではないか?というのが私の経験から得たものです。

まぁ、これも、私の経験でしかないので、組織によって異なるし、個人の得意・不得意もあるので、変わってくることでしょう。


ただね、「組織を変えたい!」と思う人には是非知ってほしいのは、いくらあなたが目的語を「組織」と考えたって、行きつく先は「個人を変えたい!」に行きつきます。そんなあなたに言葉のプレゼント。

人は変わりたくない、のではない、変えられたくないのだ

そう、人の心を変えるなんて、相当なエゴでなんです。でも、あなたの思う明るい未来のためにはみんなが変わった方がよい!と本気で思っていますよね?

そしたら、私も同士です。たぶん、この活動には、ものすんごい時間がかかることでしょう。なので、短時間で腐る事なく、時間をかけてやっていきましょう!
(え?そこまで情熱が沸く組織じゃないって、そしたら是非転職を、、、www)


まずは、変えたい人も、変わりたくない人も、まずはコチラの本を読んで、自分の立ち位置を再確認するのがよろしいのでは無いでしょうか?


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