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家族4人、0LDK住んでみた #10

前回のお話はコチラ

前回は風通しの設計コンセプトについて書きましたが、今回は生活導線とレイアウトについて書いていきますね。

通常、建売住宅だと、洗面所って脱衣所とセットになっている事が多いですよね?でも、私は前からあれが不思議でならないんですよ。例えばお客様がやってきたときに、外からきて手洗いうがいとかしたいじゃない?でも、人様のうちの脱衣所に行かなきゃいけないし、下手すりゃ下着とか洗濯機の中に放り込んであったりする。。。なんか気まずいですよね。

なので、うちの場合は、洗面所を玄関入ってすぐの場所に設置、これによってお客様だけでなく、家庭中で「家に帰ってきたら、すぐに手洗いうがい」が習慣づくようになりました。これはホントにコロナ禍になる前に習慣づいて良かったな~と思ってます。

分かりにくいけど、左が玄関に通じる引き戸です。


あともう一つの導線といえば、お風呂場、脱衣所、ウォークインクローゼットの関係性。

うちの場合は、この関係を一直線に配置し、裸でいる部分を極力最小化することに成功しました。

分かりにくいけどお風呂場から撮影、脱衣所の隣に家族全員のウォークインクローゼット
風呂・脱衣所・ウォークインクローゼットの位置関係

こうすることで、着替えも何もかも、この一連の場所で行うので、娘二人を抱える父親であっても、ここは裸、ここは着衣、というゾーン分けができています。

で、お風呂に入る時間などの生活時間がズレているので、このレイアウトでも子供たちも奥さんも、我が家の場合は苦情が出ていませんね。

ただ、このウォークインクローゼットの大きさ、家族四人で使うにしては小さいんじゃないの?とお思いの方もいることでしょう。これは実は「わざと小さく」しています。

なぜならば、場所が小さいと、結構「あ、これまだ着られるかも、、、」とストックしておく洋服って多くないですか?あれって思った以上に場所をとっているんですよね~。

我が家の場合は、タイ生活で「ほぼ一年中Tシャツ&短パン」という状態に慣れきってしまったので、あまり着るものにこだわりがありません。

なので、わざとクローゼットを小さくし、ものを増やさずに限られた空間で生活することで「シンプル」を持続するようにしています。(しまう場所がなければ購入を諦めますしね~)

そんな「シンプル」に生活しないとならない0LDKですが、次回は原田流のシンプルな生活とは?について書いてみたいと思います。


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