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大人の読書感想文:うちの職場がムリすぎる。

さあ、いつもの沢渡節が楽しめる新刊がやってきましたよ!
結構煽っているタイトルのようだけど、中身を見ると絶望感ではなく希望が沸々と湧いて出てくる。そんないつもの読後が爽やかになる清涼飲料水的な書籍です。

いつもの通り、読書感想文なので本の中身には触れません。あくまでの原田所感、ということでお楽しみください。

そんでもって、「この本、良さそう!」と思ったらamazonでポチるか、書店でお買い求めください。著者がきっと喜びます♪


正直いうと、コロナ前って、こういう思いがあったとしても言語化できないし、他社の状況なんて調べる術もなかったと思うんです。

でも、今やオンラインでの情報収取もできるし、リモートワークやテキストコミュニケーション、オープンな組織体制など、色んな情報がコロナをきっかけに多く開示されるようになってきた気がします。

もちろん、コロナ前も情報はたくさん溢れていたのですが、それを主体的に拾いにいく人は、まだ極少数と言ってもよかったでしょう。

それが、今や「え?うちの会社は出社にもどすの?」とか「Teams導入したのに社内正式文書はメールでしか認めないってどういうこと?」とか「日報は所定のexcel書式に入力して、印刷して上長回覧必要なの?」とか、自社の当たり前が見直されてきたような気がします。

それはまさに沢渡さんのような人がずっと「それってオカしくない?」と言い続けていた甲斐だと思うんです。

だから、今度は我々読者が「それっておかしくない?」という発言をfacebookやtwitterなどのSNSで呟き続けることが重要なんじゃないかな〜と思うんですよね。

この本にも書いてある「半径5mから変えていく」ですが、これは何も社内に限ったことじゃないと思うんです。プライベートでも発信はできますし、友人知人を巻き込むこともできるハズです。

なので、どうぞこの本を読んだ方は「ま、そうは言ってもうちの会社は変わんねーしなー」なんて不貞腐れるのではなく、自分自身が望む職場に変えるために努力をしましょう!
もし、職場を変えるだけの情熱が向けられないのであれば、自分にあった職場に転職をしましょう!

「デモデモダッテ」と、愚痴を吐き散らすくらいなら、もっと人類をアップデートするために動きませんか?


あ、でもね。勘違いしないで欲しいのですが、私は決して「日本全国の企業がフラットになるべし」なんて思っていないです。

ヒエラルキー型の職場があってもいいし、紙文化が根付いていて、それを変えたくない、なんて会社があったっていいじゃないですか〜

ただ、私もそうですが、「そんな職場が嫌だ!」という人はそんな職場にいなきゃいいだけのこと。でも、そういうのが好きな人は集まって企業運営すればいい。

個人の考え方が色々あるように、会社の考え方が色々あっても良いと思うんです。

なので、「流行りだから」とか「世間一般ではこうだから」ではなく、自分にとってどういう会社が過ごしやすいのか、どういう仲間達と一緒に働くことが幸せと感じるのか?を自分で考えて欲しいのです。

私が考える人生を無駄にするキーワードは「思考停止」と「従属的思考」です。せっかくの自分の人生なのだから、自分のオールは自分で掴みたいものですよね。

おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるなってなもんですよ。(あれ?どこかで聞いたような歌詞だぞwww)


今、色んな思いで会社の風土改革に努めている方がいらっしゃることでしょう。特にDX、DXと騒がれて、主担当になった人は色々と勉強を重ねていくうちに「あれ?DXって、デジタル云々よりも考え方のシフトじゃん!これってイチ担当でできることじゃなく、社員全員が変わらないとダメじゃん、、、」って、その業務がムリゲーと思えて意気消沈している人もいることでしょう。

そう、改革者っていつも最初は孤独なんです。でも大丈夫、会社の外には同じような苦労をしている人がたくさんいます。

なので、自分自身で悩むことなく、この本を読みながら一歩一歩変えていきましょう。もし、心細くなったら私個人宛にDMでもください。あなたの悩みを聞くことくらいはできますよ。

そして、色々苦労しても、努力しても、手を変え品を変えても、全然変わらないようであれば、是非とも転職してください。

上にも書いた通り、全ての企業が一緒の感覚でいる必要はないんです。昭和感覚の企業は昭和感覚でいた方が幸せかもしれません。

そう、あなたの転職がきっかけで、他の若手が辞めやすくなるかもしれません。一つ一つの行動が他者へのきっかけになるかもしれません。

決して転職をネガティブなものに捉えてほしくないんです。会社の事業フェーズや、考え方、ビジネスの方針などで時代とともに必要な人材は異なるハズです。

なので、ある程度まで頑張って「合わないな」と思ったら、みんな転職しようぜ!(あ、頑張って変わった例もあるので、そういう話題はいくらでも話すことが出来ますので、講演のオファーくださいww)

ビバ!人材流動性!
自分の人生、自分が主体性をもって行動&決断しよう!


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