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家族4人、0LDK住んでみた #12

前回のお話はコチラ

前回までは、自分の家の0LDKまでのストーリーや、その作り方なんてものを書いていました。

これからは、「なんで一般的な間取りに住まないか?」というところに注力して書いていきたいと思います。

まず、なんで3LDKのような一般的な間取りにしなかったか?というと結構打算的な考えだったりします。つまり「将来マンションを売ることができるのか?」という事も考えていたりします。

実際に今の墨田区に住み続けるか?というえば、できる限り住み続きたいが、将来なんて読めないし、どこに住むかはわからない。そうなると、将来のプランBとして、販売できることを考慮に入れた方がよいかな?と考えたんです。

で、販売を考えた時、どんな人が買うか?という観点は重要。そうなると、「将来、マンションを買ってくれる人は、どんな家族構成か?」を調べる必要があります。

この大前提として、我が家のような夫婦+二人の子供、という総務省が考えるようなモデルケースは、実は標準ではなく、じつは今や単身世帯の方が増加しているんですよね。


あとは、マンションを買ってくれる世帯の年収も重要。なぜならば、マンションなんて、いうほど安い買い物ではない。一生に一度買うか、買わないか、を考えるような投資です。

でも、世帯年収を考えると、なかなかマンションを購入できるほどの収入があるか?というと、実はそれほど多くない、という現実が見えてきちゃいました。つまり、購入できる世帯数は限られるし、それほどの収入がある人も少ない。しかも、今後もローンを支払い続けられるような安定した収入を得られ続ける人も少ない。。。

なんか、ここまで書いておいてなんですが、マンションを購入しても売れる気配を感じなくなりました。苦笑。


まぁ、実際には収入の何倍ものローンを組んで購入しちゃう人が後を絶たないんですよね。(私もその一人ではありますが、、、)この辺りは次回にネタを残しておくとして、私が考えた将来のマンション売却先として考えたのはどこか?それは「事業用」です。


事業用とは何か?というと、オフィス利用や、賃貸用です。つまり、「何に使われるか分からない」です。家庭用としてマンションの利用用途を限定するのではなく、早い話「どーにでもなる間取り」という事です。

と、いう事で、私としては結構俗物的思考で0LDKと発想を得て、それで、将来販売しやすい形にした。というストーリーでした。

次回は、自分が考える「なんで不動産業界は新築の類似間取りを売りたがるか?」を書き留めていきたいと思います。



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