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家族4人、0LDK住んでみた #03

前回のお話はコチラ

Q3:どうして0LDK?

前回までのお話で、すべての建材を撤去して、いわゆるスケルトンリフォームの状態になった話まではしました。でも、なんで0LDKになったのか?

その前には、家族4人で住むにはどんな間取りが良いか?をさんざん検討しました。不動産屋とリフォーム屋さんには呆れられました。通常はココまで顧客で検討している人はいないって、、、(笑)

こんな感じで元の図面を元に検討

基本スタンスとしては、できるだけリビングは大きく、そして水回りは集中させるという考え方。

実はマンションのリフォームの場合、なんでも自由にレイアウトが変えられるわけではなく、どうしても変更できないものがあります。それが「水回り」

特に排水管はどうしても位置が決まっているため、トイレ、風呂、洗濯機、洗面所、流し台の順番に場所変更が難しいんです。でも、そこは腐っても排水技術者のワタクシ。配管の勾配を計算し、できるだけ一か所に集中し、間取りをあれやこれやと10パターンくらい作って、家族のみんなでどれがいい?なんて聞いてました。

そんな中、長女(当時小学5年生)が「なんか、これだったら部屋なんてなくても良いんじゃない?」と一言。

そこで「ハッ」と気が付き、あれ?そもそも部屋ってなんで区切らなきゃいけないんだろう?もしかして、大きいワンルームでも生活空間をうまく分ければ生活できるんじゃね?ととりあえず、図面を書いてみた。

各リフォーム会社に見積とるための図面まで作成

これが書いてみたら結構あたり!なんかこれでも生活できるし、タイ生活で「日本っぽくなくて良い」と家族全員思ってた、憧れの広いリビングも手に入れることができました。

ただ、今は一人部屋なんて欲しくない、と言っている小学5年生と2年生も、年頃になれば「やっぱり自分の部屋が欲しい!」なんて言ってくるはず。。。

なので、狭いながらも「自分の居場所」を作れるような間取りの工夫をしてみました。

次回は、そんな狭いマンションでも自分の居場所を作る「部屋は横だけでなく、縦にも使う」というテクニックについて書いてみたいと思います。



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