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夢に喰われる夢

今朝は、これまで見た中でも最も恐ろしい夢を見ました。

必死に叫んでいるのに声が全く出ていないのか、誰にも何も届かない夢を度々見てきたのですが、今朝の夢は、それに加えて五感も変でした。

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どうやら、私は恐らく精神病棟に入院していて、自分の部屋を出て、街を散歩しているところからはじまる。

ふと気づくと私は公園にいて、目の前には頭が紅く、顔がない人型の何かが、3人がかりで呪文を唱えながら斧を振り下ろしてくる。

どう考えても私は殺されそうになっているが、周りの人は何も見えていないように通り過ぎる。
叫んで助けを求めても、誰にも声は届いていない。

とにかく逃げなくては、と病棟の自分の部屋に戻ろうとする。しかし、目に見えているものと現実(と言っても、夢の中です)が一致していない。

地図を見ても全く内容が分からず、帰り方がわからない。

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次に気がつくと、病院の入り口にいた。

23号室が自分の部屋だということは認識していたので帰ろうとする。が、やはり視覚がおかしい。

地図を見ても内容が理解できず、フロアの構造もなぜか複雑で、階段が見つからない。
23号室というからには2階にあると推測できても、階段がないので戻りようがない。

途方に暮れていると、通りがかった婦人に自分の病室も2階で、これから戻るところだが、こんなところで何をしているのかと声をかけられる。

と、いままで壁だと思っていた目前が階段だったことに気づく。なんとか病室に着くと、今度は異常な寒気と幻聴に襲われる。
幻聴は、他人の声が変換されて聴こえているようだ。ぼくの周りで喋るのをやめてくれ。。。

近くにあった毛布で身体を覆って、ただ怯えて時間が過ぎるのを待つ。

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と、ここで目が覚めました。
夢の内容自体が、現実が悪夢に侵蝕され、溶け合っているようで、これは夢であると分かっていても、恐ろしい現実感を持っていました。

なんだったんだろう…。二度と見たくない。

実際になったことはないので下手なことは言えませんが、統合失調症とやらになったら、あの夢のようになるのかも知れません。

起きてもしばらく放心してしまっていたのですが、何となく味わったことのある感覚だなと考えていました。
酔い潰れて、深夜に寒空で目が覚めたとき。
あんな感じだった気がします。

半分起きていて、半分寝ているような。

気が狂ってしまうとは、現実と夢がしっちゃかめっちゃかになっている状態なのかも知れませんね。そういう意味では、寝ぼけている人は狂人と言えるのかも。

昨日は節電のこともあって早めに寝て、睡眠時間はいつもより多いはずなのに、普段より疲れた感じです。ががーん。

本日は以上です。読んでくださり、ありがとうございました。

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