見出し画像

物珍しさは毒状態である

ごきげんよう。わらわです。

前回の投稿から、1週間以上空いてしまいましたね。。
長らく続いていた早朝覚醒が無くなったかと思えば、今度は眠りすぎてしまうように。
ちょうどよい眠りが、もうよくわかりません。笑

1. コートを買った

今日は、コートを買った。

一応、少し薄いガウンも含めると3着は持っていたが、好みが変わった…というか可愛いのを着たいことに気づいたので、コートも変えたかったのですね。

去年までの私は、“普通に“男の身なりをしていて、可愛い服はいままで全く着てこなかった。
なので、着た時のイメージが湧きづらい。加えて、試着もちょっとはばかられる。

そのため、買ってみたはいいけど、やっぱりこれは着られないな…と、お蔵入りさせてしまっている服もちょこちょこある。

そうやって学んでいくものだと思うので、そのこと自体はいい。

が、当然のことながらコートは高い。
一撃のダメージがでかいンだわ。

かと言って、あからさまに安物を着るのもちょっとなぁ…と、先延ばしにしていたところに。

今年はこれで売り切るか、てな感じで、そこそこいいお値段のコートがお安くなっていたので、今日とうとう購入に踏み切れた。

と、ここまでは前振りです。長いンだわ。

2. 彼女さんにですか?

コートを買うことは決めて、どの色にするかで悩んでいたら、店員さんに話しかけられた。

「彼女さんにですか?」

まぁ、そう思うわな…という気持ちと、めっちゃ値引きされてるのをプレゼントに選ぶほど、ワイはケチではないぞwという気持ちと。

「いえ、自分で着ます」

「あ、そうなんですね〜 メンズでもこの辺はかっこよく着れますよ〜」

レディースも取り入れちゃうおしゃれボーイ気取りだと思われたんだろう。

しかし、残念ながら、可愛いからこのコート選んでたのよね…。

そう言えば、その方向で話を進めてくれただろう。店員さんには、何の落ち度もない。

可愛くなりたいんですよね〜と言うことが、間が悪くなりそうで嫌だった。
今回しか話さないであろう人に、話の腰を折ってまで伝えることではないなと思った。

が、なんとなく心にしこりは残る。
この感覚、どこかで味わったことあるな。

…苗字だ。

3. 毒のように蝕む

私の苗字は、割と珍しい。
初見では読めない可能性があるし、音だけで文字が浮かぶことはまずないだろう。それどころか、聞き間違われることすらある。
面倒だから訂正しないことも多いが。

私は、不便極まりないこの苗字が心底嫌いだ。
結婚はあまり考えていないが、はっきり言って婿入りしてでも捨ててしまいたい。
そのくらい、嫌いな苗字である。

説明する手間と、説明せずに流した場合の悪影響をいちいち天秤にかけないといけない。

その程度がそんなにストレスか?と思われるかもしれない。
たしかに、文字と読みを言うだけだから、大した手間ではない。一回一回は。

しかし、相手が変わるたびに何回も何十回も何百回も、同じ説明をしなければならないと考えると、ストレスが多少なりとも伝わるだろうか?

服の好みの件も、これと同じだなと感じた。
価値基準が普通から外れていると、理解してもらうために一度説明を挟まなければならない。

これらの問題で質の悪いのは、相手には落ち度がないことである。
珍しい苗字は説明されないと分からないし、店員さんの接客は丁寧だった。

愚痴っぽくなってしまっているが、何度も書くように、相手を責めるつもりは全くない。

今回は言わない選択をしたが、勝手に決まっていた苗字と違って、服の好みは自分で決めた、自分の気持ちである。
今度はスマートな伝え方を探してみよう。

本日は以上です。読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?