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この愛

ちょっと前に出たテイラー・スウィフトの1989(Taylor's Version)はすごーーーくいいですよね。とくに"This Love"がいい。この曲はテイラーの代表曲だと勝手に思ってます(もちろん、テイラーと聞いたときにそれぞれの心に想い浮かぶ曲が代表曲)。あと、森を抜ける歌ときつねの歌も好き。手を握ってさえいて大丈夫だからとテイラーに言われたら(きつねの歌)、本当に大丈夫な気持ちになる。というかなった。



This Loveでは、一度は埋めてしまった愛が決して消えてはおらず(おそらくは形を変えて)心に戻ってきたことが歌われていると勝手に思っているのですが、自分の心にこれだけ響く理由がよくわからなくて、そのことをここ1か月ほど折に触れて考えていました。


なぜだろう?


多くの人が思い描いているであろう「愛」は、多分、自分には理解できないはずです。あまりにも自然で長い間気付かなかったレベルで深く欠落している。今だからわかるけれど、過去、それが原因でいろいろなことを言われたこともある。

考えたあげく、それでもやはり(おそらくは形の違う)愛がどこか心の中にあって、それが共鳴するのだろうという結論になりました。というか、とりあえずそういうことにしておこう。やっぱりよくわからないんだけれど。


それでも考えているうちにこれは正しいんじゃないのかと思えたことはあって、愛は普遍的で、どんな人の中にも消えない跡("bloodstain"になるほど強いときもある←cardigan)を残しており、その人の思考や行動に無意識に影響するのだろうということ、そして、This Loveで歌われているように、愛は暖かく、ときに熱く、闇の中でも光り続けるということで、欠落していないなにかがあるのはどうやら確かなようです。


しかし、テイラーの曲の魅力と素晴らしさはそのメロディだけではなくて歌詞にある、というのは本当にそのとおりですよね。

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