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ちょっと不思議な「夢」の話

夢に見た物語や出来事って不思議と印象に残っていたりします。それは、怖かったり、面白かったり、自分の都合の良いようにできていたり。現実じゃないのに現実みたいで、でも起きていることは現実ではありえないから、印象に残るのかもしれません。

夢日記というものがありますが、今日はそんな感じの内容です。自分は結構夢を見る方で、というか多分起きた時、どんな夢を見たのかを覚えている方なんですけど、とても印象に残っている夢が1つあるんです。

何もない白い空間に、大きな壁掛け時計が、地面に置いてある。その上を、自分が針と同じ方向に延々と歩いている。

というこれだけの内容。なんかめっちゃ夢っぽいというか「THE・夢」みたいな夢なんですけど、なぜこの夢を自分が覚えているのかというと、それは、

この夢を何十回も見ているから。
しかも、ある条件の時に決まって見る夢だから。

なんです。信じがたい話ではあると思うんですけど、これがマジなんですよね。で、そのある条件っていうのが

熱が出た時。風邪をひいた時。の治りかけの日の夜。

です(笑)。人生で何度も、この条件の時にさっき書いた内容の夢を見ました。全く同じ夢を見るんです。幼稚園ぐらいの時の記憶とかあんまり無いんですけど、この夢を見ていたという事だけは覚えています。起きた時に、「またみた!」ってなるんですよね。これってなんか理由があるんですかね、医学的にどうとか、精神的にどうとか。

で、熱の治りかけの時に必ず見るこの夢を、絵にしてみようと思ったんです。なんかかっこよくないですか。何度も見る頭の中で描いているものを、現実でも描いてみるって。文章じゃ多分読んでる人もどんな感じかわかりづらいと思うので、絵を見てもらった方が早いです。

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高校一年生か二年生の時に絵の具で描いた絵です。書いた内容とは少し違って、なんか色々それっぽく盛って描いていますが、イメージはこんな感じ。完全にダリの絵のパクリ感は否めないですが、許してください。アーティストになりたかった頃なんです。

夢

もう一枚描きました。これは大学一年の時に、「夢」っていうお題を出されて書きました。これもなんか色々盛りまくってますが、かなり気に入っています。この絵は授業では別に褒められるでもなく、何か言われるでもなくって感じだったんですけど、カフェで個展をやる際に店長にこの絵を見せたら気に入ってくれて、そのまま1年間ぐらい展示させてもらい、日の目を見た作品でもあります。白インクのボールペンで描いたんですけど、めっちゃ書き込んでます(笑)

二枚の絵を見てもらったんですけど、誰にもこんな経験ってあるんですかね。人に話したり、絵を見てもらったりしてても、「何度も同じ夢を見ることはある」って人には会ったことはあるんですけど、ある条件の時に同じ夢を見るっていうのはなかなか無いのかなって思ったりしています。

多分これからも、熱の治りかけの時にまた見ることでしょう。人間って不思議。

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