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意思のない武器を僕は捨てた

どんな時でも譲りたくない自分が皆さんにはいますか?

「付き合う相手を考えなさい」
僕がこの言葉を親から言われた時の怒りは今でも覚えています。

中学生の頃、なぜか男子からも女子からも嫌われている女子がいました。
「性格が悪いから」とか「何されるかわからない」だとか。

でも僕にとってはそんなことをする理由が見当たらなかったんですよね。
話してみるとすごく楽しかったし、全然悪い人には見えなくて。
だからその人とも普段どおりの接し方をしていました。

しかし不思議なことに、同じ接し方をしているはずなのに周りから誂われるんですよ。
「さすがに辞めとけって」とか「もしかして好きなのかよ」とか。
まぁそんなのは笑って「何言ってんだよ~」とか言えばよかったのですが、問題は親でした。


僕の親は何かと繋がりが広くて、そういう情報がすぐ耳に入るみたいです(いわゆるママ友ってやつです)。ある日言われました。
「他の親からも言われてるよ?そのうち周りから目をつけられるから付き合う相手は考えなさい」って。

言うまでもなくこの答えは「いいえ」の1つしかありませんでした。
そしてこの時はっきりしたんですよね。
いくら人に流されやすい僕でも付き合う人は自分の意思で決めるって。
もちろん傍から見れば当たり前のことなのかもしれません。

でも最近のSNSや今まで自分が過ごしてきた環境の中ではそうでない場所がたくさんありました。

第三者が流した情報を鵜呑みにして人を嫌ったり叩いたり。
そんな場所に自分で生み出した意志はないんですよね。

そしてそんな意思のないものでさえ受け取る相手を傷つける武器となってしまうんです。

これはちょっとたちの悪い話ですよね。
だって自分の意志ではないからこそ、本人には誰かを傷つけているという意思がないわけですから。

そうして傷つく人を無くす力はないけれど、少なくとも僕は傷つける武器があるなら守れる盾になりたいです。

偉そうだけど、どんな時でも譲りたくない自分は意思を持って人と接する事のできる僕です。


今回こうして綺麗事を書いていますが、中学の頃の自分は完全に自分の意志だけでは接することが出来ませんでした。
これは僕にとっての後悔です。

だからこそ、今付き合っている人、この先で付き合う人とは自分の意志で大切に出来るようになります。

みなさんにとっての譲れない自分はいますか?
今日もここまで読んでいただきありがとうございました!



では、また。

いつか僕の記事を読んでここのボタンを押してもらえた時には、夢叶えて誰かを笑顔にするために使います。もしも僕にその価値を見出してくださった時には精一杯の感謝を!