身土不二～半径約16キロのはなし～
みなさま、こんにちは。
「わたし養生」凪咲です。
食養生で心と体を健康に、日々穏やかに過ごせる情報を発信しています。
「身土不二」って知ってる？
突然ですが、この「身土不二」聴いたことありますか？
食養生を進めるうえで、とても重要なワードになります。
**身土不二（しんどふじ）**
仏教や自然哲学の考え方から派生した日本の概念で、「身体（身）」と「土地（土）」が分けられない、つまり人間とその住む環境が一体であるという考え方を表しています。この思想は、食生活や健康、環境保護などさまざまな分野に影響を与えています。
よその土地へ行ったら、その土地の風習を尊重し、それに従うのが良い。と「郷に入っては郷に従え」と言います。
「身土不二」は、その土地に住めば、その土地に根付いたものを、食すと健康に良いという考えです。
範囲は、昔の人々が暮らしていた四方四里（現代の半径約16km）
※電動自転車で1時間くらい？
から、車の社会となった現代では35km程度とされています。
※電動自転車で2時間30分くらい？結構広範囲ですよね。
私の推し活「地場野菜」
近所に農家さんがあり、
土曜日の朝10：00～販売があります。
オープン前に行くと、それは長蛇の列！
10組くらい並んでいて、オープンと同時に
野菜が飛ぶように売れていきます！
また珍しい野菜も多く、ケールや、色付きの人参（葉付き）、赤カブ
便通を良くする、菊芋や旬のお野菜（春菊、大根）なども豊富です。
また最近では嬉しい、お会計で電子決済も可能です！
家族で経営していて、若い方が工夫されているのかな・・・と感じます。
また娘と行くと、干し芋をくれたり、夏はスイカジュースなども配ってくれています。
隣の方の会話を聞いていたら、「ここのブロッコリーだと、子どもの食いつきが違う！」や「スーパーと比較すると、味が全然違うのよ～」とお話していました。
実際の効果どう？
では、実際のお味は・・・
それがめちゃくちゃ美味しい！
野菜は柔らかく、味も濃く、多少の味付けで
満足感が違います！
野菜を食べて、こんなに幸せ～と感じるのはなかなか、ない経験です！
普段、スーパーの野菜を皮付きで調理すると、
ちょっと気になる主人も、ここの野菜は皮付きでも食べてくれます。
むしろ美味しいとのこと。
土地に根付いたものは、体にも合っていて喜んでいるようです。
近くに直売所がない！
という方も、最近はスーパーにも地産地消コーナーがあるので、
ぜひ、のぞいてみてくださいね。
頭の片隅に、「身土不二」知っておくと、
少し食材に対する選び方、見え方も変わってくると、思いますよ！
★゜°˖✧【本日の養生】★゜°˖✧
ここでは、日常で取り入れやすい養生の1アクションをご紹介いたします。
【野菜の調理法】
珍しい野菜や、普段手に取らない食材だと、
どうやって調理するの？手間がかかりそう・・・と手が遠のいてしまいますよね。我が家もスーパーで買うものが、毎回固定化していますが、
時々違うものを取り入れる。旬の野菜などが、オススメです。
その際、調理法に迷ったら、まずは、蒸す・茹でる・煮るなど
油を使わず、シンプルに食材の味を楽しんでみてください。
お腹にも優しく、特に旬のお野菜は、その時期に必要な栄養素を
補ってくれるので、オススメです。
私は、最後に、おしょうゆ、塩などで少しだけ味を整えて食べます。
ぜひ参考にしてみてくださいね。