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地元食材と人の魅力で5年、10年と積み重ねたい。3周年を迎えた「お丸山ホテル」のこれまでとこれから

2024年4月28日、わたしたちのグループ会社の1つである「お丸山ホテル」がリニューアルオープンして3周年を迎えました。今回、これまでのお丸山ホテルの歩みを振り返りつつ、3周年を迎えての変化やこれからの展望についてお伝えします!

▼お丸山ホテルがどんなホテルかは、公式サイトをぜひご覧ください!


お客様から高評価をいただいている「お丸山ホテル」

リピーターのお客様が増え、旅行予約サイト「じゃらん」や「楽天トラベル」での評価で星4以上を獲得しているお丸山ホテル。

「料理が美味しかった」
「スタッフの対応が素晴らしかった」

などの口コミをありがたいことにたくさん見かけます。しかし、最初から今のように顧客満足度が高いわけではありませんでした。

オープン当時はどのような状態で、どのように変化を作り出してきたのでしょうか。現場で働くスタッフへのインタビューを通じて見えてきたのは、お客様への想いと、食を改善する挑戦でした。

「お客様に満足して笑顔で帰ってもらいたい」
現場で働くスタッフたちの思い

■ホールスタッフ 渡辺礼子(2021年〜現在まで)

「私は元々客室づくりや清掃係を中心に、さまざまな業務をしており、その後ホールスタッフになりました。以前勤めていた会社で清掃業務を担当していた経験があったので、レストランでも清掃には力を入れています。テーブルの置き方やカウンターのディスプレイもきれいに整え、内装を改善しました。

料理はというと、以前はしゃぶしゃぶ、刺身、天ぷら、茶碗蒸しなど、一般的なメニューでした。おいしいけれど、特別感がない。一度は来てくれてもその後続けて来てくれる人は少なく、当初は、「来月つぶれるんじゃないか」という不安の中で働いていました。

このままじゃいけない。せっかく来てくれたお客様たちに満足して帰ってもらいたい。という思いから、スタッフみんなで相談し合い、料理を地元の食材にこだわったものに変えていきました。お客様たちの反応も少しずつ変わってきました。料理の出し方も、以前はお盆の上に乗せて一度にお出ししていましたが、昨年から一品ずつ運ぶ方法に変えました。その分人手は必要になりますが、これによって料理を運んだ時に会話ができるんです。料理の説明をしたり、お客様から反応をもらえたりするのがとても嬉しいです。

今では、スタッフ全員がお客様との会話をとても大切にしています。食材にこだわった料理とお酒も自慢の一つです。お丸山ホテルではぜひお酒と料理を一緒に楽しんで欲しいです。まずは食前酒から。カウンターにはお酒の銘柄が見えるように置いています。一つ一つ味わいが違うすばらしいお酒ばかりです。料理に合ったお酒でお食事をより一層楽しんでいただけるはずです」

人気の利き酒セット

■ホールスタッフ 下平 等(2023年3月〜現在まで)

「私はセブンハンドレッドクラブのゴルフ場で働いていました。フロントやレストラン、コース管理、お客様を送り出すスタートルームの仕事などさまざまな業務を経験し、その後、今の仕事を任されるようになりました。

ホテルの接客は一番苦手!当初は、どういうスタイルでお客様と接したら良いかわかりませんでした。きちんとした感じで話した方が良いか、ラフに話した方が良いか、お客様に直接聞いてみたことがあります。すると、フレンドリーに話してくれた方が良いって言われたんです。お丸山ホテルの接客は、高級ホテルほど格式高い雰囲気ではありませんが、ビジネスホテルほど業務的でもないと思っています。徐々にラフにフレンドリーに接する自分らしいスタイルができてきました。時には冗談やダジャレを入れつつ会話を楽しんでいます。自信を持って料理やお酒をお勧めできるように、商品についてはいつも勉強をしています。

お丸山ホテルには誕生日をお祝いするプランがあります。ケーキを運ぶ時には、ハッピーバースデーの歌を歌いながらホールに入ります(笑)そうすると周囲のお客様も一緒に歌ってくれるんですよ。当日はどの方がお祝いされるのかまではわかりませんから、「ディア〜」の後の名前の部分は、一緒に来てくださっているお客様に歌ってもらいます。私も恥ずかしいですが(笑)、喜んでもらえるととても嬉しいです」

下平さんによる手書きのワインメニュー表

こうしたスタッフ一人一人の思いが、今のお丸山ホテルのレストランをつくっているのだということが、オープン当時には会社に在籍していなかった自分にも伝わってきました。

スタッフのみなさんから教えてもらったのは、オープンした後のお話でしたが、そもそもオープンするためには1年間閉館していた建物を改修する作業から始まりました。リニューアルオープンまで4ヶ月という短い期間で清掃、修理、床の張り替え、荷物の整理、新しいスタッフとの顔合わせなど、怒涛の作業を進めていった当時の奮闘記録がこちらのnoteでは紹介されています。

▼お丸山ホテルのnoteはこちら!

3周年の感謝を込めたおもてなし

オープン時の奮闘、その後の発展などを重ね、3周年を迎えたお丸山ホテル。ゴールデンウィーク中の特別メニューとして、通常のコース料理に厳選牛のステーキをプラスしておもてなしをしました。

春のコース料理
当日のお品書き
前菜
一品一品心を込めて盛り付けていきます
GW限定で提供されたステーキ
常連さんから新規のお客様まで、たくさんの方が3周年のコース料理を楽しんでくれました!

これからのお丸山ホテルの展望

最大の武器は地元食材のよさと人のあたたかさ

お客様から「来てよかった」と言っていただけるのがスタッフの何よりの励みになっています。いただいた感想の一部をご紹介します。

さくらポーク、鮎、お釜で炊くご飯、美味しく食べて欲しいという料理人さんの気持ちを感じました。
               * * *
ご飯が全て美味しかったです。普段は苦手で食べられないお料理も全て美味しくいただきました。
               * * *
誕生日サプライズでケーキを用意してくださり、とても幸せな時間でした。スタッフのみなさんがとてもあたたかく、顔を覚えていてくださるのが嬉しいです。

こうした声から地元食材を使った料理とスタッフの声かけに対しては特に評価していただいていることがわかります。だからこそ、お丸山ホテルでは、地域とのつながりを大切にしたいと考えています。

地元の野菜、肉、魚といったすばらしい食材、活力を創出する地域産業や農業の魅力などを伝える役割を担い、スタッフ一人一人が自信を持ってお客様に地元の良さを勧められるようなホテルをこれからも目指しています。


お丸山ホテルでは、様々な催しについて情報発信をしています。最新の情報は公式のInstagramやXにてご案内しているので、もしよければフォローをお願いします!

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