夢中になる
いったいどれだけ真面目だったら、あだ名が「真面目」になるのか。
「はい、まじめですが」
―本人も真面目を自認しているとは!
馬締 光也
出版社勤務
出版社の営業部から辞書編集部へ移動になり、辞書作りへ人生を捧げるこの小説の主人公です。
辞書作りに膨大な年月がかかっていること、細かい小さなことを毎日コツコツ積み重ねてやっと、一冊の辞書が出来上がることをこの本を読んで知りました。
辞書作りの過程はなにか人生や生きることに共通するものがあるような気がします。
夢中になる何かを見つけれたら、それだけで人生はおもしろく、豊かになるかもしれません。
舟を編む
三浦しをん
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