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わたしが好きな映画をとにかく紹介する


noteを始めて、なんでも好きなことを書こう書こうと思っていても、どうしてもスキマ時間に頭を使いたくなくてYouTubeばかり見てしまう。これでは全くいけないな。


やっと書きたい気持ちになりました。
映画のお話をします。


わたしの好きな映画は淡々としたTHE・邦画、ドロドロのサスペンス、オダギリジョー、シュールなコメディ、美味しいものの話、洋画はジム・キャリー、ミュージカル、そんな感じだ。つまり面白ければなんでも好きだ。

ただ最近映画館にも行けていないし、DVDも全く借りていないし、映画を見まくっていたのが学生時代なので、紹介する映画がかなり古い事については悪しからず。個人的に好きな映画をただ紹介します。




まずは邦画。

20歳前後の学生時代、わたしは園子温監督の世界に魅了されていた。

園子温監督の個人的にオススメな作品をいくつか紹介しようと思う。


『冷たい熱帯魚』

園子温といえばこれ。実話を元にした猛毒エンタテインメント。
吹越満の憔悴していく様が最高だ。見ているだけで苦しく、心が死ぬ。知らぬ間にどんどん事が進んでいく恐怖。
最初から最後までどこにも逃げ場がない、どこで自分は間違ったんだろうか、と、見ているわたしまで絶望してしまう。
メンタルの強い方にオススメ。
この映画での黒澤あすかの妖艶さには同じ女性として羨ましいさすら覚えた。


『HAZARD』

みんな大好きオダギリジョーの時間です。
クレイジータイプのオダギリジョーです。
モヤモヤしたものを抱えた大学生役のオダギリジョーが突然アメリカへ行き、仲間と出会い、ヤバい奴になる。簡単に言えばそんな映画。
常にパトカーのサイレンがなっている映画だ。
モヤモヤを抱えている人は是非見てもらいたい。



『夢の中へ』

田中哲司演じる主人公が3つの場面を行き来する。
劇団員、電車の中、戦場(?)のような場所。どれが夢でどれが現実なのか分からない。全部夢なのかもしれない。
これは現実か?夢であって欲しい、あ!さっきのは夢か、あれ?こっちが夢か?
という繰り返し。ずっと酩酊状態にいるような作品だ。


まだまだたくさん紹介したいが、園子温作品はここまでにしておきます。




『ホノカアボーイ』

かなりほのぼのしている。美味しいごはんとかわいい恋、悲しい恋。
ハワイを舞台に岡田将生がのんびり暮らしている最高な映画。
だけど、突然訪れる悲しみ。
それすらハワイの風が優しく包んでくれる、あたたかなお話だ。
現代に生きるのに疲れたわたしにちょっとした休憩時間をくれる映画である。


『メゾン・ド・ヒミコ』

ゲイのための老人ホームで繰り広げられる様々な人間模様。
オダギリジョーが演じるゲイの雰囲気も素敵。ゲイの老人たちも素敵。すっぴんでもやっぱり柴咲コウは美人。
生きるのが苦しい時に見ると、なんだか丁寧な気持ちになれる映画。


『天使の恋』

これは泣ける。ラスト20分ずっと泣ける。ピュアだ。これが恋だ。
イケてる女子高生の佐々木希がとにかくかわいい。ただ、言ってしまえば演技はめちゃくちゃ下手だ。今はそんな事ないと思うが、この作品に関してはめちゃくちゃ下手だ。
ところがそれすら味にしてしまう谷原章介の演技が本当ーーーーーーにすばらしい!!
CMで見せる胡散臭い笑顔ではなく、こっちが本当の谷原章介だ!この作品の谷原章介をわたしは一生推してゆく!


次は洋画のご紹介。

『CHEF 三ツ星フードトラックはじめました』

これは何度見たかわからないくらい気に入っている。
デカいアメリカ人が料理をしているだけで画が最高だ。
レストランをクビになったシェフがフードトラックを始める話なのだが、それを通して変わっていく父と子の関係もとても心温まる。超ハッピーエンド。
見終わるとホットサンドが食べたくなる話。


『マジェスティック』

ジム・キャリー主演映画。なんとコメディではない。
主人公は事故で川に流され知らない土地に流れ着いたが、目が覚めると記憶がなくなっている。その町にいた戦争で死んだはずの男と瓜二つだった為、その男として生活するが……という話。
ジム・キャリーを最後まで応援したくなるお話だ。
顔芸が一切ないジム・キャリーもとてもよかった。


『ヴァンパイア』

岩井俊二監督作品。洋画に分類して良いのかわからないが、日本語ではないので一応洋画でご紹介。
自らをヴァンパイアだという男性教師が、自殺志願者の血を抜くことで自殺を手伝い、彼は血を得るという始まり。
岩井俊二の美しく悲しい世界観が魅力的。
希望が見えたかと思うと、とんでもない絶望が待っている、そんな感じ。
岩井俊二監督の作品は本当に映像が綺麗で大好きだ。
寝て見る夢を実写したような映像なのに、とても生々しくて不思議だ。


『ヘアスプレー』

最高にハッピーなミュージカル映画。
体型や人種差別などテーマは重いのに、それを楽しく明るく前向きに歌い踊っている。
周りの目なんか気にしなくていい、人と同じなんてつまらない、人と違うことは恥ずかしくない、夢はきっと叶う!
そんなメッセージがビシビシ伝わる。
ザック・エフロンのキザなウィンクがクセになる。笑


紹介したのは全部10年以上前のものばかりだが、何度見ても最高!と思う。
日常生活を少しだけ忘れられるあの2時間が本当に大好きだ。
テレビドラマやYouTubeのようにCMに邪魔されることなく、ひとつの物語にただただ没頭できる映画館は本当に素敵な場所だ。


今回の作品たちの中に気になるものがあったら、是非見てもらえるとうれしいです。



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