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「コンサルティングの“本質”」を考えてみる

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こんにちは。

皆さんはコンサルタントの仕事に興味はありますか?

私も大学院を卒業後、東京の会計系コンサルで3年ほど働いていました。

ただ当時はこの仕事について深く考える時間がなかったので、今回はコンサルティング業務において本当に求められている事は何なのかを考えてみたいと思います。

早速結論を申し上げます。

私の答えとしては、

「クライアントの期待値以上の価値を提供する」

という事がコンサルティングには求められていると考えています。

なぜ期待以上なのでしょうか?

まずクライアントが抱える課題というものは、本来ならクライアント自身が解決すべき物です。

例えば売上が上がらない、マーケティングの施策が思いつかないなど。

ただ人材、時間、経験などのリソースが足りないためにコンサルタントに依頼をしてくださいます。

そのためただクライアントの課題を解決するだけなら、

「これなら自分たちでも頑張ればできたな」

「相手の期待値」=「成果物の価値」

とクライアントに思われてしまい、2度目の依頼は期待できないでしょう。

それでは相手を満足させ、次も頼みたい!と思っていただくにはどうすべきでしょうか?

それには

「相手の期待値」<「成果物の価値」

つまり相手の期待値以上の成果物を提供するしかありません。

前職でもよく上司から期待値をコントロールしろと言われていました。

少しでも期待値以上のサービスを提供する事が求められていたのだと思います。

ではコンサルタントが「期待以上の価値を提供」するために必要な観点とは何でしょうか?

私は、

「クオリティ」と「スピード」

だと思います。

「クオリティ」とは、

クライアントが思う課題とは別の本質的な問題を特定する事。

「スピード」とは、

効率的な作業を実現し、課題解決までの最短のルートを辿る事。

この2つの観点がないと、クライアントの期待を上回る成果物を提供する事はできません。

私も前職で失敗してしまった事があります。

クライアントから経営管理用のダッシュボードを作成してほしいという依頼があり、クライアントの言う通りに作成をしました。

ただ完成物をクライアントに見せてもあまり反応が良くありません。

今振り返れば「クオリティ」という観点が抜けていたのだと思います。

「なぜクライアントはこのダッシュボードが必要なのか?」

「他に課題解決に役立ちそうな指標や分析方法は無いのか?」

このような考えをもって成果物をもっと磨く事ができれば、クライアントにも満足して頂けていただろうと思います。

以上が私が思うコンサルティングに求められる

本質的な部分(=期待以上の価値提供)

それを高めるために必要な事(クオリティとスピード)

でした。

皆さんはどう思われますか?

ぜひコメントお願いします。

ありがとうございました。

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