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頑張れないときの「頑張って欲しい」

こんばんは🙋
過去に言われたことあるシリーズ。
今日の言葉は「頑張って欲しい」です。

前職の出来事ばかりですみません💦
昨日、前職で関わった人たちが夢に出てきました。
退職してから結構経ちますが、
私の中で「申し訳ない」という気持ちが強いからか、結構夢に出てくるのです。
前職のことは、それほど今でも考えてしまいます。
noteで少しずつ吐き出して、
いつかちゃんと心を整理できたらと思います。

さて、話を戻します。
今回の言葉も、相手に悪意はありません。
寧ろ、相談にのってくれていました。

相手は勤務年数がかなり長い先輩です。
人をとても大切にしてくれる方で、
2人になると近況や相談をきいてくれました。
その日、私は仕事に慣れてきて、もう少し
やりたいことをできたらと考えてること、
一方で体調のこともあり、
思うように業務をこなせないことを相談しました。

すると、先輩は
やりたい仕事をやるのなら、
周りの人ともよく話したり、
自分から進んで仕事を手伝ったりして、
自分や仕事を理解してもらうのがいいと思う、
と話してくれました。
そして、体調のこともあるから
できる範囲になるけれど、と前置きし
「頑張って欲しい」と言ったのでした。

先輩の言っていることはよく分かりました。
きっと周りの人も私にそれを求めていました。
組織で自分のやりたい仕事だけなんてできません。
頭ではそれがいいと理解していました。
でも、実際は笑顔がひきつってしまいました。
何故なら、無理だからです。 

恐らくですが、
私は当時先輩が思っている以上に
身体がしんどかったと思います。
私は基本的にへらへら笑っている人間ですし、
しんどさが伝わらないように振る舞っていたので
仕方ないと思います。

当時、毎日生きるだけで精一杯でした。
朝、鉛のように重い身体を
無理矢理ベッドから落とし、
ギリギリで出勤して、自分の仕事をして、
それだけで精一杯で体調が悪い中、
他の人ができない仕事を私がやって、
時には何時間も残業をして、
体調が悪い中帰って、
生きるために夕飯と翌日のお弁当を用意し、
シャワーを浴びながら1人反省会をして、
自分の失言を頭の中で再生しては耳を塞ぎ、
そして、しんだように眠るのです。
そんな日々でした。
毎日出勤して真面目に仕事をし、
へらへら笑い人間関係も平気そうな人間が
そんな生活を送っているのです。
一体、誰が想像できるでしょうか。

「これ以上、何を頑張ればいいの?」
「こんなに頑張っても、まだ足りないの?」
「もう、私には無理だ」

これが私の素直な気持ちでした。
「これが自分の限界なのかも」
そう感じて少しショックを受けました。

今まで、気合いを出して、時間をかければ
何でもできると思って生きてきました。
でも違いました。
自分の限界に達した状態を続けてたら、
殆ど動けなくなってしまいました。

人には限界があるのです。
人には向き不向きがあるのです。
キャパシティは人によって違うのです。
自分の限界を超えた生き方を続けていれば、
人は壊れてしまうのです。
寧ろ、壊れるのが普通です。
「○kgまでの重さに耐えられます」
と書いてあるフックは、
かけてる荷物が○kgになった辺りから変形し、
最終的には耐えられず荷物が落ちるのです。
それと一緒だと思います。
限界を超えられるのは一部の人や、
漫画のキャラくらいなのです。

体調を崩してからは、
人それぞれでいいと思うようになりました。
ペースも、内容も、キャパシティも。
少ないことは悪いことではないです。
個性なのです。
1人ひとりが違うのは当たり前。
自分の丁度いいペースで
生き続けていくのが大事なのかなー
って思っています😌

これからもゆっくり、マイペースに
生き抜いていく👊

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