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つまり会社の人事のやることは②

つまり人事のやることは②

Q:新卒で入ってきた若い労働者。まだ20歳そこそこなのにまるで話が通じません。周囲が「発達障害では」と言っています。どうすればよいでしょうか?

A:20歳前後の 非常に若い労働者の場合。その労働者が「発達障害では?」というときは注意が必要です。

発達障害者支援法ができたのは2005年です 。

この時代以降に生まれた、 あるいは 小中学校時代を過ごした 人々というのはこの法律の恩恵を受けてますから スクールカウンセラー(SC)につながっていた、何かしらの診断を受けていたりする可能性が高くなります。

その時代に子供時代を過ごしている、しかし、仕事となると会社が求めることができない。

こういうケースは、親がなんらかの理由で診断を阻んでいる、周囲の環境から支援につながっていない、などが考えられます

よって、注意 ポイントは“会社が 焦って親を呼んだりしない”ことです 。「若いからいろいろわからないのかな。ならば親御さんに連絡を」などと例外的な動きをしないことが重要。

となれば、淡々と 契約上のことができてるか否か、ということで 本人に注意をし 、注意書を重ねる、など、人事として当たり前のことをすることが現実的対応です。

(つづく)


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