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音楽と暮らし日記/Lianne La Havas

音楽の話をしようとは思うのだけど、ううむ、むずかしくて頭を悩ませてしまう。

音楽の事が本当に好きだからこそ、うまく言葉にまとめられないことばかり。でも、今日は何を聞いてどんな気持ちになったか、くらいなら比較的登りやすい壁かもしれない。

音楽を聴くことって数珠繋ぎみたいで、このアーティストが好きになって、そこから派生してあの人を聴いて、どのフェスに興味を持って、自分の人生が進むにつれ心に響く歌詞や音楽性が変わっていって、新しいジャンルに出会って。そういう変遷自体が面白い。

だから、これは未来の自分のための変遷の記録にしようかな。


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昨日と今日はYouTubeでLianne LaHavas のNPR Music Tiny Desk Concertライブ動画を観た。

Lianne LaHavas NPR Music Tiny Desk Concert


彼女の歌声は不思議と心地が良くて、寝る前もお昼ご飯の後も、聞いていると筋肉がじんわりほぐれてくるよう。最後にはしっかり癒されて眠たくなった。最後の曲のコーラスとのハーモニー、不協和音っぽいのにすごく美しい。

歌ってる間中ずっと口角が上がっている。歌うことが楽しくてたまらないんだなあ。歌詞のある音楽って感情の爆発の媒介だと今まで自分は解釈していた節があるけど、こんなにも音楽自体を楽しんでいいのだなぁと感じ入った。そして本当にさりげなく歌が上手い。歌のうまさを見せつけないシンガーが一番かっこいい。

NPR MusicのTiny Desk Concertシリーズは結構昔から好き。確かアメリカで制作されていて、各国のいろんなアーティストが登場しては、この収録専用にアコースティックに楽曲をアレンジしてライブする。

レコード用に完成された音楽も面白いけど、パーツを改めて分解して楽器を減らし、アコースティックにアレンジすると新たな発見って沢山ある。ポップミュージックのシンガーがアコースティックをやると、尚更そう感じる。メロディーがいいんだなーとか、音程バッチリだなーとか、気づいたり。

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謎の奇病になってから音が脳に刺さる感じになって、すぐに疲れるし、ロックとか電子音の強い感じとか、そういう今まで好きで聴いてきた音楽全般がほとんど聴けなくなってしまった。調子の良い時は1〜2曲聞くこともあるけど、知らない曲は次にどんな音が来るかわからないから、例えばいきなりベース音がズンズン響いたりギターをかけ鳴らされたりすると怖いし、新しい音楽っていうのはもうほとんど聞けない。以前は1日6時間ぐらい音楽聞いてたし、新しい音楽を探したりライブに行ったりするのが好きだったから、そのことがずっとショックだった。

けど考えてみれば、毎晩寝る前に『うっかりペネロペ』の劇中音楽を目を瞑りながら聞いてるし、ペネロペの音楽の素晴らしさは病気の有無に限らず変わらないし、聞く音楽のジャンルは変わったけど、音楽自体を全く聞いていないわけではないのかもしれない。


特に最大の発見は、バンドという構成はドラムとベースがリズムを刻むことによって指揮者不要で集団での演奏を可能にしたわけだけど、そのぶん型がかなり限定されてしまっているということだ。このことにはバンド音楽ばかりを聴き続けていたら気がつかなかったと思う。

管弦楽ではずっと打楽器がテンポを刻んでいるのは稀で、だからこそゆらぎが生まれるし音楽の横の繋がりがある感じがする。バンドは縦にカッチリ合った時に気持ちがいい音楽なのかも。

こうやって少しずつ暖かみのある音楽を見つけて生きてたらいいな。でも焦らずに、焦らずに。またのんびりきこう。同じ音楽を何回も聞くのは楽しい。

あんまり書きすぎると疲れるから、これぐらいにしとこ🍁


#日記
#音楽と暮らし日記
#音声入力で書きました


HAPPY LUCKY LOVE SMILE PEACE DREAM !! (アンミカさんが寝る前に唱えている言葉)💞