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母が恋人に変わるまで。

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母子から恋人になるまで。 私たちがなぜ親子でありながら愛し合うようになったのか。 きっかけから本当の意味で結ばれるまでを綴ります。
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2021年4月の記事一覧

母親への欲望が抑えられない。だから離れて暮らすことにした。

ただ一人の家族で大切な母親。
そんな母親を「魅力的な異性」なのではないかと認識しはじめてしまった私。

明るくさっぱりした性格で人当たりが良い本来の性格に加えて家族の死後から私に見せるようになった弱く儚げな姿。
150cm半ばの小柄ですがインストラクターという職業柄か程良い筋肉が付いており、特に太ももやお尻は張りがあるように見えました。抱きしめると女性らしい柔らかさが伝わる感触。

母は異性なのだ

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ファーストキス。母の唇。

ファーストキス。母の唇。

母を親として慕う気持ちが徐々に異性としての好意や止まらない性欲に塗り替えられていく。
それに危機感を覚えて仙台への大学進学を決めた私。

実家のある岩手県から私が入学した大学まで通うには通学時間も交通費もとても負担が大きく、
実家から離れての一人暮らしを選択することが現実的です。
突発的に家族を失ったという状況と高校生という異性への渇望が強くなる年齢が母への想いを歪ませている。
だから、離れなけれ

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最後の日の夜。求めあう母と私。

最後の日の夜。求めあう母と私。

仙台に旅立つ前の夜。
初めてキスをした母と私。

私にとってこれが正真正銘のファーストキス。
初めて経験する触れ合った唇の感触。
自分が想像した以上の柔らかい女性の唇の感触。驚くよりも気持ち良く、頭がボーっとしてまとまった思考が出来なくなる。

あぁ、ついに自分もキスを経験してしまった。
でも相手は母なんだ。これからどうしたらいんだろう。
とんでもないことをしてしまった。
すごく気持ちいい。
もっ

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初体験への階段。セックスへの期待。

初体験への階段。セックスへの期待。

現実感の無い母との夜を超えて故郷の岩手を離れた私。
仙台に1人移り住み大学生活が始まりました。

母は大学の入学式に来てくれたものの、食事だけして岩手に帰ってしまい良くも悪くも関係に決定的な変化はありません。

大学は「社会人になるまでの準備の場」とよく言われますが私はそれを深く実感しました。
故郷よりも都会の街で生活し、新しい友人や文化と出逢い自分の世界が拡がる成長の機会だったと思います。

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溺れるような初めてのセックス。もう戻れない。

溺れるような初めてのセックス。もう戻れない。

堰を切ったら決壊しようなほどに溢れ出た欲望とほんの少しの勇気で寛子さんを家に誘った私。
寛子さんは大して広くも無い1LDKの部屋を見て回り、
「以外と片付けてるじゃーん。」
といつもの軽い調子で語りかけてきます。

ただ、それが何かを誤魔化すように平静を装っていることは男女経験の無い私にも十分に伝わっていました。
手を繋いで歩いている間から流れていた気まずさとこれから起きることへの隠れた期待。

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