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シンガポールの新型コロナウイルスによる影響(2020/03/02時点)

(追記: 2020/03/10)
マガジン『 新型コロナウイルスによる影響@シンガポール』を作成しました。
まとめページ (facebook)『シンガポールの新型コロナウイルスによる影響まとめページ』を作成しました。

前回の報告から10日たったのでその後の経過を書く。
記録と近しい人への報告として。

これまでの新型コロナウイルス関連記事

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続 シンガポールの新型コロナウイルス対策(2020/02/01時点)
日本とちがう!?シンガポールの新型コロナウイルス対策

警戒レベル "DORSCON" と規制強化

シンガポールにおける感染症警戒レベルであるDORSCONは依然としてオレンジのまま。規制は10日前から変更はないが、虚偽の報告をした外国籍のシンガポール在留者が在留許可を取り消されて国外退去となった。シンガポール政府は非常に厳しい対応を実施している。

感染者数は累計108人に

感染者数は累計で108人となった。そのうち快復して退院した人が78人。つまり感染者の約7割がすでに退院したことになる。また、シンガポールでは新型コロナウイルスの感染による死者は出ていない。(そういうデマが流れたが)
なお、2/22からの10日間で新たに発見された感染者数は22人で、同期間で退院した人は29人。
一時収束してきたかに思えたが、1週間ほど前に新たなクラスタが見つかり、直近1週間で感染者が18人増えた。

そのほか起こっていること

・マスクとサニタイザーはずっと売り切れ状態が続いている。(変わらず)
・スーパーの宅配はまだパンク状態が続いているが注文は配達日時の指定が限られるが、一時のようなパニックの状態はなくなり、ほぼ確実に注文したものが届くようになった。
・在シンガポールの日本人に初めて感染者が出た。
・MOH(Ministry of Health)がとてもわかりやすいDashboardを公開した。日本もこういうの作ればいいのに。
・街じゅうが検温しましたサインのシールを貼っている人であふれている。

おわりに

1週間前くらいはほとんど感染者数が増えなかったので抑え込みに成功したかに見えましたが、そうではありませんでした。新型コロナウイルスの感染力の強さを改めて感じます。

それでは、今日はこの辺で。

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