シンガポールの新型コロナウイルスによる影響(2020/02/21時点)

(追記: 2020/03/10)
マガジン『 新型コロナウイルスによる影響@シンガポール』を作成しました。
まとめページ (facebook)『シンガポールの新型コロナウイルスによる影響まとめページ』を作成しました。

(追記: 2020/03/06)
2020/03/02時点での情報はこちらを参照してください。わたしが書いたnoteです。

前回の報告から10日たったのでその後の経過を書く。
記録と近しい人への報告として。

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警戒レベル "DORSCON" はオレンジのまま

わたし家族の通う学校や会社の対応状況を紹介する。
学校では1日2回、朝とランチタイムに検温を実施している。また、学校行事のほとんどがキャンセルまたは延期されている。ちょっとかわいそう。
会社では入館時に検温、そのほかに1日2回、検温結果の報告を求められている。
また、会社によって対応の程度はさまざまだが、在宅勤務への切り替えや大規模会議の中止、来訪顧客にも検温のお願いなど、感染拡大防止に努めている。

感染者数は累計86人に

感染者数は累計で86人となった。そのうち快復して退院した人が47人。つまり半数以上がすでに退院していることになる。また、シンガポールでは新型コロナウイルスの感染による死者は出ていない。
なお、2/12からの10日間で新たに発見された感染者数は39人で、同期間で退院した人は38人だった。

規制強化

中国から入国(帰国)した人は14日間自宅等での様子見を命令されるが、期間中は外出禁止となった。買い物にも出られない。そのため、対象者には国が食料を届ける対応を実施している。
違反すると厳しい罰が与えられる。在シンガポールの外国人は就労ビザ剥奪、会社に対しても営業権の剥奪などの厳罰が課される。

そのほか起こっていること

・マスクとサニタイザーはほとんど売り切れ状態が続いている。
・トイレットペーパーは店頭に戻ってきた。
・スーパーの宅配はパンク状態が続いているが注文はできるようになった。
・初期の時点で自宅で様子見をしていた人で発症しない人が社会に復帰してきている。

おわりに

ここ数日は感染者が1人とか2人しか増えていない。果たして封じ込めはうまくいくだろうか？
むしろ日本の方が心配なのだが。。