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続々 シンガポールの新型コロナウイルス対策(2020/02/11時点)

(追記: 2020/03/10)
マガジン『 新型コロナウイルスによる影響@シンガポール』を作成しました。
まとめページ (facebook)『シンガポールの新型コロナウイルスによる影響まとめページ』を作成しました。

前回の報告から10日たったので経過報告を書く。
記録と近しい人への報告として。

DORSCONが4段階の上から2番目のオレンジに

DORSCONとはシンガポールにおける感染症警戒レベルで警戒度が高い順にレッド、オレンジ、イエロー、グリーンがある。ちなみにSARSのときもオレンジだったようだ。

The ‘Disease Outbreak Response System Condition’, or DORSCON, is a colour-coded framework that shows you the current disease situation.

オレンジになると以下のような措置がとられる。
○大規模イベント開催に関する注意事項
○職場での体温測定・在宅勤務等
○学校・幼稚園等の予防強化措置
レッドになると、学校は休校になり、会社は自宅勤務(可能なら)が命じられる。

感染者数は47人に

あれよあれよと増えていった印象だ。ただ、回復して退院した人も9人いる。だれが作ったのかわからないが、こんなサイトもできていた。(非公式サイトなので情報は正しくない可能性もあるので要注意)
感染者数の最新情報はMOHのこちらのページにある。

シンガポールへの渡航規制が始まった

まだ、一部の国だがシンガポールへの渡航規制が始まっている。理由は感染者の多さだろう。日本の厚生労働省の発表によると、中国に次いで2番目の多さである。。とはいえ、桁が全然違うのだけど。アウトブレイクと春節が重なったことが原因のひとつだろう。シンガポールの人口の8割は中華系なのでこの時期は中国との行き来が多い。中国本土内の人々の移動と同様だ。

そのほか起こっていること

上記のほかに起こっていることを列挙する。
・マスクは確かに配布された
・タクシーやGrabでは降車後に消毒スプレー(ドライバーが感染を防ぐため)
・Grabの相乗りがサスペンドされた
・トイレットペーパーや冷凍食品を筆頭に保存の効く品が売り切れ続出

ちょっとしたパニックにはなっているものの、今のところだいたいいつも通りに生活できている。ただ、見えないものへの恐怖は感じる。

それでは、今日はこの辺で。

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