誰もが口にした「宏太くん」の名前。ルヴァン杯準々決勝で体現したアタッキングフットボールの精神、「最後まで攻撃する」マリノス復活のために
水沼宏太が試合後に語りかけたこと
ようやく本来の横浜F・マリノスの強さが戻ってきた。そう感じたのは、9月4日に行われたYBCルヴァンカッププライムラウンド(決勝トーナメント)準々決勝第1戦の北海道コンサドーレ札幌戦で最後のゴールが決まった瞬間だ。
水沼宏太が叩き込んだ渾身のシュートはマリノスの6点目。だが、ガッツポーズで喜んだのは一瞬だけで、ゴールネットの中からボールを拾った植中朝日らとともに、ゴールを決めた水沼もすぐに試合を再開すべく自陣へと走って戻った。
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