「自分のリーダーは自分」【チームラボ代表】猪子寿之さん
こんばんは、オオヤです。
前回、「ナナロク世代」の辻庸介さんについて書きました。
今回は関連して、同じナナロク世代の経営者、猪子寿之さんについて書きます。
チームラボ
猪子さんは1977年生まれで、辻さんと1年違いのナナロク世代です。
そして、あの「チームラボ」の代表です。
チームラボというと、豊洲やお台場の展示を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
チームラボ株式会社の紹介ページには以下のように書いてあります。
TECHNOLOGY × CREATIVE
テクノロジーとクリエイティブの境界はすでに曖昧になりつつあり、今後のこの傾向はさらに加速していくでしょう。そんな情報社会において、サイエンス・テクノロジー・デザイン・アートなどの境界を曖昧にしながら、『実験と革新』をテーマにものを創ることによって、もしくは、創るプロセスを通して、ものごとのソリューションを提供します。
(https://www.team-lab.com/about/より)
テクノロジーとクリエイティブを軸に、分析、アプリ開発や空間設計など、幅広い事業を展開しており、アートサイエンス作品の展示はその一部ということです。
アートもテクノロジーも興味のある私にとって、とても興味深い会社の一つです。
猪子寿之さん
そんなチームラボを率いる猪子さんはどのようなリーダーなのか。
それを垣間見ることのできる記事がありました。
この記事によると猪子さんは以下のようにおっしゃっています。
「僕はいわゆる『リーダー』ではないと思います。そもそもリーダーシップみたいな概念が僕は薄いんですよ。なんて言えばいいのかな。20世紀から続くリーダー像、いわゆるスターやヒーローがあるじゃないですか。周りから見ていると格好いいし、ついていこうと思わせる力がありますよね。でもヒーローを仰ぎ見ている人たちには自分の意思や主体性があるのかな、もしかして見失っているんじゃないかな、と感じるんです」
「チームラボはアートをつくっている組織です。何をしているかというと、こういうものを創りたい、という意思や主体性を持った専門家が集まって、『知』を持ち寄ってつなぎ合わせていくことでアートを生み出しています」
猪子さんのリーダー論は、主体的な人が自分で自分を引っ張って、それぞれの力が掛け合わされることでより大きな結果をもたらす、という考えのようです。
確かに一人のカリスマがいて、それ以外の人がただ従う組織も強いリーダーシップの下につくられた組織と言えるでしょう。
でも、これからの時代は力を持った個人がそれぞれリーダーとしてコラボレートしていくことで、まさしくチームラボのような人を感動させる組織づくりができるのだと思います。
さいごに
今回は、ナナロク世代の中でも私の大好きなチームラボの代表である猪子さんについて取り上げました。
そして、素敵なコンテンツをつくる組織のトップは素敵なリーダー論を持つ方でした。
強い個性を掛け合わせるからこその大きな感動。
美術部に所属していた経験からも、間違いないと私は思います。
私にとっても一つの理想的な組織のあり方だと感じました。
今回はこの辺で。
それでは、また次回♪
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