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【情報】情報のような別の何かを得ているだけ

いろんな方に「池田さんって何かのオンラインサロンに加入してますか?」と聞かれることがあります。
筆者のような人間に興味を持つなんて奇特な方だな、、と思います。

残念ながら「入っていない」わけです。
正確には「期間を決めて加入、離脱」を何度かしています。

基本的には「長くても半年」加入、離脱をしています。
とはいえ、2つのオンラインサロン(ビジネス系、お金系)に加入・離脱をしたことがあります。

長く続けないのは「情報が偏る」ことがないように、期間を決めています。

今回は【情報】についてです。
人は情報のような別の何かを、快感として得ているだけ。。。
このような内容になります。


【結論から】

情報の取り方に気をつけた方が良い。
思った以上に自分の考え(情報)は狭いところで完結している。

一次情報に触れる時間を増やし、二次、三次情報には一定の距離を保つ。

右も左も、上も下も、女も男もなくなってきた現代では、いろんな価値観があっていいはずなのに、狭い考え方や見方に集中しているのは「情報が偏っている」から、、と感じざるを得ない。

多様性と言いながら「分断」という矛盾を抱えた社会、、
それは、それぞれの情報との向き合い方が原因である。

【最近のメディアのケンカ】

兵庫県知事選挙の前後から、メディアの取り扱いに関しての示唆が多く飛び交っているように受け止めています。

オールドメディア VS ネットメディア(SNS、Youtubeなど)の対立構造が「キャッチー」でわかりやすい(煽りやすい)ので、このような取り上げられ方をしています。

どっちが正しいとかの話より「何が自分にとって気持ちいいか、、、(快感)」のような解釈を筆者はしています。
オールドメディアと呼ばれるメディアは、放送法、選挙前は平等に報じるなどの規制や、スポンサーに不都合な情報は流せないなどのビジネス上の問題を孕むので、正しさよりも構造の問題が手前にあると感じます。もう少し立体的に議論をするべきかな、、と感じています。

報道の自由の裏で「報道をしない自由」が働いている、、、
これが「オールドメディア」と言われるマスコミへの筆者の評価です。

逆に有象無象、ウソとマコトの玉石混交、、なネットメディア( SNS、Youtubeなど)は注意すべき点だとは思います。
ネットメディアの注意する点「ウソとマコトも含まれる」ところですが、ちょっと違和感があります。
ウソとマコトは「自分にとって」になってきています。
真実はたった1つなのでしょうが、伝え方や受け取り方で「複数の真実」になっています。本当に注意すべき点は「それぞれの価値観によって真実が異なるようになってしまった」点だと思います。ネットメディアの注意するところを、このように考えています。

今回はこの「自分にとって真実」=「自分にとって都合のいい真実」
ここが本題になります。

【情報の受け取り方】

皆さん、自分の思うような生き方をしていて、自分が思うような情報をとっていると勘違いしていると思います。そのように断定しています。

どういうことかというと
「Netflixが流行っている」「〇〇テレビが正しい」「髪質改善が流行っている」このように思っていることは、果たして本当にそうなのかは正直わかりかねます。
もしかすると「自分の中で流行っている」ことなのかもしれません。

それを表すことを以下に示しています。

1、エコーチェンバー
2、フィルターバブル
3、サイバーカスケード

1、エコーチェンバー
エコーチェンバーとは、自分と同じ意志の人たちばかりが集まる場所や状況のことです。この環境では、自分の意見が何度も繰り返されるため、他の考え方や反対意見を聞く機会が少なくなります。

例えば、SNSで、自分と同じ趣味や意見を持つ人だけをフォローしていると、その人たちの意見しか見えなくなります。

2、フィルターバブル
フィルターバブルは、あなたの好みに合わせて情報を自動的に運んでみせる仕組みのことです。その結果、自分が興味を持っていそうな情報だけが表示され、他の情報が見えなくなります。

 YouTubeで料理の動画をよく見ると、次におすすめされるのも料理の動画ばかりになります。
知らないうちに自分が気になる情報しか見えなくなる「フィルターがかかっている状態」と考えるのが適切と感じます。

3、サイバーカスケード
サイバーカスケードは、インターネット上で一つの意見や情報がどんどん広がり、多くの人がそれを信じたり真似したりする現象のことです。この時、情報の正確さはあまりチェックされず、勢いで信じてしまうことがあります。

誰かが「この商品は危ない」とSNSでつぶやくと、それが本当かどうか調べずに多くの人が「危ない!」と拡散し、話題になってしまう。
実際はただの噂でも、あっという間に広がって多くの人が同じことを信じてしまう。このことがサイバーカスケードです。
オンラインサロンをネガティブに捉えるとこのようなことが言えるようにも感じています。

共通点と注意点
• 共通点:これらはすべて、インターネットやSNSが原因で情報の偏りや影響が起こる現象を指しています。
• 注意点:いつも自分が見ている情報や意見だけが正しいわけではないと感じています。他の視点を持つことや情報をよく確認することが大切ですね。

【結局は一次情報に触れること】

誰かの情報をまた次の誰かが発信していることを二次情報
未加工の情報やデータを、他者による解釈や加工が加わる前の情報のことを一次情報

このように定義づけると「一次情報」を取ることが重要だと考えています。解釈や加工(切り抜き)などの手が加わる前の情報に触れることを意識しています。全てとは言いませんが「論文や本」、「本人が述べている動画(切り抜き前)」などが一次情報が多いです。

論文が一次情報となるケース
著者が独自に実施した研究や実験の結果を報告している場合。
例えば、科学論文で新しい実験結果や発見を発表する場合、それは一次情報と一般的にはみなされています。

本が一次情報となるケース
自伝や研究の元データを含む本など、著者自身が直接的な体験や調査結果を記録したもの。
 例えば、研究者が自身の調査データを整理して執筆した本は一次情報になります。

論文はどこで読めるのか?などの疑問もあると思いますが「Google scholar」や「GPT scholar」などで検索、閲覧が可能です。DEEP L などの翻訳アプリを拡張しておけば、翻訳して読むことが可能です。

注意が必要な点

1. 論文や本が必ずしも一次情報ではない
他の研究をレビューしたり、要約したりしている論文や本は二次情報や三次情報に該当します。
例:メタ分析論文や教科書。
解説書や論評は、他者の研究を基にしているため、一次情報ではないと認識しています。

2. 一次情報の他の例
インタビュー記録、調査票の結果、観察日誌、実験データなども一次情報とみなされます。

3. 情報の利用目的に応じた分類の重要性
学術的な研究やビジネスにおいて、一次情報を使う場面では、データの信頼性や「バイアス:筆者及び自分自身」の有無に注意が必要です。
論文や本でも、その中に含まれる情報が「原データ」か「解釈済みのデータ」かを見極めて、情報を取り入れることが必要です。

【情報のような別の何かを得ているだけ】

この情報化社会で結局は「一次情報」なのか「二次、三次情報」なのかを常に意識することが大切です。

今触れているのは「加工された情報」、、、
このYoutubeは「切り抜きだから解釈と加工が入っている」、、、

このような情報に触れるときは「ある程度の距離を保ち、人の解釈が入っている」ことを常に意識することが「リテラシー:嗜み」だと思っています。

検索のシステムやYoutubeのおすすめ、オンラインサロンに加入することで「情報が偏ってくる」ことがお分かりいただけたと思います。
エコーチェンバー、フィルターバブル、サイバーカスケード、、
色々な情報に触れているようで、自分の好みの情報にしか触れられなくなっていきます。

そうなると「情報をとる」という本質的なところから「自分にとって気持ちいいコンテンツ」に変化していくことが理解できますよね。
人は「情報」をとっているようで「自分と同じ考えや価値観」
「気持ちがスカッとする動画」などの「快感:気持ちよさ」を得ているようになっています。

悪いことではないと思いますが、
冷静に物事を判断することや、
俯瞰で社会を見ること、、
意思決定における適切なプロセス、、、

このような状況には非常に不利になります。

右も左も、上も下も、女も男もなくなってきた現代では、いろんな価値観があっていいはずなのに、1つの考え方や見方に集中しているのは「情報が偏っている」からと感じざるを得ません。

多様性と言いながら「分断」という矛盾を抱えた社会、、
それは、それぞれの情報との向き合い方が原因だと感じてます。

【まとめると】

情報の取り方に気をつけた方が良い。
思った以上に自分の考え(情報)は狭いところで完結している。

一次情報に触れる時間を増やし、二次、三次情報には一定の距離を保つ。

右も左も、上も下も、女も男もなくなってきた現代では、いろんな価値観があっていいはずなのに、狭い考え方や見方に集中しているのは「情報が偏っている」から、、と感じざるを得ない。

多様性と言いながら「分断」という矛盾を抱えた社会、、
それは、それぞれの情報との向き合い方が原因である。


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