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セニングなんか捨てちゃえ…w

ブログでカットの話。

あまりに抽象的なもので
文章にするのはやめようと思っていましたが、
ブログにしてみます。



タイトルは

『セニングなんて捨てちゃえ…』(笑)

そうです。
セニングシザーは捨ててください。


そんな内容です。






【カットおせーよ】

いろんなサロンでスタイリストしたり、
いろんなサロンのスタイリストを見てきて
感じたこと。

カットおせーよ。
(ボクがお客さまなら飽きてる。)


また、一様にして

ブロッキングを3段とって
ワンパネルずつ丁寧に
根元〜中間〜毛先
と40%くらいのセニングで一生懸命
すいています。


結果、カットが遅い。

ムダなくなれば
いろんなオペレーションやアップセルが
できるだろうに…。

いつも感じます。

しかし、カットはその人の
ルーティン化しやすいので直ることは
ないでしょう。



【ボクのセニング】

ボクのセニングシザーは

光のトレンディ3

愛用して25年近く経ちます。

コンテスト時代に毛先の柔らかさや
(羽のようなフェザー感)
根元すきしても穴があかない。
よくすけるセニング(光721 すき率は40%)と
2つで仕上げていました。




光 トレンディ3
セニングシザー トレンディIII TRENDY III:[株式会社ヒカリ]美容師、理容師向けプロ用シザー
リンク
www.hikari-scissors.com


すき率は10%。

10%です。全然すかないw

それ以外のセニングは持っていますが
もはや使っていません。お蔵入りです。

10%のセニングをちょんちょんで
終わりです。


【本当に重いの??】

常に感じるのは、本当に重いの??
そこはとらないといけない重さなのか…

そもそもそこに立ち返ります。


手を通して重さを感じたり、
見た目のシルエット、髪の動き方。
40%のセニングを端から端まで
入れまくる必要あるのでしょうか?


もちろんメンズや、毛量の多い方も
いると思います。しかし全てが全て
そのような仕事になるとは思いません。


【セニングを入れている理由】

おそらくですがセニングを
たくさん入れてカット時間が長いスタイリストは
以下のような仕事をしていると感じています。

1、ウエイトを調節する
2、カットラインを消すため
3、重いから。
4、自信がなくこれでカット終わらせたら
料金に見合わないかな…


このようなことのように感じます。


1、ウエイトの調節

こちらは単純にベースカットのスキル不足です。
狙ったウエイトに作れないのなら
練習を繰り返す必要があります。
セニングで調節するようなことはありませんよ。

2、カットラインを消すため

よく見ますw
硬くなったラインを消す。
カットを3段で分けると3段のカットラインが
出ますよね。それをセニングで消す人。

単純にブラントやめてチョップカットの
練習すればいいのに。
チョップカットで出る人は、
髪質を見る段階です。
スライス厚いのにチョップしたら
ライン出るでしょうし、髪の毛と直角に
近くチョップカットしたらライン出ます。
髪質を見ながら調整してみてください。
カルテを有効に使って、次回も同じこと
しないように仕事すればカットはやくなります。

ちなみにボクはチョップカットですが、
前のスライスと次のスライスはチョップカットの
入り方をズラします。
ライン(硬さ)が出ないように。
(※ムダなセニングを無くすために)


3、重いから

デザインを作る上で重いのなら
セニングは必要ですね。
その重さはプロから見ての部分と、
お客さまが日常感じているところで
うまれますね。


4、自信がなくこれでカット終わらせたら
料金に見合わないかな…

これは考えものです。
判断軸が自分自身ですから。

お客さまから貴重な時間をいただいて
いますし、自分自身の限りある時間を
使って仕事をしているのに。

人の顔色を伺う事が美容師の仕事では
ありません。
自信を持ってデザイン勝負しましょう。
『もう、終わり??』
なんてお客さまから言われたことありません。
『丁寧なのにテキパキで嬉しい。』
そう言われるはずです。

ボクたちはハサミの開閉回数で料金を
いただいていませんから。
デザインでお代をちょうだいしています。
デザインを鏡でお見せして本質の
仕事しましょうね。




【お客さまの髪質と向き合って】

セニングを多用することに
フォーカスしてきています。

ボクはカットのときに常に
セニングは必要??
という仮説思考で仕事しています。
シンプルにこのお客さまには、
本当に使う必要あるのか?
という疑問を持ちながら
お客さまと対峙しています。

それは手抜きとかではなく、
お客さまの髪質と向き合った
仕事をするからです。


・髪の毛が乾燥(ダメージ)しているのに、
ラインを消すためにセニングを多用する。
どんどん毛先は細くなり、次のご来店には
髪の毛はさらにひどくなる…。


・先月いらっしゃっているのに、
今月もセニング多用する。

伸びてきて重くなるのは
根元〜中間。
それなのに中間〜毛先にセニングを多用して
髪の毛のコンディションを悪くする。

(※昔、よくサロンのスタッフに
「先月の自分が一生懸命すいてるから大丈夫。」
と良く言っていましたw)


・カウンセリングで
『現在重さを気にしていますか?』
質問をして現状と理想をヒアリングしていない。

重さは気にしていなく、
別のことに髪の毛のお悩みが
あるのにキャッチアップしていないので
余計な仕事をして、大事なことが
できていない。
それでは、再来しないし指名にもならない。



そのような仕事をしているスタイリストに
再来したときに、
「ちょっと髪の毛に負担がありますねー
トリートメントやりませんか??」

心のなかで、
(※あくまでも心のなかで)
それはあなたの先月の仕事の成果だろ。
と密かに思います。


【セニングを捨てちゃえ】

極論のまとめですが、
セニングを捨ててお客さまに対峙
してみたらいいのに。

そのデザイン、
そのお悩みや理想、
その髪質に本当にセニングが必要な
ところが見えてくると思います。

持っているから、オートマチックに
セニングを入れていることに問題視を
しています。
(※だったらシザーで軽くする。
ということではないですからね。)

セニングがなければ、
どのように軽くするのか。
どこに必要なのか。

ここが見えてくると思います。


もっと本質的な仕事をするべきです。


お客さまのお悩みと理想。
お客さまの髪質と髪の状態。


ここをよく考えて
デザインする。

そこに本質があると思います。



みんなの日常のヒントになれば。



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池田わたる

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高校生で美容業界に。
朝晩ひたすら練習してコンテスト優勝、入賞 
青山のカリスマサロンに就職もさっさと退職
大手サロンでスーパーバイザーつとめ十年以上勤務

美容室60店舗の会社の取締役に就任。
考えの違いで退く。
ミラーレンタルでの指名客のみ施術
訪問美容の立ち上げや訪問美容施術
 
理美容戦略MGマネジメントゲーム インストラクター取得。経営疑似体験、戦略会計の
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