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【早遅やる??】美容室の営業時間について

美容室の営業時間で、早番・遅番の有無をよく話にながります。

早番・遅番を「やったほうがいいのではないか?」や「やりたくない」の話が出ます。

主に、管理者側からは「早番・遅番を取り入れたい」。

従業員側からは「やりたくない」。

このような会話を耳にすることがあります。

意外と「数字」で判断するべきですが、感情などが入り混じるので適切な判断をしていないサロンが多いのではないでしょうか。

今回は、早番・遅番はどっちがいいか。。。そのような内容になります。


【結論から】

早番・遅番は「やるべき」である。

なぜならば

1、時間単位の家賃比率を下げることができる。

つまり、コストを抑え安定的な事業になる

2、受け入れ時間が伸びることで、売上のチャンスを得ることができる。

実際に、売り上げることができる。

また、お断りを減らすこと(機会損失)をなくすことができる。

つまり需給バランスを整え、利益を最大化できる

このような結果があるため、早番・遅番はやるべきである。

【嫌がる人は多いよね。】

早番・遅番の話になると嫌がる人は一定数存在します。

もともと早番・遅番を導入していなかったサロンが、導入の話になると反発が起きます。

なんか働く時間が伸びてしまうような感覚になるようです。

そんなことはなく、1日8時間を働くわけですからスタートと終わりがズレるだけなのですが。。。

ご家庭の事情がある場合などは、導入を見送ってもいいと感じますが、ママさん以外にスタッフが充実しているようなら、導入すればいいと感じます。

【メリットが多い】

なぜ、早番・遅番を取り入れるべきか・・・という話になる前に、前提の一致が必要なので説明しておきます。

それは。。。

「売上に対して人件費率50%」であるということです。

何が言いたいかというと、、、

A、自分自身が売り上げた売上から最大で50%近くが自身の給与(報酬)になるということ

B、個人ではなく「サロンで売り上げた売上から50%の人件費率」を見ることができる

ここが言いたいことであり、前提の一致が必要なことです。

A、自分自身が売り上げた売上から最大で50%近くが自身の給与(報酬)になるということ

自分自身が月間100万円売り上げたら「最大で50万円」の報酬になる、、、ということです。美容室ビジネスの場合、人件費率は頑張って50%です。(そこまで出せないサロンがほとんど)

給料だと額面の総支払額です。そこから引かれたのが「手取り」です。

美容室が健全に運営されるためにはおおよそ50%の人件費率になります。

B、個人ではなく「サロンで売り上げた売上から50%の人件費率」を見ることができる

特に共有したいのがこちらです。複眼的に見ていくと、、、

サロン全体で売り上げた売上から50%の人件費率をスタッフで分配する。。。

このように考えることもできます。

つまり「みんなで売上た500万円の売上から50%の250万円」を人件費に充てることができるとも言えます。

ここから考えられるのは「みんなで売上が高くなれば、分配する人件費は多くなる」ことがわかります。

アシスタントが在籍するサロンは特に理解が必要になります。

では、なぜ早番・遅番があった方がいいのでしょうか?

【理由は明確。3つの理由】

1、時間単位の家賃比率を下げることができる。

つまり、コストを抑え安定的な事業になる。

2、受け入れ時間が伸びることで、売上のチャンスを得ることができる。

実際に、売り上げることができる。また、お断りを減らすこと(機会損失)をなくすことができる。

つまり需給バランスを整え、利益を最大化できる

このような結果があるため、早番・遅番はやるべきである。

[1、時間単位の家賃比率を下げることができる。つまり、コストを抑え安定的な事業になる。]

毎月、100万円の家賃を支払っていたとします。営業日は毎月25日間。1日の営業時間が8時間です。

家賃をペイするには。。。

100万 ÷ 25日 =4万円 / 1日の家賃

4万円 ÷ 8時間 = 5千円 / 1時間の家賃。

単純に営業時間を1時間前後に増やしました。営業時間は10時間。ついでに年中無休にしました。

100万円 ÷ 30日 = 3万3千円

3万3千円 ÷ 10時間 =3千3百円。

家賃をペイするのに必要な売上が下がっています。

シンプルに安定的なサロン運営の可能性が高まっています。

[2、受け入れ時間が伸びることで、売上のチャンスを得ることができる。

実際に、売り上げることができる。また、お断りを減らすこと(機会損失)をなくすことができる。つまり需給バランスを整え、利益を最大化できる]

単純に「需給バランス」を整えることができます。

需要と供給です。ここの理解が必要ですね。

つまりお断りする確率が減り、機会損失が少なくなります。

19:00までのお客様だとカットだけしか受け入れられなかったのが、19:00でもカットカラーを受け入れることができるようになりますよね。

人数が分散して受け入れる客数が減る。。。

このような意見を聞きますが、そんなことはありません。

10:00スタートのサロンに9:00からの早番を入れたところで、遅番を10:00にすれば営業時間の前後に1時間増やすことができます。

今までの10:00にはスタッフが全員揃うので、そのようなことは起こり得ないと思います。

【算数で調べてみよう!】

10:00~20:00(最終受付) 実働10時間

週休2日 5営業日

5×10時間=50時間 ×4週間=200時間

これをシフトにすることで

10:00〜22:00(最終受付)実働12時間

無休 週7営業 ×4週間=336時間

200時間と336時間だと60%の違い。

つまり、およそ160%アップ。家賃が同額だと60%コストダウン(比率ダウン)になります。

ここが、家賃比率が下がり安定的な事業を運営することができること。

売上を上げる機会が160%アップすることができます。

従業員の働き方にも十分に配慮が必要ですが、感情的な話ではないので合理的な意思決定が求められると思います。

今より何もしたくないけど、給料は上げてほしい。。。

このようなわがままを言っていても仕方ありません。

単純に算数で必要性を示すことができます。

【まとめると】

早番・遅番は「やるべき」である。

なぜならば

1、時間単位の家賃比率を下げることができる。

つまり、コストを抑え安定的な事業になる。

2、受け入れ時間が伸びることで、売上のチャンスを得ることができる。

実際に、売り上げることができる。

また、お断りを減らすこと(機会損失)をなくすことができる。

つまり需給バランスを整え、利益を最大化できる

このような結果があるため、早番・遅番はやるべきである。

 


 みんなの日常のヒントになれば。


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