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会社は「集団幻想」

会社員というものから離れてかなりの年月が経ちました。

客観的に会社・組織について考えると、当然社員の頃と感じていたものとは全く違うものになっています。

客観的に会社のことを考えると「求人」が見えてきたのでブログにします。


【結論から】

会社は集団幻想に過ぎない。

つまり「ファンタジー」である。

具体的なつながりはあるようで無い。

目に見えないものでまとまっているものが会社として正解である。

つまり、具体的な「何か」で繋がるよりも、抽象的なフワッとした「何か」で繋がるのが本質である。

【会社ってすごくね】

会社員から離れた人間が見ると会社に属するって結構、、、大変だよね。。。

と感じます。

時間は消費されるし、給与は水準が低くなかなか上がらない。

ムダな人間関係に消耗して、出世の派閥。。。

会社や会社員は社会保障がある!を盾に話してきますが、別にフリーランスでも収入保障の保険も損害賠償の保険もあります。

最終的には「働かなくても収入のある状態」にすれば生活の安心もあるので「厚生年金」あってもなくても変わらないと思います。

*厚生年金があって、さらに資産運用のほうが国保よりいい!という意見を言われますが、全くわかってない。月に「いくら」の問題で、収入の手段はなんでもいいからです。数字で見るものは結果で判断です。

ちなみに傷病手当や休業保障なども会社はやってくれます。フリーランスは、手当や保障がないと思われがちですが、医療保健や収入保障などいくらでも防衛策はあります。

まじで人生のコスパが悪い。。。と感じてしまします。

それでも多くの人は会社に残るのだから「そこ」ではないと感じています。

【自分ではできない規模の仕事や責任】

会社に勤めることで、自分だけの事業と違い規模の大きな仕事や予算の大きなプロジェクトに参加できるメリットがあります。

それは大きな経験となり、個人事業を立ち上げるときの大切なスキルとなります。

個人では挑戦できないような大きな仕事を経験できるのは、会社員の強みでもありあます。

また、店舗や事業部のリーダーとなり、周りのメンバーをマネジメントやリーダーシップを発揮できるところも大きなポイントです。

個人事業では、なかなか経験できなことを学び挑戦できることは会社員の強みと言えることです。

【会社は集団幻想】

とはいえ、今回の内容は「フリーランスと会社員のメリット比べ」ではなく、別のところにあります。

それは「会社は集団幻想」であるということです。

これは良くも悪くもそういうものとして理解するのが本質的かと感じています。

ここを理解することで、新卒がなかなか求人できないサロンも求人のきっかけが掴めると感じています。

会社はどうして集団幻想なのか。。。

結論からいうと、、、

具体的なつながりを持っても、それを超える具体的な提案に社員は流れていく。

つまり、具体的なつながり「報酬」や「評価」で繋げても、さらにいい条件のところに流動していくことが容易に想像がつきます。

具体的な部分で繋がることよりも、抽象的でフワッとしたところでつながるのが適切だと感じます。

「やりがい」「会社が好き」「貢献」

そんなの昭和、平成の時代じゃん!!と聞こえてきますが、それが普遍的で本質なんだと感じます。

令和とは言いませんが、最近は目にみえる「報酬」(給与、評価)の優先順位が高いですが、結局はそれ以上の条件を提示されtら「そっち」に行きます。

それが人間ですし、普通です。

だからこそ「集団で幻想」を共有するのが会社の本質だと感じています。

【退職者が止まらない】

多くのサロンが「中間層」の流動性が高く、空洞化した構造になっています。

これは、業務委託サロンの条件がいいぞ!!シェアサロンの条件がハンパねぇー!

と、環境に答えを求めた愚か者たちの転職です。

しかし、その愚か者ですら止めるチカラのない正社員雇用のサロン。。。

そうなんです。条件(具体的なつながり)で戦おうとするからです。

人件費の高つく正社員雇用では、社員の手元の残る給与は少なくなります。

多く支払っていることを知っているのは社長と経理の人のみです。

本人は「給与が少ない」「上司が多く取って、搾取されている」。

上司は「全然給与が上がらない」「役員が多く報酬を取ってるからだ」と、すれ違います。

業務委託サロンの報酬がいいのは、正社員の手取りと比べるからです。

同じ美容サロンビジネスしているので、人件費率は大して変わらないです。

業務委託サロンは「歩合」で美容師の頑張りを吸い取るわけですから、ちょっとの額の差しかありません。

業務委託サロンは一生、馬車馬のように働かなくてはいけません。社員のように役職(責任で給与が増える)ことはありませんから。

つまり、正社員は「具体的なつながり」ではなく「徹底した想いの共有」(幻想)で戦えばいいわけです。

戦場が違うわけです。

【想いの共有以外なくない??】

シェアサロンを運営して感じるのは、報酬・自由に関しては圧倒的です。

条件では負けなしです。

しかし、正社員の会社が勝てるのは「想いを共有」することです。

もちろんシェアサロンでもできますが、最適だとは思いません。

なぜならば「自由」がなくなるからです。

シェアサロンの良さの1つの自由に自分を表現できる。。。があると思います。

会社員には「服務規定」や「就業規則」があって、そんな簡単に「自由」はありません。

このような「条件面」で社員に語ったところで、そもそもシェアサロンに勝てるはずもありません。

だからこそ「想いの共有」が圧倒的な部分だと感じます。

想いの共有=集団幻想

と考えています。

【まとめると】

会社は集団幻想に過ぎない。

つまり「ファンタジー」である。

具体的なつながりはあるようで無い。

目に見えないものでまとまっているものが会社として正解である。

つまり、具体的な「何か」で繋がるよりも、抽象的なフワッとした「何か」で繋がるのが本質である。

みんなの日常のヒントになれば。


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