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美容師の質にまつわる数字

美容業界にはいまだに「売上至上主義」的な空気があります。
当然、売り上げがとても重要なのですが、、、
売り上げが高いことのカラクリがあるので、本質的とは言い難いです。

今回は、美容師の「質」を高める。そんな内容です。


【結論から】

美容師の量と質を意識しているか。
また、その量はどの数字に表れて、質はどの数字に表れるか理解しているか。。。

美容師の量にまつわる数値にとらわれても、アッパーがくる。
いつかは止まる。

美容師の質を高める。
美容師の質にまつわる数字を常に意識する。

つまり、出勤日数や長時間労働に左右されない数字が重要であり、その数字が高い美容師こそ、質の高い美容師である。

【美容師のありがちな勘違い】

美容師のプロフィールなどを見ると「月間〇〇〇達成」や「月間〇〇〇名様担当」などの数字を見ることがしばしばあります。

ダセーな、、、と正直思っています。

なぜならば、その数字はめちゃくちゃ大事だが、本質的な数字ではないからです。そもそも、それよりも上が世の中にはいますし、お客様はその人の売上よりも「自分がどうなれるか。。。」が重要だからです。

プロフィールの貴重な文字数を意味ないことに使っています。

【売り上げ、客数は「量」の数字】

「月間〇〇〇達成」や「月間〇〇〇名様担当」のような数字は「量」の数字です。
簡単に言うと「出勤日数」や「長時間労働」をすれば、多くの人が達成可能だからです。

量をこなすことで達成できる数字です。

【量から質へ】

本題を掘り下げる前に、、、
量もこなしてない人が、量を頑張っている人を安易に批判することはやめてください。
自分がやらずに頑張っている人を批判するのは、見るも絶えないです。

前提の一致ですが、、、
量は質に転化します。つまり量をトライした人だけが「質」を高める領域にいくことができます。
量もトライしない人は、自分の方が笑われる立場だと自覚した方が良いと感じます。

優先順位があるわけですね。
量の挑戦をした人が質の挑戦をすることができます。

【美容師の質の数字】

結論から言うと、、、
美容師の質は「出勤日数」や「労働時間」に左右されない数字です。

具体的には
「単価」「再来率」「次回予約率」「紹介数」「来店サイクル」です。
次点で店販の販売額なども続きます。

ここの数字は「出勤日数」や「労働時間」に左右されない数字です。
量を頑張れば数字も上がっていくこともありますが、本質的には数をこなす行動とは別の施策が必要になります。

売り上げを上げることは、仕事をする上で重要なので当たり前の前提としています。ここを直視しないのは論外になってしまいます。

繰り返しますが「売り上げは、出勤日数と長時間労働であげられる」わけです。本質的な数字は、その売り上げを構成している「質」の数字です。

質の数字が高まった結果、高い売り上げをあげられることが本質です。
自分の体を酷使した売り上げは、もちろん否定はしないですが「持続可能」なことではありません。

【いかに選択肢を増やすか】

この質を高めることでどうなるのか。。。

言葉を選ばずに言えば「ラク」になります。
最小限のリソースで売り上げ最大化になります。

みんなわかっているけど、行動に移していないだけだと思います。

質が高まれば、余裕を生み出すことが可能です。
自身のキャリアの選択肢を大きく増やすことができます。

新しいビジネスを起こすこともできれば、たくさん旅行に行って質の高い時間を過ごすことも可能です。
毎日のタスク(美容施術)に追われているようでは、未来に投資する時間を作れません。質を高めることで余裕が生み出され「選択肢」を増やすことが可能になります。

【キャリアスタッフこそ質を目指せ】

正社員で他店舗の組織になると、マネジメントに回ることが予想されます。

しかし、いつまで経っても「量」を追っていると、マネジメントをすることが困難になります。そうなることで、退社が相次いだり、教育などの質が高まらず、伸び悩みスタイリストを生産し続けてしまいます。

量を追っている管理職がいると、、、
そもそも店舗の管理ができていません。
お客様をこなし続けることが第一の仕事になっているため、後輩よりもまずは自分自身を考え続けます。
組織もビルドアップされません。

また、組織も「量」の評価をキャリアの中で明確に線引きすることが重要だと考えます。つまり、給与体系などが「売上」の評価なので、管理職も「量」から離れられなくなります。
高い給与、生活の安定が土台にあってこそ、自主活性型の働き方になります。

いつまでも量をこなさないと生活がままならない不安と対峙し続けるような仕組みは、ひたすら自分の売り上げを上げることが第一の個人を生み出し、組織としてはビルドアップされない構造を続けていきます。

「量」から「質」の評価制度を導入するべきかと感じます。

【まとめると】

美容師の量と質を意識しているか。
また、その量はどの数字に表れて、質はどの数字に表れるか理解しているか。。。

美容師の量にまつわる数値にとらわれても、アッパーがくる。
いつかは止まる。

美容師の質を高める。
美容師の質にまつわる数字を常に意識する。

つまり、出勤日数や長時間労働に左右されない数字が重要であり、その数字が高い美容師こそ、質の高い美容師である。

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みんなの日常のヒントになれば。

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