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美容師の「資産」を再定義するべきだ

個室型シェアサロン「The Apartment of Solon 」を6月15日」にオープンさせました。

今回は美容師をちょっと良くするサロンとして、今までの美容室にはなかなかできない仕組みを提供しています。

1、長時間労働 → 予約の入っている時間だけ出勤。終われば帰宅。
2、賃金の話 → 100%売上還元。100万円売上れば100万円手元に。そこから費用。
3、ファンと共に独立🈲 → カルテの引き継ぎ一切なし。指名客と次のキャリアへ。

美容業界が何十年も解決していない問題を、1つの答えとしてサービスにしてみました。


今回は、美容師が再定義すべき「資産」の」話しです。

【結論から】

美容師の資産は「ファン」(顧客・カルテ)そして技術である。

サロンを辞めて独立する時に圧倒的な資産になるのは、いうまでもなく「ファン」である。

美容師はこの「ファン」と「技術」を「資産」と位置付け再定義する。

顧客管理が紙からデジタル。店から人に変わった時点で「再定義」しなければならない。

【美容師の資産って】

美容師の資産って考えたことありますか?

考えていないと、自分が独立する時や従業員が独立する時にトラブルのもとになります。

職場は、未来を実現するために、いかに社員の「資産(市場価値)」を持たせるかが重要になります。

フワッとした綺麗な言葉で社員を惑わせても全く意味がなく、本質的には「資産(市場価値)」を高めることが「会社として社員想い」だと感じます。


【美容師の資産】

カルテや技術は、転職しても通用する大事な資産です。この資産を再定義して、会社が従業員に提供するものとしてデザインするべきです。

すでにそのタイミングはだいぶ前に来ていますが、まだまだ改善されないのが現状です。

【フリーランスの波は当分くるよ】

美容師のフリーランス化への流れは当分続くと思います。


その流れの中で、今回の私のシェアサロンのような新しい価値観を提供するシェアサロンが登場すると思います。


東京でシェアサロンを利用した経験からいうと、東京都はやはりフリーランス美容師が多く存在し、徐々に地方都市へ伝播していきます。


今回、東京駅まで30分の東京のベッドタウン「船橋」に出店して確信しています。


地方都市は潜在的にフリーランスを意識している美容師が多い。顕在層は少ないものの、具体的な情報に触れることで顕在層に変化する美容師が多いことに気がつきます。


こうなると、地方都市でもフリーランスを希望する美容師は増え続け、シェアサロンはますます条件争いになっていくことが、容易に想像がつきます。

【資産をどのようにデザインするか】

話を戻すと、美容師の資産は「技術」と「ファン」です。

この「ファン」をどのように従業員美容師に再定義するかがポイントです。

最近まで「紙」で顧客情報を管理していたサロンは、圧倒的に優位なポジションに立っていました。

しかし現在、インスタやLINEで直接スタイリストと予約をやりとりするようになり、顧客管理が紙からデジタルに変化、サロンから個人に変化した今、退社するときに「顧客は置いていけ」という主張自体が無理が生じています。


そこを早々に見切りをつけて、美容師の資産として認知し、会社全体のサービスの設計に組み込むべきだとかんじます。

【フリーランスが増える一方で社員の安定】

フリーランスが全てだとは感じていません。一部の美容師はフリーランス化していくことが明確だと思います。しかしその中で、社員として仕事を選ぶ人もまだまだ大多数です。

シェアサロンのようなものが台頭していけばいくほど、教育サロンのような会社組織の価値はますます高まります。なぜならば「教育」(スタイリストに育てる)があるからです。

美容師の資産の1つ「技術」が教育として覚えられることは圧倒的な価値になります。

今後の美容師が、会社への「安定」は、少しづつ変化していくはずです。

労働条件が圧倒的にフリーランスがよく見えてしまう世の中では、正社員として何を求めて勤務するのか。会社はそこのデザインが必須になります。

【繰り返すけど、それが資産】

商品棚に「正社員・業務委託サロン・シェアサロン(今回のソロン)」が労働市場に並んだ時に、圧倒的にシェアサロンが良く見えてきます。

その中で、正社員を選ぶ「理由」を考え直さなければなりません。

新卒で入社して、立派なスタイリストに育てられる。

市場価値を高めて労働市場に送り込む、または独立させる。

ここのキャリアアップをいかにデザインしているかがポイントになりますね。

昭和、平成中期までは、正社員雇用一択から、数年前に業務委託サロンが台頭し、これからはシェアサロンが伸びてきます。

シェアサロンが教育も手を出したら、正社員雇用は「条件」では勝てなくなりますね。どのように付加価値や成長=資産を作り上げられるかがポイントになるのでしょうか。


【まとめると】

美容師の資産という考え方。

美容師の資産は「技術」と「顧客」。

資産を築かせてあげられることが「社員想い」だと感じる。

そもそも顧客管理が時代と共に変化しているのに、いまだに昭和と変わらない独立や、退社スタッフとの争い。

そんな面倒なことを繰り返すなら、いっそのこと社員想いなデザインに変えてしまった方が、独立するスタッフも少なくなると感じる。


今回は、美容師の「資産」を再定義する内容です。

 みんなの日常のヒントになれば。


#美容師をちょっと良くするブログ


小学校入学の頃からなりたかった職業=美容師✄


高校生で美容業界に入り浸り。店長・スーパーバイザー・取締役を経て、美容業界を俯瞰して見ています🌈


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The Apartment of Solon 


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