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才能の正体

映画「ビリギャル」にもなった書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶応大学に現役合格した話」の著者、坪田信貴先生。

彼は「才能の正体」を研究しているのだそうだ。

その彼が、「才能の正体」にある結論を出したのだが、その話にとても納得してしまったので、紹介する。

例えば、50cmほどの幅で人間が乗ってもビクともしない板があるとする。
この板を地面に置いて、歩くことができるかと聞かれたらどう答えるだろう。

多分ほとんどの人が「できる」と答えるのではないだろうか。

では先ほどの板を、高さ300mのビルからビルの間に橋として架けたとする。さて、その板を渡ってビルからビルを歩くことができるだろうか。

先ほどとは打って変わって、ほとんどの人が「できない」と答えるのではないだろうか。

同じ板を渡るという行為だが何故、真逆の答えに変わってしまうのだろう。

それは「失敗」するリスクがあるかどうかだ。

地面に置いた板を歩く行為は、失敗するリスクは0。それに対し、300mの高さを歩く場合、どうしても失敗したときのイメージをしてしまう。

「もし、落ちてしまったらどうしよう。」

「強風が吹いてきたらどうしよう。」

当たり前の話をいっているようだが、実はこの2つ。「誰でもできる」という点に注目してほしいのだ。

「誰でもできる」とはどういうことか。それは身体を鍛えていなくても、学力が高くなくても、特殊が能力がなくても行動することはできるという点。

才能の9割はメンタル。やるかやらないかであると結論付けたのだ。

高さ300mの失敗は死を意味するかもしれない。しかし挑戦していないものに失敗というリスクはあっても死のリスクはない。

いつから失敗を恐れるようになったのだろう。

常に死をも顧みず、挑戦し続けている、赤ちゃん。

この世で一番、尊敬しなければいけない人は赤ちゃんなのかもしれない。



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