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なんで「書くこと」はこんなにも難しいのか、その答え。

毎日執筆している

noter諸君。


すばらしい!


本当にすばらしい。




いきなり

なんでこんなことを

言うかって?


それは

書くことが


話すことの3倍むずかしいからです。

※ 3倍という数字に根拠はありません。


そもそもですが


書くって、

むずかしくないですか?


スタートから

終わりまで、


ノンストップで書き切れる人は

そう多くないはずです。


書いて、
消して、

悩んで、
考えて、


なんでこんなにも

執筆は頭を悩ませて


書かねばならないのか?


それはですね、


口で話すより、
圧倒的に 情報量が少ないからです。


当たり前ですが、

情報が少ないほど、


相手には伝わりづらくになります。


少ない情報で


どうやって伝えるか。


そんなことに

向き合わねばならないから、


書くことは

めちゃくちゃ難しいんです。



少ない情報でたたかう文章


書いて伝えるとは

「文字」だけで伝えねばなりません。


ですが、

口頭でのコミュニケーションは

どうでしょう?


音で伝えることもできますし、

なんなら、

ボディランゲージがあります。


ちなみに、


ボディランゲージは

情報の50%以上を占めます。


怪談話で

ゾゾってするじゃないですか?


あれも文字で書くより


口で語るから

怖さが増すんです。



怖いなぁ〜、怖いなぁ〜

と言われて不気味になるのは


口調に

波を作れるからです。


いきなり「ワッ!!」

と脅かしたり、


ボソボソ…と

ささやいて、


空気を演出できます。



加えて

小道具や、

身振り手振りを使えば、


より

臨場感が増すのでは

ないでしょうか?


しかし、


文章はどうでしょう?


ことばの抑揚は

まず伝わってきません。


できるのは


文字を打ち、

行間をつかい、

強調し、


あと、

画像を挟むことでしょうか。


口頭よりも


圧倒的に少ない情報量で

勝負せねばなりません。


だから私たちは

頭を抱えて書いているです。


読者がどうすれば


私たちの

「伝えたい!」を


受け取ってくれるか。


なんども

なんども


頭をかかえながら

書いているわけです。



「見えないもの」を表現するむずかしさ


文章で相手に伝えるには

書きかたを工夫せねばなりません。


だから

文章の構成をかんがえたり、

表現の仕方をかんがえたりします。


あれやこれやを使って


なんとか

情報をとどけようとします。


そもそも、

書くのがむずかしい要因は

これだけじゃありません。


それは

私たちの「書くトピック」にも

あるからです。


私たちが書くこと。


それは、

日常の体験や、

学びです。


しかしそれは

あなたのしか、わからないのです。


あなた以外に、


あなたの体験を

知る人はいないからです。


だから

読者からすれば未知の情報。


0スタートです。


そこから、

文字をつかって、


自分の体験を

相手に感じ取ってもらうのです。


そう、


文章のなにが難しいかって

言われると


「見えないもの」を表現しなくちゃ
いけないからです。

あなたの体験したことは

目にみえません。


だから文字で

説明するんです。


しかし、


世の中のものは


目に見えないものだらけです。


いい例が

「感情」です。


私たちは

数えきれない感情を

心にうかべながら生活しています。


そして体験には、

必ず感情がからみます。


体験したことを


ツラツラ語るだけが

文章ではないのです。


その体験を通じて

感じた、


興奮。

悔しさ。


それを知ることで


読者は

あなたの姿を

想像しながら読めるんです。


ですが、

冷静にかんがえて、


それがめちゃくちゃ

難しいわけです。


なぜ、

難しいのか?


それは、


感情がひとことで

言い表せないからです。


過去の苦しい体験も

「苦しい」とひとことでは

表せないはず。


文章のむずかしいところは

「苦しい」と書いたら
読者のイメージする「苦しい」で終わってしまうことです。

そして

イメージの尺度は、読者によって違います。


「苦しい」と

ひとことで言っても


「もう消えてしまいたい!」くらいの

苦しみととらえる読者もいます。


はたまた、


「玉ねぎが目にしみる!」くらいの

苦しみととらえる読者もいます。


これは極端な例ですが…


しかし、


読者によって

イメージの乖離が

うまれるということです。


そして私たちは


この差を埋めるために、


文章の表現をつかって

読者に伝えていかなければ


ならないのです。


・・・


私なりに

まとめさせていただきます。


書くことが

難しい原因は、2つ。


「文字」という少ない情報量で伝えること

「見えないもの」を表現しなくちゃならないこと

だから

noteで執筆している人は


冗談抜きで

すてきだと思っています。


ジャンルはどうであれ


他人には「見えていないもの」を

表現するわけです。


この力は

書き続けないと体得できません。


・・・


書くことは、

ときに嫌になります。


そして、

ぶっちゃけめんどくさいです。


ですが、


文字をつかって、


自分の体験や考えを

シェアできる。


これは素敵なことです。


あなたの文章、


言い換えれば、

あなたの体験に救われる人も


いるかもしれないのです。


これって

誇らしい行為ではありませんか?


ーーーーーーーーーーーーーー

っということで、

私の書いた「見えないもの」は


見えたでしょうか?


ちょっとでもいいな、と

思ってくれた方は、


「スキ」や「コメント」で

応援してくれると励みになります。


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