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任せるのは自分のためだけでなく、人のためでもある

「この仕事、任せました!」と


あなたは素直にお願いできる

タイプでしょうか?


意外にも

「お願いする」というハードルを


高く感じてしまう人が

います。


かくいう私も、

人にお願いできないタイプでした。


理由は簡単。


相手に

嫌な顔をされたくないからです。


ちょろっと話したことが

あるのですが、


昔の私は

超・気にしすぎ自衛官です。


人の顔色が

気になって気になって


仕方がない。


だから

人にお願いなんて、恐れ多い。


自分でやってしまった方が

気が楽というものです。


しかし、

そうもいかずに


人に任せなければ

ならないときは


必ず来ます。


私も自衛隊を勤務して

わかったことが、1つ。


任せるとは

相手のためでもあるんです。


そして最終的には


任せることで、


他の人を助けることもできるようになります。



寝ることも「仕事」


なんでこんな記事を

書こうと思ったのか。


キッカケは、

まるさんのこの記事。


私たちと

切っても切れぬ関係、


「睡眠」


この記事では


睡眠習慣の大切さが

説かれています。


んで、


読みながら、

昔を思い出したんですよね。


自衛隊って

長期任務につくことが


たまーに、あります。


演習とか、

災害派遣なんかがそうです。


んで、


そのときも

寝なくてはいけないわけです。


当然ですよね。


1日、2日で終わる

仕事ではありませんから。


どこかで

休みながら


働かねばならないわけです。


そして、

誰かが寝るということは、


誰かに仕事を任せねばなりません。


自衛隊は

24時間勤務なので


誰かが起きてなければ

ならないわけです。


ただ、

当時のわたろう隊員は


この「任せる」ことが

超・苦手だったわけです。


だって、

申し訳なくないですか?


自分がスヤスヤ寝ている横で

他の人は頑張っているわけです。


さらにこれが

上司ともなれば、なおさらです。


あのときの私は、


「上司に仕事を任せて、自分だけ寝る」

というのが


気まずくて気まずくて

しょうがありませんでした。


ですが、

いまとなればわかります。


どんな状況であれ、


寝ることも仕事なんです。

むしろ、

寝てくれなければ困ります。


忘れちゃならないのは、


休むのは

自分のためではありません。


チームのためです。


仲間のためです。


全員が疲労困憊で倒れてしまえば

意味がないわけです。


そうならないために、

交代で休み、


次の人が、休む。


そうでもしないと、


チームは終わりです。


当たり前の話ですが、

昔の私はこの視点が

ポッカリと抜けていましたね。


「仕事を任せるのが気まずい」という


身勝手な思い込みを

持っていたわけです。



休まねば「助けられない」


そこで求められるのは、

「安定して休む」ことです。


どんな状況でも


食べなくてはいけません。


寝なければいけません。


リラックスせねばなりません。


それは

自分のコンディションを

整えるためです。


コンディションを整えるのは

自分のためでもありますが、


先ほど言ったように、

チームや、仲間のためでもあります。


そもそもですが、

ヘロヘロの状態で

誰かを助けることはできません。


あなたが


残業まみれで

疲労困憊の状態をイメージしてほしいのですが、


その状態で

誰かのために尽くそうと

思えるでしょうか?


けっこう

キツイと思います。


だから長期的にみて


休むとは

必要な手段なんです。


英気を養ってこそ、


他人を助けられる

余裕が生まれます。


そう、

誰かを助けには、
自分が満たされていないと難しいのです。



任せることは「英断」


ここで冒頭の話に

戻ります。


確かに

人に任せるのは、

勇気がいるかもしれません。


当然です。


仕事を任せるわけですから。


ですが、


勘違いしてはいけません。


任せるとは、

仕事を振って終わりではありません。


むしろ、その先。


任せた先にあります。


世の中には、

「その人にしかできないこと」

というのがあります。


経営者や、リーダーが

そうですね。


「その人にしかできないこと」を

やるには、


任せるしかないのです。


でないと、

リーダーはパンクしてしまいますし、


なにより、

リーダーの役目を全うできません。


世の中だってそうです。


パンを作るには

小麦粉が必要です。


そして、

小麦粉は、


小麦粉を作っている人に

任せなければなりません。


分業ってやつです。


世の中は


任せて、

任されて

成り立っています。


規模は違いますが、


仕事における「任せる」ことも

同じです。


任せることで、


広い目で見ると、


誰かを助けることに

つながるんです。


・・・


という

睡眠から飛躍した

話になってしまいましたが、


まるさん、

記事をお借りいたしました。

ありがとうございます!


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