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【挑戦、失敗】思い通りに行かなくても「やってよかった」に変わっている

3月。

卒業の季節です。


なつかしいですね。


私も、学生の頃を

思い出していました。


っというのも

カオラさんの、この記事。


長男さんがめでたくご卒業。

涙腺にくる内容で


卒業した自分を重ねて

読んでしまいました。


私のなかで

かなり印象に残っている


「卒業」があって、


それが

「新隊員」です。


私は

元自衛官なのですが、


自衛官になったら

最初に通るコースが


新隊員教育です。


んで、


この教育にも

ちゃんと卒業があります。


卒業というよりは

「修了」になるのですが、


卒業式みたいなことも

しっかりやります。


卒業と聞くと

なにをイメージするでしょうか?


新たな門出、

明るい未来。


もちろん、


私も新隊員卒業時には、


そんなことを

考えていました。


ですが、


大人の卒業は

明るいことばかりでないのも


事実です。


転職。

部署移動。

起業。


これらも

大人にとっては

大きな門出。


しかし、

イメージ通りにいかないことも

多いのです。


実は、私も

理想とはかなり離れた


自衛官となってしまいました。



イメージ通りにいかないのが人生


白状します。

私は「戦車乗り」になりたかったんです。


戦車といえば、

自衛隊の花形。


イベントでは

みんなの注目の的。


それが、戦車です。


私は自衛隊に入ったら


「絶対、戦車乗りになる!」


心に決めていたんです。


だから

新隊員の教育は

めちゃくちゃ真面目にやりました。


体力が無いなりに


ヒーヒーいいながら

体にムチを打っていました。


自衛隊の部隊配置は、

新隊員教育卒業時に

決まります。


一応、希望は書くのですが、


もちろん、希望通りに

いかないこともあります。


私の第一希望は

もちろん「戦車」のある部隊を


書きました。


そして、


ドッキドキの

卒業式、前日。


部隊配置の発表の日が

きたときです。


私は心のなかで


「戦車! こい、戦車!」


と叫んでいました。


そして、

私に告げられたひとことが


・・・


「わたろう隊員、普通科!」


・・・


はい、

いわゆる歩兵部隊です。


正直、愕然としましたね。


なんたって、

体力がものをいう部隊です。


コンビニアルバイト上がりの

私の体力でつとまるのかと、


不安しかなかったわけです。


はじめて、社会人の

洗礼をあびた気分でしたね。


こうして、

喜びと、不安を交えた


私の卒業式が終わりました。



「予想外」から成長する


私が伝えたいのは


思い通りにいかなかった

卒業のはなしでは

なくてですね、


巡り合った環境で
思わぬ成長をするということです。

いってしまえば、

「戦車部隊」以外は


微塵も希望していなかった部隊です。


ですが、

やるしか無いわけです。


だから希望しなかった部隊で

なんとか生きました。


その過程で、


怖い上司にも会いました。


そして、


その上司から、憧れも抱きました。


そう、

どんなドラマが待っているか


わからないわけです。


あなたの人生も

そうではないでしょうか?


順風満帆では

なかったはずです。


ふんだり、けったり。


予定外の連続です。


でも、やるしかないわけです。


嫌な経験もたくさんするでしょうし、


そのなかで

ちょっとした嬉しさも

芽生えることがあります。


そして不思議なことに、


過去を振り返ったときに
「いい経験だった」と思えるようになります。

Apple創業者の

スティーブ・ジョブズの有名な言葉に


Connecting The Dots(点と点をつなぐ)


というものがあります。


いっけん、

過去の意味のないようなものが


つながって意味をなすことがある。


まさに、


「点」が「線」に変わる瞬間がくる。


世の中の人は

この繰り返しです。


私は「戦車乗り」には

なれませんでした。


ですが、

今思えば「歩兵部隊」での経験が


悪いものだったとは

思っていません。


むしろ、


あってよかったな、と

思っています。


でなきゃ、


こうしてnoteを書くことも

なかったかもしれません。


世の中は、


思い通りにならないことも

たくさんあります。


「予想外」の先で

思わぬ発見をするなんて


日常茶飯事です。


ガムシャラにやってみてもいい。


どうしても

ダメだったらやめてみてもいい。


今ある環境でやってみると


いつの間にか

「線」になってることだってあるんです。


・・・


相変わらずの脱線記事ですが、


カオラさん、

記事を使わせていただき、

ありがとうございます!


そして、

長男さんのご卒業、おめでとうございます✨


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