見出し画像

「人と違う」ことが、なぜ恥ずかしさにつながるのか

どうも、わたろうです。


最近、「俺物語」という
少女漫画を読みまして、


面白かったわけです。


実は自衛隊時代に
休憩室に備え付けられていたものを
読んだことがあるのですが、


改めて
読んでみると
やっぱり面白いですね。


まぁ、


いきなりなんの話だって
感じですよね。


学生の頃は


男子が
「少女漫画を読むのは恥ずかしい」という
風潮がなかったですか?


私の周りには
ありました。


今は大人になったので、


男性が少女漫画を読もうが
女性が青年誌を読もうが

まったく気にもとめません。


ですが、


生きていると
「みんなと違う」ということに
恥ずかしさを覚えます。


もし多数決で
あなたが少数派だったとき、


なにを感じますか?


「え、私だけ?」
「間違っているのかな?」と


不安になったり、


少数派の自分が
恥ずかしくなる経験は
誰しもあるはずです。


どうして
「人と違う」って、
恥ずかしいのでしょう?


私たちは成長して、


唯一無二の
自分になりたい。


でも、
恥ずかしい。


このジレンマは
どうして生まれるのでしょうね?



王道から外れるから恥ずかしい


そもそもですが


「人と違う」って
なんで恥ずかしいのでしょうね?


「人と違う」ことを
求める人って多いはずなのに。


「みんなと違った生き方をしたい!」と
願い人もいるはずです。


なのに
恥ずかしさを感じてしまうのは、


周りと違うからです。

当たり前ですが。


よく、
どこにでも「こうあるべき姿」というものが
あると思いますが、


これに外れるからです。


小さいとき、


私たちは両親から
教えや躾を受けて育っていくわけです。


その過程で


やってはダメなことを学び、
とるべきアクションも
刷り込まれていきます。


私の母が
デパートで走り回る私に
「コラ! ダメでしょ!」と
叱ったのを覚えています。


そうしたことを
小さい頃から繰り返して、


「なるほどな」と
学んでいくわけです。


その積み重ねが、


いまの私たちを作っているのです。


同時に、


その過程で「こうあるべき姿」というものも
作られていきます。


いわゆる「常識」というものであったり
「王道」と呼ばれるものです。


これらは
「多くの人は、こうするよねー」という
暗黙の了解みたいなもの。


そこから外れると、
途端に恥ずかしさを覚えます。


あれ? これって間違っている?


そんな感じで
恥ずかしさを覚える。


そもそも
恥ずかしさの根源は
失敗したくないからです。


誰だって
恥をかきたくありません。


だからちゃんと調べるし、


その上で、
自分が納得した行動をとるはず。


なのに、
少数派や
周りと違う状況になった場合、


自分は恥ずかしさを覚えます。


こうした
「王道から外れる恥ずかしさ」とは


小さい頃からの
積み上げによりできたもの、


そんなケースが
多いのです。


大人になって決断する力を
つけるためには、


この思い込みを少しずつ
正していかなければなりません。



実際、周囲の人はどう思っているのか?


「本当の自分が出せない」と
悩む人は、多くいると思います。


なぜなら、
本当の自分を出してしまえば、


相手に嫌われてしまうかも
しれないからです。


素がだせない原因が
これではないでしょうか?


では実際、


本当の自分をさらけ出したら
相手はどう思うのでしょうか?


私の知人に
反対意見を言うのが
怖いという人がいました。


人に嫌われるかもしれないと
考えていたからです。


もし、あなたが
意見を言ったときに


「ごめん、私は反対だと思うんだ…」と
正直に言われたら、


どう思いますか?


「あ、そうなんだー。」
「そうなのー? どしてー?」


くらいにしか
思わないのではないでしょうか?


そこまで
深刻に考えないと
思うんです。


相手に悪く見られてしまうと
思っているのは


案外、自分が
考えているだけのことが
多いのです。



挑戦したところで、誰も気にしない


もうひとつ、
新しい挑戦に抵抗を感じる理由。


それは
失敗もありますが、
恥ずかしさもあります。


失敗した姿を見られたら恥ずかしい…
うまくいかなかったら恥ずかしい…


こうして
行動の手を止めてしまった方は
多いのではないでしょうか?


ちなみに
私は数え切れないくらいありますし、


それで没になった記事も
たくさんあります。


これも、
先ほどの例に置き換えて
欲しいのです。


例えば、
私が新しくYouTubeを始めたとしましょう。


これから
YouTubeをはじめていきますー!と
知らない人が見たらなにを思うでしょうか。


「ふーん」くらいにしか
思わないはずです。


そして、
例え失敗した状態が
人目に映っても


「ふーん」くらいにしか
思わないはずです。


そう、


案外、人って
自分を見ていないです。


たとえ見られていたとしても


四六時中、私たちのことを
考えていないです。


みんな、
自分が生きることで必死なんです。


失敗したらどうしよう…と
思ってしまうのは自分だけかもしれませんが、


あなたの隣にいる人や、
すれ違う人、
みんなが思っていることなんです。


自分に目が向いているんです。


私たちのことなんて
知ったこっちゃないです。


恥ずかしがらずに
行動するには?


明確に「これをやれ!」という
魔法のような方法はありませんが、


「知る」ということが
ひとつの解決策です。


「自分を見ていない」と知ること。

「他人も同じ感情を抱いている」と知ること。


すると、
少し楽になるのではないでしょうか?


忘れないで欲しいのは、
恥ずかしさや、不安。


そして、恐怖。


それはあなただけでなく、
生きる人間全員が抱える感情なんです。


私はいまだに


本当にあった怖い話を見ると、
シャワーを浴びているときに心細くなります。


そんなもんです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?