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2022年のカード：審判
去年のお正月は、小アルカナを一枚づつめくっていた時でした。
今年は、「審判」もしくは「判断」というカードが出てきました。
天空からのメッセージを伺う、聞く、そうすることによって、モノトーンの世界が徐々に色づいてくる、そんなイメージです。
何かを聞くことは、全ての始まりです。言葉の習得は、まず聞くことから始まります。何よりも「聞く」ということは、全ての始まりなのではないかと思っています。しかし
The Magician: 魔術師
今の感覚からすると、「魔術」と言うのはなかなかどうして、怪しげなエリアではないかと思います。しかしながら、実際はそんなことはなく、（いわゆる）「科学」と「魔術的なもの」は、紙一重というくらいの差しかないとしか思えないですね。
高等数学の数式なんか、一般の人から見たら「呪文」としか思えないでしょう。そういう意味では、このような本も、間違っているというか、荒唐無稽な話ではないと思っていますし、実際、
今日のタロット：復活を待ち臨む
＜キーワード＞
過去：気ままさ、自由さ、見ること
現在：進撃、力、頼ること
未来：無垢さ、明るさ、ひまわり
＜メッセージ＞
今日は冬至であるけれど、それに反して、むしろそれだからこそ、ここに出てきた3枚のカードがいずれも明るさを示しているのは興味深い。多少危うさを持つ「愚者」、しかし、そこから戦い、前身を表す「戦車」カードは、この時代にはある意味似合うカードだ。私たちは、色々な意味で戦いを強
今日のタロット：確信を持って、歩むことを
＜キーワード＞
過去：威厳、力、権威
現在：静けさ、学問、読書
未来：迷い、熱、闇
＜メッセージ＞
ざっとみると、そのストーリーはさまざまな色に満ちている。背景の色にも注目してみよう。そこには、さまざまは背景を見てとれる。その部分だけでも十分に興味深い読みが可能だ。力強く、今にも歩き出しそうな場面は、あなたの行動の強さを表しているのだろう。反して、今はじっくりと学ぶの時なのだ。それをしっかり
今日のタロット：自由意志をめぐって
＜キーワード＞
過去：歩、湖、落ち着き
現在：自由さ、考え直し、集中
未来：高みより、みること、
＜メッセージ＞
タロットにはソロカードがある。ソロというのは、そのカードに描かれているのがひとりのものを指す（他の方がこのような言い方をしているのかは知らない。おそらく公式の言い方でもないだろう）。多くの興味深い、いわばポートレートが満載なのだ．描かれている人物達も、いずれも個性豊かなキャラクタ
今日のタロット：用意すること、そして、進むこと
＜キーワード＞
過去：創造の源、いったん休憩、間違いを厭わない
現在：力、守り、進むこと
未来：静けさ、知らぬところで、人知を超えた
＜メッセージ＞
タロットでは様々な組み合わせがあるけれど、このように「星」と「月」に挟まれるというのは、それだけで興味深い。「今」を表す「戦車」が真ん中にある。勇気を持って進めということでもある。しかし、そこには従えるべき部下は書かれていない。孤独の戦いなのか
今日のタロット：来るべき太陽を生かすために
＜キーワード＞
過去：真なる祈り、朝日、過ぎ去りしもの
現在：熟考、静けさ、豊さ
未来：新しい旅立ち、昼間、純正
＜メッセージ＞
私が、いわゆる「逆位置」を採用しない理由は「カードの中にはネガティブなことポジティブなこと、どちらも表現されている」からである。解釈は単なる答え合わせではない。それは、一見ネガティブな意味を持つカードを見るとよくわかる。「死」のカードは、恐ろしげな死神に目を奪われ
今日のタロット：創造を生み出すために
＜キーワード＞
過去：筆頭、技術、道具
現在：創造、秘密、留まりの時
未来：安定、調和、新しき始まり
＜メッセージ＞
タロットカードを読み込むことは、宗教画を読み込むこととよく似ている。もちろん、それぞれのカードに宗教的（正確に言えばユダヤ・キリスト教）のバックグラウンドがよく見える。もちろん、そのようなバックグラウンドを知らなくても構わない。しかし、知っておくと、深く読むことができる。例え
今日のタロット：考えること、囚われないこと
＜キーワード＞
過去：正しさ、公平、武器
現在：無垢さ、ひまわり、二面性
未来：挨拶、真の悪魔、真の未来
＜メッセージ＞
全体的に暗めのトーンだ。救いは現在を表す「太陽」ではあるけれど、背後にあるひまわりの花言葉を考えると決して楽観はできない（「あこがれ」や「あなたを見つめる」という意味がある一方で、「いつわりの富」という意味もある）。そもそも太陽のカードも単純に捉えることは危険だ。おそらく
今日のタロット：物語を読む
＜キーワード＞
過去：祈り、死にゆく者たち、救い
現在：直撃、ショック、避難
未来：新たな創造、深夜、別の物語
＜メッセージ＞
カードはそれぞれで重要な意味を持つけれど、三枚となるとまた大きく、深く、新しい意味を持つことがある。それは偶然なのかもしれないけれど、そうではないとすれば、どう読み取れるのか。過去における死、それはショックなことであり、しかし必ず夜は明けるとも言える。「死」のカード
今日のタロット：複雑さを恐れることなく
＜キーワード＞
過去：複雑さ、中心、四つの視点
現在：謎を認める、視点、複雑さ
未来：考える、新しさ、違を認める
＜メッセージ＞
世界とは複雑だ。その複雑さを簡単に示してくれることはありがたい。北と南、西と東、敵と味方。しかし、そのような単純さは、見せかけのわかりやすさと引き換えに本来の複雑さに目を閉じることになる。極めて危険なことだ。単純であることは危険なことなのだ。一人の物語に四つの視点
今日のタロット：背後にこそ、明日がある
＜キーワード＞
過去：すれ違い、放置、全体を見ること
現在：手前、飛翔、集中
未来：覚醒、落ち着き、力
＜メッセージ＞
死は恐ろしいものだ。大抵の場合は、戻ることのできない道であるから、それを避けたりと思うのも当然であろう。しかし見よ、背後には希望の光が見えている。目の前だけの事象に囚われてはいけない。節制することが大事ではなく、なぜそうなのか、その理由はなんなのか、を知るべきだろう。それは
今日のタロット：一歩進むための気持ちを
＜キーワード＞
過去：立ち位置を考える、真の意味、鎖
現在：多様、言葉、それぞれの真理
未来：毅然とした、一歩、止まり
＜メッセージ＞
悪魔のカードを単なる不吉なカードとして読むことは否定しない。しかし、この悪魔然とした悪魔はどのようなメッセージを私たちに送っていくのか、と考えるとこのカードの読みが大きく変わってくるはずだ。恐ろしげな外面だけに囚われてはいけないことも教えてくれる。悪魔のメッ
今日のタロット：聴け、御使いの知らせを
＜キーワード＞
過去：乗り越えること、細部を読む、絶望と希望と
現在：しらせ、聞くもの、再生
未来：正しきこと、権威、力
＜メッセージ＞
トマス＝アクィナス は『神学大全』で絶望こそが最大の罪であるということを述べている。「死」は、えてして絶望と解釈されがちだ。しかし、死とは再生の始まりでもある。もうすぐくる冬至、すなわち太陽の「死」と「誕生」（このことから、24日の夜から25日にかけては、