今日のタロット:来るべき太陽を生かすために
<キーワード>
過去:真なる祈り、朝日、過ぎ去りしもの
現在:熟考、静けさ、豊さ
未来:新しい旅立ち、昼間、純正
<メッセージ>
私が、いわゆる「逆位置」を採用しない理由は「カードの中にはネガティブなことポジティブなこと、どちらも表現されている」からである。解釈は単なる答え合わせではない。それは、一見ネガティブな意味を持つカードを見るとよくわかる。「死」のカードは、恐ろしげな死神に目を奪われがちであるけれど、祈りのカードでもある。死を目の前にして、たどり着く先が、真の祈りであるとすれば、背後にある太陽はおそらく朝日なのだ。とすれば、これは希望のカードでもある。であるならば、「女教皇」のカードの持つ静けさは朝の祈りの時間を表したものではなかろうか。この読書の時間があるからこそ、「太陽」が生きてくる。いわばこれらの三枚のカードは成長の物語なのだ。
なお、「逆位置」を採用している方は、その方のやり方があるので、それはそれで尊重されるべきでしょう。
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