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てのひら小説作品集

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愛媛の作家によるてのひらサイズの短い小説。 500文字以下の小物に印刷したら映えるサイズ。 それが「てのひら小説」です。 1000文字超えてても2000文字以上でも「いや、これが…
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2020年1月の記事一覧

てのひら小説16話勇気

フロアのすみで息をひそめ目立たないように膝をかかえた。透明人間になりたかった。せせら笑い…

てのひら小説17話「磨く」

てのひら小説18話「モチベーション」

てのひら小説19話「ゆがみ」

てのひら小説20話「嘘とはほんとは」

てのひら小説21話「秘密のヒーロー」

再生

てのひら小説22話「模擬面接」

てのひら小説23話「配られたカード」

美人で優しい彼女は 皆の人気者。 ちんけな私は せめて彼女の 応援団になって 笑顔のおこぼれ…

てのひら小説24話 母

心配そうに何度も僕を振り返った。目が合うと笑顔を返してくれた。僕は貴女に追いつこうと足を…

てのひら小説25話「道後温泉快復の旅」

てのひら小説26話「道」

突然道が二つにわかれた。 途方に暮れる僕の横を 沢山の人が通り過ぎてく。 出遅れたのを認め…

てのひら小説27話「花束の目的」

笑顔で受け取ってくれてたから 調子に乗った。 喜ばれてると勘違いした。 毎日君に花を届けた…

走っては転び飛びあがって躓きノープランなマイライフ。幸せにならなきゃ。ある日突然そう気づき人生の目的を探し始める。そびえ立つ山。果ての星。あまりの遠さに動けなくなった。どんなに素敵なプランでも萎縮するなら意味がない。目の前の小石を弾いて進もう。丁寧に生きる。それが幸せへの第一歩。

かなり頑張ってきたからね。私はここまでって気づいてる。やめないのはこれがやりたいことだから。好きだから。初めて本音を言ったけど周りの人には散々言われたよ。才能ないよ、って。でも同意する必要ないでしょう。やめないんだから。いつか花開きますからって。笑顔の嘘くらいついていいでしょう。